こんにちは☺
今回は発達の段階について、特徴的なものを取り上げて、出来るだけわかりやすくお話したいと思います☺
保育や子育てでは、
個々の子どもが、今どの段階にあるのかを理解することがとても重要です。
そのため、幼児の特徴的な発達の過程を段階別に見ていきたいと思います☺
〈動画版〉
発達の第1段階
思考や自我の発達の特徴が最初に特に現れるのが、1歳後半ごろです。
この第一段階を1次元可逆操作の時期といいます。
以前から思っていたのですが、難しい表現で正直、もう少し何とかならないかなって思いますが😓、
辞書では、
参考
〈はじめまして。 子どもの発達と保育と生きる力です!!このアカウントの目的は、4つあります。
・見るだけで、子どもの発達や保育の理解が深まる動画です。
・発達を理解することで、不適切な保育を防ぐ、子ども主体の保育講座も行っています。
・保育現場の課題や現状を発信して、問題の解決を考えます。
・子育ての参考にしていただける内容でもあります。→リンク〉
発達の第2段階
2歳になりますと、思考や自我が2次元の時期に入ります☺
点と点が繋がり線になったものが集まって、面になるイメージです。
今はよく漫画やアニメのことを2次元と呼ぶことが多いですね☺
私も2次元物が大好きですが☺、それはおいておきまして、
〈【子どもにお勧めの映画】『天気の子』は究極の子どものための映画と思えた理由〉
思考や自我が、平面の上をあちこちに動き回れるようになっていきます!
2次元の始まり
様々な経験を積むなかで、2次元的な思考が始まりますと、
様々な対比や対の関係性がわかってきます。
例えば、
『形って、〇とか□とかあるんだね!』とか『色って白とか赤とか青とかあるんだね!』、
あるいは『熱いな!』また別の機会では『これは冷たいな!』とか。
そして、”今”と”次”がわかるようになっていきます。
例えば、
『手を洗ってからおやつだね!』とか『次はお外で遊ぼう!』などです。
そして、対話や対比を意味する言葉を使うようになっていきます。
例えば、
『もうひとつ』『もう一回』『あっち』『ここ』『またこんど』
などです。
それに伴い、周囲がわかる言葉を使うことが増えていきます☺
2次元形成期
〈2歳後半〉
2歳の後半になりますと、より2次元の理解が定着していきます。
対の関係でも、良いと悪い、行くと止まるなど反対の意味が分かっていきます。
また、区別が進むことで名前、性別、クラスや自分と自分以外(先生、友達)の名前がわかってきます。
より意思や自我が明確になっていき、反抗します。
『嫌!』が増えますし、『もっと!(したい!欲しい!など)』『なんで?』が増えます。
大人に理由を聞いてその答えを聞き、納得します☺
質問と答えも対の関係ですしね!
2人組でのごっこ遊びが出来たり、自分でやろう!頑張ろう!という気持ちが出てきます。
こういう姿がある時に励ましや慰め、褒めるなどして意欲を育み、様々な体験を積んでおきたいですね!
〈3歳前半〉
3歳前半になりますと、他者の存在を意識しますが、抵抗がある姿もあり、全て受け入れるまでは至らず、葛藤があります。
他者と自分をより区別をし、自分のことを僕、私、など一人称で呼び始めます。
性差が出てきて、男児と女児の好みが分かれてきます。
ブロックや積み木などで構成遊びをしたり、イメージ力を使い、ごっこ遊びなどをするようになります。
出来るようになることが増え、手伝おうとしたり自分でやりたがります。半面、手伝われることに抵抗があったりします😓
2次元可逆操作の獲得期
〈3歳後半~4歳前半〉
3歳の後半になるとやってみたい!という経験の積み重ねから、身辺の自立が進み、ヒーローやプリンセスなど『~になった』”つもり遊び”が増えます。
なので、
また、同時進行をする”ながら行動”が出てきます。
そして失敗しても出来るはず!と繰り返しやろうとする姿が出てきますし、自分なりに考えた意図的な行動も増えます。
友達や年上の子どもを真似る姿がよくみられるようになります。また、年下の子どもの面倒をみようとする姿も出てきます。性差による嗜好の違いから、同性との遊びが増えます。
語彙がとても増えますが、ウン〇やおしっ〇などの下ネタを言いたがることがあります😓
下ネタもそうですが、共通の興味から、より友達を意識していきます。
時間の経過を感じるようになり、過去や未来を意識出来るようになります。
過去や未来を意識出来るようになると、一定の見通しが持てることになりますので、イライラしたり不安や緊張が軽減するということに繋がります。
大事なところに絞って、幼児期の1次元と2次元の可逆性の獲得について書いてみました。
また機会やご希望がありましたら、4歳後半や6歳前後の3次元についても書いてみようと思います☺
昔、療育を勉強し始めたころから頭に入っているはず!でしたが、改めて見直すと忘れているなと思いました😓
〈参考:「発達検討表」でみる 1次元可逆操作の深まり(1歳後半あたり)〉
ここまで【保育のねらい(1元可逆~)】1歳後半から現れる発達の特徴とは?(3段階中2段階)前半部分、をお読みいただきありがとうございました。
ご意見ご感想などございましたら、コメントから頂けますと嬉しいです!
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。