こんにちは☺
今回取り上げる内容は、こども家庭庁が企画しています、こどもまんなか家族の日写真コンクールについて、です☺
それでは早速、この企画の内容から見ていきたいと思います☺
こどもまんなか家族の日写真コンクールとは?!
詳細はこちらの募集HPを見て頂くとわかりますが、
やっぱり、家族っていいね!
あなたのあたたかい気持ちを写真にしてご応募ください。
とタイトルにあります。
ということのようです。
具体的には、
この3つのテーマで写真を募集しているようです。
この企画自体、国がやることの意義があるのかなと思ってしまいましたが、気になるのはテーマ2のあったかファミリー部門(子育て家族の絆等)についてです😓
それのどの部分が問題なのか、考えてみたいと思います!
『理想の家族』という形態を国が全面的に肯定する危うさ
募集の内容に、作品例としまして、
とあります。
ただ、
それを国が評価することが問題だと思うのです😓
自分の家族に足りない部分を自覚的に意識してしまうだけではないでしょうか?!
そして、それは悪いことであり、自分のせい?!と感じないとも限りません。
また、家族に対してあたたかい気持ちを持てない子どもが居たとしたら、、
こども家庭庁は、この企画の子どもに与える影響を考えなかったのでしょうか?!また、そのリスクを指摘する『専門家』は居なかったのでしょうか?!
とても気になります。。
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現代の実際の家族形態
現代の一般的な家族形態はどのようなものなのかというと、
まず離婚率についていうと、
そして、祖父母の同居は、
また事実婚(婚姻届を提出していない状態で、夫婦と同様の関係を有し共同生活を送る方)についていうと、
事実婚についてはその性質上、数字として表れないケースも数多くあると思われます。
そして、国際結婚については、
ちなみに、国際結婚の場合の離婚率は、およそ5割となっています。
以上のことから、国が描くような『理想の家族形態』というものはもはや現実的ではなく、それぞれの形態でなんとか上手くやっているというのが実態ではないでしょうか。
実際の家族の形態から国がすべきことは?!
『家族』の現状から、様々な形態が『家族』にはあることがうかがえます。
実際に血縁関係が無くても、家族的なものが子どもの育ちには、とても重要なのはその通りだと思いますので、『家族』を維持するのに人が足りないなら、すでに存在しない家族をいつまでも求めるのではなく、保育士やベビーシッターなどの他人の大人で補いやすくする、お金が足りないなら、公的扶助で十分に支援することではないでしょうか。
ありもしない『理想の家族』という形に拘るために、子どもは傷つき、実態とかけ離れた政策で、『いつまでも家族になれないままの家族』が存続することになります。
まとめ
いかがだったでしょうか😓
〈保育士配置基準改正を阻んでいるのは家族主義?!〉
そして、今回のような企画は、こども家庭庁が行わなくても、地域の自治体や保育所でも出来るような企画だと思いますし、むしろ個々の『家族』と密接な関係性でもありますし、そちらの方が向いていると思います。
そのような表面上の子どもの福祉のような仕事よりも、もっと大事な仕事がこども家庭庁にはあると思うのですが、、
また、6月の保育の内容でも書きましたが、私は父の日や母の日のイベントがあまり好きではありません。
ですので、このような企画をする場合、子どもの受け止め方が様々にあり、メリットのある子どもと何かしら後ろめたさを感じてしまい、ナーバスになる子どもが混在してしまいます。
こども家庭庁には、いつまでも『理想の家族』を求めるよりも、現実に居る保育所の多様な子どもたちにも、もっと目を向けてもらえたらと切に願います。
※もし仮に、国の言う三世帯同居の『理想の家族』を求めたいのであれば、親子の絆を復活させないといけないでしょうし、今の保育や教育、子育てを全面的に見直さないといけないでしょうね。
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最後まで【保育のニュース】こども家庭庁のこどもまんなか家族の日写真コンクールは子どものためになる?!をお読みいただきまして、ありがとうございました🙌
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〈子どもが困らないように国がもっと手を差し伸べて欲しい ここま〉
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