保育士のために毎月の保育

9月の保育アイデア!子どもたちが夢中になる9月の行事と活動のヒント

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保育士のために

こんにちは☺

いつも子どものみかたブログをお読みいただきまして、ありがとうございます!!

 

今回は、猛暑の8月を経て、まだまだ残暑が厳しい秋の9月を迎えるということで、9月の保育の内容について考えてみたいと思います☺

〈8月の保育の振り返り〉

【保育のねらい】8月にすると有効な保育とは?!
8月に行うと有効な保育の内容や行事を考えてみました。暑い日々が続きますので、保育士自身も休息を取ることも大切です。野球の日など、面白い記念日を活かすことも出来ます。

 

という季節は、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、そして収穫の秋などと言われます☺

 

それら、活動がしやすい季節の『秋』をテーマにした、保育の行事が良さそうですね☺

 

それでは、具体的に9月に行うと有効な保育の内容を見ていきましょう!

 

秋の保育

9月は秋の始まりで、自然や季節の変化を感じることができる時期です。そこで、以下のような保育の内容や保育の行事をおすすめします。

秋の収穫祭:

9月はさまざまな果物や野菜が収穫される時期です!

子どもたちには、近所の農家さんやスーパーなどから購入した、新鮮な食材を使って、おいしい料理やお菓子を作ってもらうのはいかがでしょう。年長になったら、食材の名前だけじゃなく、特徴、栄養素など機能も教えて、食べ物に対する興味や感謝の気持ちを育てます。また、作った料理やお菓子は、仲間や先生と一緒に分け合って食べます。これによって、協力や共感、コミュニケーションなどの社会性も養います。

協力しての料理やお菓子作りは、コロナウイルスの感染対策をした上で、仲間意識が生まれる、4歳後半以降に一緒に行うと、保育のねらいとして適切かもしれません☺

 

秋の散歩:

9月は気温も過ごしやすくなり、外に出るのに最適な時期です!

子どもたちには、近くの公園や森などに行って、秋の自然を観察します。その際には、落ち葉やどんぐり、きのこなどを拾って集めたり、虫や鳥などの動物を見つけたりします。そして、それらの名前や特徴、役割などを教えて、自然に対する知識や好奇心を深めます。また、自然の中で遊んだり、自然についての歌を歌ったり、絵本を読んだりします。これによって、感性や創造力、表現力などの豊かさも育みます。

他には自然への興味関心が持てるように、ネイチャーゲームのような遊びや、自然の素材を使った工作や造形活動なども、発達に合わせて取り組めると自己表現の機会にすることが出来て、楽しく取り組めると思います☺

秋の運動会:

9月は体力もつきやすくなり、運動するのに最適な時期です!

子どもたちには、園庭や体育館などで運動会を開催することが出来ます。その際には、個人競技や団体競技などさまざまな種目を用意して、子どもたちの能力やタイプに合わせて参加してもらいます。そして、勝ったり負けたりすることを通して、ルールやマナー、努力や挑戦などを教えて、運動に対する楽しさや意欲を高めます。また、応援したり励ましたりすることで、仲間意識や協調性などの友情も育みます。

勝ち負けのある取り組みについては、子ども同士では5歳以降を目標にして、最初は大人を相手に勝つ!経験から始めると、意欲や自信になり、今後自分の力を自己知覚した上で、友達同士で楽しむことに繋がっていくと思います。年少辺りまでは、個々の力に応じて、運動の取り組みに対して、楽しく興味を持ってチャレンジが出来るように設定することが大切です。

 

記念日や祝日

次に9月にある主な3つの記念日や祝日を保育の行事にするとどうなるのかを考えてみたいと思います☺

 

防災の日:

まず、1日の防災の日ですが、この日は1923年に関東大震災が起きた日であり、自然災害に備えることの大切さを伝える日です。保育園では、定期的に防災訓練を行ったりしていますが、防災グッズを作ったりすることで、子どもたちに防災意識を高めることができます。また、防災絵本や防災カードゲームなどを使って、楽しく防災知識を学ぶこともできます。

年長になりますと、物事の背景を考えるようになりますので、自然災害の怖さや対処方法を具体的に伝えることで、将来自然災害が起きた時の心構えを持つことが出来ます。それまでは、あまり怖さを強調して伝えると、怖さばかりが頭から離れないようになる可能性があり、注意が必要です。

 

敬老の日:

次に、第3月曜の敬老の日ですが、この日は1966年から始まった祝日であり、高齢者に敬意を表するとともに、長寿を祝う日です。

保育所では、この日に近所の高齢者の方を招待してお茶会をしたり、手紙やプレゼントを贈ったりすることで、敬老の気持ちを伝えることができます。例えば、どのような日かを説明した上で、子どもたちが自分の好きなことや将来の夢などを書いた手紙や絵を送ったり、手作りの花束やアクセサリーなどをプレゼントしたりすることができます。

また、高齢者の方から昔話や歌などを聞いたり、一緒に遊んだりすることで、世代間交流を深めることもできますし、地域にオープンな保育所を目指す一環にすることも出来ます。

あと、

保育所でご家庭の祖父母に感謝するという取り組みをする場合は、注意が必要です。

 

祖父母と両親の関係性もありますし、今の時代は同居していないご家庭も多く、同じように取り組むのはふさわしくないので、各ご家庭にお任せするのがいいと思います。

地域の高齢者の方と伝承遊びや絵本の読み聞かせなど、交流という形が好ましいのではないでしょうか。子どもと交流出来るということが、何より一番の敬老になるのかもしれません。高齢者に敬意を表すというのも、幼児期初期の場合、あまりピンとこないと思いますので、年長になって、長生きの意味がわかり、高齢者の方から、長く生きてきた中で、苦労したことやその苦労をどのように乗り越えてきたのかを話してもらったり、聞きたいことを質問をしてみるというのがいいのかもしれません。

 

秋分の日:

最後に、23日頃の秋分の日ですが、この日は春分の日と同じく天文学的な現象であり、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

この日は古くから先祖を偲ぶ日とされており、お墓参りや供物などの風習があります。保育所では、この日に自然観察や収穫祭を行ったり、秋の食べ物や文化に触れたりすることで、子どもたちに季節感や感謝の気持ちを伝えることができます。例えば、落ち葉やどんぐりなどを集めて観察したり、さつまいもや栗などを収穫したりすることができます。また、秋の味覚や芸術に関する絵本やクイズなどを使って、楽しく秋の魅力を学ぶこともできます。

 

参考

〈はじめまして。 子どもの発達と保育と生きる力です!!このアカウントの目的は、4つあります。

・見るだけで、子どもの発達や保育の理解が深まる動画です。

・発達を理解することで、不適切な保育を防ぐ、子ども主体の保育講座も行っています。

・保育現場の課題や現状を発信して、問題の解決を考えます。

・子育ての参考にしていただける内容でもあります。〉

子どもの発達と保育と生きる力
はじめまして。 子どもの発達と保育と生きる力です!! このアカウントの目的は、4つあります。 ・見るだけで、子どもの発達の理解が深まる動画です。 ・発達を理解することで、不適切な保育を防ぎ、子ども主体の保育が可能になります。 ・保育現場の課...

 

その他の記念日

他にもユニークな記念日が存在します☺

 

2日は靴の日、
3日はグミの日、
9日は手巻き寿司の日、
12日は宇宙の日、
20日は空の日、
28日はパソコンの日

があり、他にもまだまだあります☺

 

私が考えます、これらの記念日に行うと有効な保育の内容は、

例えばグミの日におやつでグミを出して、グミについて調べて話をして、おやつに興味を持たせるとか、宇宙に関心がある子どもに対して辞典や絵本などを用意するとか、空の日に様々な雲や飛行機などについて調べておき、より深く興味がわくようにするなどが考えられます☺

 

全体に提示するか、個別に用意するかは状況や子どものタイプによって変えるといいのではないでしょうか☺

あくまでも楽しく、興味や関心を広げるためにしたい行事ですので、興味が持てなかったり、好きではないのに無理に取り組ませることは、避けた方がいいと思います。

 

まとめ

以上が私が考える、9月にすると有効で楽しい保育の内容や保育の行事です☺

 

これらはすべて、子どもたちの発達段階や個性に応じて調整したり、工夫したりすることが必要です。また、これらはあくまで一例であり、他にもさまざまなアイデアがあると思います。他にアイデアがあれば、コメントで頂けたら嬉しいです☺

 

保育者としては、子どもたちが新しいことに興味を持ち、そこから学び、挑戦して、自信や今後の生きる意欲に繋がる保育を提供できたらと思います☺

 


最後まで【保育のねらい(9月)】9月にすると有効な保育の内容や保育の行事って?!をお読みいただきまして、ありがとうございました!!

もしご意見、ご感想などございましたらコメントで頂けますと、今後のモチベーションになり、とても嬉しいです☺

 

追記

9月は、長い夏休みも終わり、学校が再開される時期です。このような時期に特に落ち込む子どもが居ます。子どもの周辺の大人の方は、子どもの様子がちょっといつもと違うなと感じたら、少し気にして頂けたらと思います。

 

告知

〈「ここま」は、困っている子どもたちを支援するための保育投稿サイトです。わからなかったり、参加出来なかったりして困っている子どもが放置され、それが引きこもりや非行に繋がることがあります。保育者の皆さんの実践や成功体験を共有し、困っている子どもたちの成長を支援します。共に、困っている子どもの未来を育てましょう。〉

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