【はじめての保育士も安心!楽しく学ぶ10のオンライン保育講座】の最初の講義、講義1:理想の保育士像を探るの内容のご紹介です。
毎年、保育士資格試験が夏と冬の2回あり、年明けに実技試験が行われています。
(神奈川県では地域限定ですが、2018年から保育士試験が年3回行われているようですね。)
数年にもわたって保育士になる夢のために頑張ってこられた方もいらっしゃるんだろうなと思います。
それでは、新人保育士さんが安心して保育現場で働けるための10の講座の第一回目をご案内させていただきます☆
講座1:理想の保育士像を探る!
講義1 理想の保育士像を探る!
まず最初に、自分が目指す『保育士』像を明確にすることから始めましょう。
『私って本当に保育士に向いているのかな?』という不安や、『自分にも保育士になれるのだろうか』といった疑問、さらには『私の考える理想の保育士像は現実の保育現場で通用するのだろうか?』といった漠然とした悩みを抱える方もいるでしょう。
子育てに関しても、『私に子どもを育てる力はあるのだろうか?』とか『今の子育て方法は正しいのだろうか?』という疑問が浮かんでくるかもしれません。
これらの漠然とした不安を払拭するためには、自分自身が今、どんな保育観や子育て観を持っているのかを知ることが大切です。
なぜなら、自分自身の保育観や子育て観が、実際の保育や子育てに大きな影響を与えるからです。
私は保育現場で長年働いてきましたが、実際の保育士の中には、自分を客観視することが難しい方も多かったように感じています。
個人的な価値観が強すぎると、独自の保育スタイルや、偏った保育が生まれることもあります。
また、何かがおかしいと感じていても、なかなか改善できないこともあります。
だからこそ、保育士である前に、一度自分自身がどのような人間なのか、そして目指す『保育士』としての自分がどのような姿になりそうなのかを考えることが重要です。
子どもが望む保育士
自分自身の性格や保育士としての特性を見極めたら、次は子どもたちが求めている理想の保育士像に焦点を当ててみましょう。
例えば、0-1歳児の子どもは(子どもたちは「保育士」という存在を認識していないでしょうが😓)保育士に一体、何を求めているのでしょうか?
それを理解するためには、年齢ごとに異なる子どもたちの発達段階を知ることが重要です。0-1歳児の場合、彼らは基本的な生活の安全と安心を求めています。
それは、包まれるような温かい雰囲気や、食事や睡眠、清潔な環境を提供することです。彼らはまだ言葉で意思を伝えることができませんので、保育士は彼らの行動や表情を見て、彼らの欲求や感情を理解し、適切に対応することが求められます。
子どもたちは、保育士からの安心感や信頼を必要としています。そのため、保育士は常に子どもたちと密接に関わり、彼らのニーズを理解し、適切なサポートを提供することが求められます。
このような視点から、子どもたちが望む理想の保育士像を探求していくことで、より意義深い保育者としての自己認識を深めることができます。
自分のなりたい保育士
自分がなりたい保育士像が見えてきたら、次はその理想に向かってどのように成長していくかを考えてみましょう。
最初は皆、子どもに優しい保育士になりたいと思うものです。
私もそうでした(笑)
しかし、保育の現場で経験を積むにつれて、その理想も大きく変わっていくことに気づきました。
自分が優しい保育士になりたいと思ったら、まず「優しい」とはどういうことなのか、という問いに答える必要があります。そして、もし優しい保育士が存在するとしたら、そのためにはどのようなことが必要なのかを考えてみましょう。
このプロセスを通じて、自分自身の成長や学び、そして理想の保育士への道のりがより明確になってくるでしょう。
https://komaranaisekaiforkids.net/2022/10/17/hoikukouza-kansou/
最後まで「はじめての保育士も安心!楽しく学ぶ10のオンライン保育講座」の講義1:理想の保育士像を探るをご覧いただき、誠にありがとうございました。
皆さんのお申込みやご意見、ご感想をお待ちしています。どんなことでもコメントでお知らせいただければ、大変嬉しいです。
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。