アニメシリーズは中途半端にしか見ていなかったのですが、
劇場版がとても評判になっていましたので、気になっていました☺
アマプラで見られるようになりましたので、早速見てみると、
保育にも重なるところがあるなって、、😓
あらすじ
少しネタバレをしながら、物語をお話しますと、
まず、幼馴染の男女がいて、
子どもの頃に女の子(折本里香)から『大人になったら結婚するの!』と言われます。
『するの!』っていいきる自己中なところがいいですね☺ 3歳くらいでしょうか。
それに対して男の子(乙骨憂太おっこつゆうた)の方はハッキリとした返事をしたわけではないのですが、
まんざらでもないようで☺
軽い呪いにかけられていますよね☺
いや、魔法というべきかも?!
そんなある日、
失意の男の子はとても落ち込み、人生に影を落とすことになるのですが、
そのエネルギーはとてつもなく、高校生になると憂太をいじめる相手に重症を負わせるなど、どうにかして成仏し、あの世に送る必要が出てきます。
その折本里香のとてつもない力を利用しようとする輩が出てきます。
それが夏油傑(げとうすぐる)です。その力を使って世の中を支配しようとします。
それを防ぐために、友人が立ち上がります!
そして、、
というような感じが大雑把ですが、あらすじです。
この劇場版呪術廻戦では作者(芥見下々さん)は何を言いたかったのでしょうか。
そのメッセージを私なりに考えてみました☺
第1のテーマ純愛
この作品のテーマの一つはあらすじでもお話ししました、幼馴染からの純愛だと思われます。
幼馴染でお互い好きになり、そのまま結婚って、今の時代にあるのでしょうか😓
もしあったとしても、お互いいろんな方と出会い、紆余曲折を経てまた再会して!というのなら、可能性としてあるのでしょうね。
でも、幼い時期に冗談か本気か、本当に意味を理解していたのかはわかりませんが『結婚しよう!』と言われ、そのまま気持ちを切らさず、ゴールするってほぼ不可能なのかもしれません。
作品中でも思いは続いていても、年齢的にも?!結婚まではしていませんが😓
現代のような、SNSやネットにより出会い自体は自由でとても気軽に可能になった中では、結果的になかなか難しくなったであろう、
を見せたかったのでは?!と思いました。
それは、亡くなってこの世に居なくなってもなお、恨みにより取り憑いた間も『幸せだった』という言葉を残してこの世を去っていく里香の姿であったり、、
第2のテーマ友情
週刊少年ジャンプの理念というか、テーマに友情・努力・勝利というものがあったりしますが、その中の友情も強調されています。
のような意味があります。
簡単には壊れない、人と人との深い関係性とも言えるでしょうか。
作品中では、五条悟の友達だった夏油傑(げとうすぐる)が道を外し、裏切りとも思える行動をしていきます。それを正すために立ち上がるのですが、最後の最後までは追い込まずに、許します。
まさに、それこそが本当の友情ではないでしょうか。
とても素敵だなって思います。
このような姿に、見た人は心を打たれるのではないでしょうか。
“あなたが考えることはそうなんですね、それは理解しますし尊重します。と同時に私はこう思います。”
そんな単純なやりとりがとても難しくなっています。
私は何が正解かは、厳密には人間にはわからないと思うんですけどね😓
神様でもない限り。。
私の意見やこのブログも正しいとは限らないと思っています。
でも、
なので、
そのようなメッセージを感じました。
究極の人間関係?!
第3のテーマ絆
この作品のテーマと思えます『絆』ですが、元々絆というのは、動物をつなぎ留めておくものの意味として使われていました。
その意味から、しがらみ、束縛、呪縛という意味もあります。
『絆』は呪術廻戦の底辺にあるテーマのように感じます。
みたいなね。
呪縛とは、
とあります。
あまりに強い思いや考え方を相手にぶつけると、それが呪いとなって相手を縛り苦しめることになるということかなって。
呪術廻戦のテーマを保育的にみてみると
保育で呪いになることというと、自分の理想の保育を強く相手に強要するということになりますでしょうか。
例えば、
保護者の方に、
などと指導することでしょうか。
保護者の方にも意思や考えがありますし、子育ての能力も環境も価値観も様々です。
それは呪いによって相手を心理的に束縛し、追い込むことになっている可能性があります。
私はもしこのような指導を保護者にしないといけないとしたら、相手をまずみて保護者の性格や考え方、生活環境、健康状態などを含めて評価してから、お話しするようにした方がいいと思っています。
そうすることで、支援するレベルや話し方や伝え方が違ってくると思っています。
あるいは保育では、
などと相手の考えや意思を最初から否定し、ないものとするみたいなことでしょうか。
自分の想いや考え方を他人から頭ごなしに何の説得も説明もなく変えさせられる行為は、人格を否定することにもなり、パワハラの可能性もあります。
人間関係で退職を余儀なくされる多くの保育士は、このようなパワハラや強要のような行為が行われている結果なのではないでしょうか。
同時に、
例えば、
などなど、各園に特色があっていいと思っています。
むしろあった方がいいと思っていて、どれか特定の手法を全部の園に押し付けるとなりますと、問題になると思っています。
私は子どもを虐待や差別的扱いをしなければ、どれが正解かはわからないと思っています。
ただ、園全体の方針に合わなければ、方針が合う園を出来るだけ早めに探される方が、お互いに呪いとならず精神的な健康を守るためにいいと思います。
虐待や人権侵害は保育以前の問題で、そのような行為は子どもを守るため、すぐにやめさせる必要があるとは思いますが、日々の保育については誰かの強い意志や声が大きい人の考えのみが採用されていくのでは、多様な子どもたちが居る中で多様な保育をする上で不健全だと思うのです。
※教育の自由とは(憲法23条学問の自由)
まとめ
かなりアニメの内容から逸れてしまった感も否めないですが😓
『絆』は保育でも保育士同士をつなぐ、連携や集団保育においてとても大切な要素にもなりますし、逆に一方的なものになりますと、それは保育士の心理を縛る呪いや恨みともなり得ます。
人は自由であることが一番尊いことだと思うのです。
このことが一番この作品の根底にある考え方なのかなって。
お勧めポイント
この作品のお勧めなポイントを整理してあげるとすると、
みたいなところでしょうか☺
あとは皆さん感じられると思いますが、あの憂太というキャラクターですが、
エヴァのシンジくんと重なりますよね。
声はそのままですし笑
気になる方は、ぜひ確認してみてください!
あと、その憂太の声優緒方さんが、夏油傑と対峙して倒す際に、
『一緒に逝こう』というセリフを『結婚しよう』と言うつもりで言ったと話されています。
そのセリフにも一緒に戦った相手との友情と絆を感じます。
そのセリフにも注目して頂けたらと思います☺
対象年齢
化け物を除霊?!するシーンがやや残酷ではありますが、最近はその辺の基準って曖昧というか、緩めなのかなって😓
昔は割とありましたが、最近また緩くなっているような、、
子どもに与える影響はどのようなものになるのか気にしたいところですが、友達同士の繋がりが強くなってくる、小学校3,4年生からとても楽しめるのではないでしょうか。
ここまで【【子どもにお勧めの映画】劇場版呪術廻戦0を子どもが見たらどうなる?、をお読みいただき、ありがとうございました。
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