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【子どもの福祉】『子どもは欲しい!だけど、育てるのは嫌!』についての考え方は?!

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保護者支援 子どもは未来

こんにちは☺

 

いつも子どものみかたブログをお読みいただき、誠にありがとうございます🙌

 

今回は、ある起業家?!の方が発言されました『自分の子どもは欲しい!でも、育てるのは嫌!』という発言に関して、私なりに考えてみたいと思います☺

 

少子化で、将来社会を支える人が居なくて不安なので、どのような形でも子どもを増やす必要がある!ということもありますが、自分で育てずに、自分の子どもを設けることのメリットデメリットを考えてみたいと思います☺

 

自分で育てたくないと思う背景は?!

それでは、自分で自分の子どもを育てたくないと思う、背景はどのようなことが考えられますでしょうか?!

 

私が支援した保護者のケースや、見たり聞いたりしたケースを上げてみようと思います!

 

子どもが嫌い
子育てが苦手
子育てにモチベーションが持てない
責任が重い、一人が楽
一生縛られるのが嫌

 

などがあげられます。

 

他にもあったら、コメントで教えて頂けますと、とても嬉しいです☺

 

一般的には、多かれ少なかれこれらの気持ちはあるのかもしれませんが、我が子のためには我慢が出来る!という方が多いのではないでしょうか。

 

でも、だからといって、自分で育てたくない!という人を責めることは出来ないと思っています!

 

親といっても、それぞれに子育ての能力も違えば、思想も違います。

 

我が子なんだから、無条件に愛せるでしょ!とか実の親が育てるべき!という方も居るとは思いますが、嫌いだったり、苦手なのに無理に子育てを強要しても、子どもにメリットはありません。

 

逆に、大きな不利益を被ることさえあります。

 

子どもが嫌い、苦手な人について

子どもが嫌いだったり、苦手だったりする人は、一定の割合で存在します。

 

誰もが子どもを好きであるべき!というのは、個人や人格を尊重していないことになるので、とても危険な考え方だと思っています。

 

私は、子どもが嫌いとか苦手と公言出来る方は、まだいいのかなと思ったりします😓

 

逆にちょっと心配になるのは、子どもが苦手で関わり方が上手ではないのに、自覚していない親が居ることです。

 

我が子に対して、自分には愛情があるから、良かれと思ってしているんだから、子どもはそれを受け入れるべきだし、ありがたく思わなければいけない!というような見方をされていることがあります。

 

そんな親には、子ども視点で助言が出来る人が居ないと、子どもにとってリスクが高くなります。

 

その場合は、子どもへの愛情というよりも、子どもを自分の想い通りにしたい!という欲求を満たしたいという、自己愛である可能性があります。

 

それを担うのは、保育士であったり、教師であったりするのでしょう☺

 

なので、親同士の繋がりや親戚などの助けがない場合は、子育て支援の存在がとても大きな役割を果たします。

 

そして、子どもが嫌い、苦手ということを自覚している方のその理由はと言いますと、

 

子どもは想定外で理不尽なことをする
幼い言動が受け入れられない
高い声や泣き声が嫌
テンションが高いのが嫌

 

などが考えられます😓

 

まだ他にもあるかもしれません。

 

これらの理由を考えますと、

 

聴覚の過敏さなど、感覚刺激の問題や社会性の問題が、親に持って生まれた個性としてあることが考えられます。

 

一般的な親が感じる我慢の限度を超えて感じてしまう方も、中には居るということでしょう。
社会性は、元々持たれている個性なのか、2次的に成長発達する過程でそうなったのか、どちらの場合もあるとは思いますが。

 

子育てにモチベーションが持てない

子育てにモチベーションが感じられない方の中に、知的にとても高いレベルの方が居ます。

 

このような方も、ある意味では元々社会性に課題を抱えた方という見方も出来ますが、

 

子育てが簡単に思えてしまう

 

のです。

 

子どもというのは、当然ですが自分よりも知的レベルが低いです😓

 

それに合わせることは、容易いと感じてしまい、モチベーションが上がらないということがあります。

 

例えば、

実際に子どもとじっくり遊んでみてください!とお願いすると、

 

とても上手に、子ども目線で関わり、冗談も交えながら楽しく遊ぶことが出来ます。

 

 

でも、それでは物足りないのです😓

 

私はそのような保護者の方に思わず、『保育士になれますよ!』と伝えたことがあるのですが、複雑な表情でしたので、誉め言葉になっていなかったのでしょうね😓

 

 

私が支援した方でそのようなタイプの方は、ほぼ出世意欲が強く、負けず嫌いだったりしました。

 

職場で同期の方や上司に仕事で負けたくない!とおっしゃる方も居ました😓

 

でも、当然ですが親子の関係を築くのは、とても難しいということになります。

 

このような親を説得し、子育てにモチベーションを感じてもらうのは、とても難しいことです😓

 

自分で手間暇をかけないで育つと、将来親子関係に問題が生じる可能性や、身近な親とのやり取りから学んでいない分、対人面や社会性に課題を抱えることになる可能性は、必ず伝えるようにはするのですが😨

なかなか伝わらなかったとしても、支援者としては子どものリスクを考えますと、伝え続ける必要はあるでしょうね。

 

 

愛情を持っていないわけではないし、何かあったら普通に子どもを心配もします。子どもの将来はよくあって欲しいですし、必要なものは用意もします。

でも、

 

自分が手間暇かけて育てるのには、どうしても抵抗があるのです。

 

私にはもっと他にやるべきことがあると思ってしまうのかも、、😓

 

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責任が重い、一人が楽

子育てには、当然ですが責任が伴います😓

 

様々な困難な場面がやってきても、子どもが上手く人生を歩めるようにしていかなくてはいけません。

 

それを背負うのはしんどいという気持ちです😓

 

これは今の時代、割とありそうです。

 

でも、子育ては親だけが背負うものではないと思うのです。

 

核家族化によって、祖父母を頼ることが少なくなった現状でもありますし、

 

もう少し、楽に考えて身内を頼ったり、保育士や知り合いに相談しながら、ベビーシッターや一時保育制度など、あらゆるサポート制度を使えばいいと思います☺

 

それらを安く、気軽に利用できるように、制度を整える必要があるのではないでしょうか。

 

しんどい時のサポートがあると感じられることで、子育ての負担感が軽減して、イメージも良くなるのかなと思いますがいかがでしょうか。

 

そうすると、一生縛られるのが嫌!というのも、解消されそうに思いますが、どうなのでしょうね😨

 

 

親以外が子どもを育てるには、どのような方法が考えられるのか

それでは、実の親以外が子どもを育てる場合、どのようなケースがあるのかを考えてみたいと思います☺

 

養子縁組
里親
児童養護施設
日中など、基本的には祖父母や親戚が育てる
日中などは信頼できる知り合いやベビーシッターなどに頼む

 

これらのケースが考えられます☺

これら以外にも、もしあればコメントで教えて頂けますと、とても助かります☺

 

寝食は最低限共にするのか、寝食も親以外がみるのかで分かれそうですね。

 

養子縁組と里親

ここで、養子縁組と里親の違いについて、説明をしておくと、、

養子縁組と里親は、子どもが生まれた親(生物的な実の親)と別の人々が子どもを育てる形態ですが、いくつかの違いがあります。

養子縁組:
・養子縁組は、法律的な手続きを経て行われる子どもの引き取りの形式です。
・養親となる人々は、生物的な親とは関係のない子どもを法的に養子として迎え入れます。
・養子縁組をすると、養親は法的に子どもの親となり、養子は法的な子どもとして認められます。
・養親と養子の間には、法的な親子関係が成立し、相続権や養育費の支払いなどが関わってきます。
里親:
・里親は、子どもを自分の家庭で養育する人々を指します。
・里親は、子どもの生物的な親が養育能力を持たない、家庭環境が不適切である、保護が必要な状況などの理由で、児童福祉施設や里親団体を通じて子どもを預かります。
・里親は、子どもを養育しながら、生物的な親との関係を保持しながら子どもを支えます。
・里親となる人々は、養子縁組のように法的な手続きを経る必要はありませんが、児童福祉機関との契約を結ぶ場合もあります。

 

要約すると、養子縁組は法的手続きを経て子供を養子として迎え入れる形態であり、養親と養子の間に法的な親子関係が成立します。一方、里親は児童福祉機関を通じて子どもを預かり、子どもの養育を行います。

 

児童養護施設

児童養護施設は、少人数の子どものグループを数名の支援者が交代で子どもと衣食住を共にして、養育する施設です。

 

自分で育てたくないから、児童養護施設を頼る前提で、自分の子どもを作るとなると、事前のリサーチが重要になるのではないでしょうか。

 

今は心理士が常駐していたりしますが、施設によって、厳しい規律や方針があったり、様々な事情を抱えた子どものグループでもあり、先輩後輩など縦関係が厳しく、気持ちが安らぐことが難しいこともあります。

 

ですので、より小規模で家族的雰囲気で穏やかに過ごせる施設を選べるといいのかもしれません。

 

ただ、保護者との面会には制限がありますし、保護者や子どものタイプや環境にもよりますが、必ずしも思い通りに会えるとは限らないと思います。

 

そして、原則的には18歳以降は退所になりますので、親元に戻ったり、自立して過ごすようになったり、支援施設で過ごしたりして、子どもや家庭環境によって様々な道を歩むことになります。

 

18歳以降になりますと、生活習慣の面では自立していると言えますので、あとは、自立した経済活動をどのようにしていくのか、親として考えておく必要があります。

 

施設で過ごす中で一番重要なポイントは、集団生活で自己肯定感を養えるのかというところだと思いますが、どのような人物かあまり知らない自分以外の大人と子どもたちに託すことになりますので、可能性として、必ずしも考えた通りに育つとは限らないと思っておかないといけないでしょうね。

 

祖父母や親戚を頼る

祖父母や親戚を頼って、自分の子どもを育ててもらうということは、今のように核家族ではなくて、複数世帯の同居が当たり前だった、昭和の時代には割と存在した形ですね。

 

いわゆる、おばあちゃん子や叔母さんに育てられたというパターンです☺

 

でも、今は離婚率の上昇から、再び増えているということもあるかもしれません。

 

この形ですと、気心が知れた身内でもありますので、意見がしやすいこととか、様子をいつでも確認できるというメリットがあります☺

 

ただ、親子関係は長い目で見ると微妙になる可能性があります☺

 

子育てが一番大変な時期を、おばあちゃんに任せていたよね!と突っ込まれた時、どのように返すのか、そう思われていても不思議ではないですし、結果将来、どのような親子関係になっても構わない!という、覚悟が必要かもしれません。

 

知り合いやベビーシッターを頼る

この場合は、謝礼金や利用料など、ある程度の経済力が必要になるかもしれません😓

 

それに、身内ではなく他人ですので、人柄や性格などを十分に把握された方がいいと思います。

 

この場合も、親戚を頼った場合と同じく、将来の親子関係が微妙で、ドライな関係になる可能性があります。

 

でも、子どものタイプや発達に添った子育てが出来る、優秀な方を見つけることが出来れば、子どもにとってはそれなりのメリットがありそうです☺

 

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どのような方針で育ててほしいのか

自分で育てたくない人の中には、自分は上手く育てられないから、専門性の高い人に育ててもらった方がいい!と考える人も居ます。

 

AIを使うともおっしゃっていましたが、

子育てロボットはまだまだ時間がかかりそうですが、ポッドのような、適切な日常会話をして、プラス子どもの知的好奇心や知識を増やす面では、人間が相手をするよりも、より正確で、個々の子どもの発達に添った、効果的なやり取りが出来る可能性は近い将来、あり得るのではないでしょうか。

 

子どもの社会性の発達に基づく、言葉のやり取りが可能なAIはちょっと興味があります☺

 

社会性の発達にやや偏りのある子どもなどのためには、そのような存在はとても頼りになるのかもしれません。

 

ただ、それでAIに『困ったら頼る』という愛着が持てたとして、それが『信頼できる人』の代わりになり、他人への関心に広がっていくのかという疑問があります。

 

他人は反応が読めず、それが時には理不尽に感じることもあるのが『人』ですので、AIに相手をしてもらうのが、余りに心地よく、依存的にならないかという。。

そうなると、人の中で生きていく社会性のためには、『人』の気持ちの波などの曖昧さや、時には失敗や間違いもする『人間らしさ』も必要なのかもしれません。

 

しかし、それもまたクリアーするAIが出てこないとも限りませんね😨

 

単なる私の妄想ですが😓

 

現状では、自分が考える育ちの通りに子育てをしてもらいやすいとなると、信頼できる身内や知り合いにお願いするということになるのかもしれません。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

子どもは欲しい!でも自分で育てたくない!ということについて、あれこれ考えてみましたが、

 

少子化問題は緊急の課題になっていることもありますが、

 

子ども嫌いで苦手なのに子育てをするリスクや、自分が子育てに合っているキャラクターではないのに、それに気付かずに子育てをしてしまうリスクを考えると、子育てが苦手だと自己知覚が出来た上で、親になるということも、あってもいいのかも?!と思ったりしましたが、皆さんはどうお考えになりましたでしょうか?!

 

個人的には、将来のリスクを出来るだけ小さくするために、子どもが欲しくて、子育てをしたくない方には、養子縁組を考えるのが、一番良い選択なのではないかと思います。

 

この国では、養子縁組がなかなか増えないという、また別の課題がありますが、、

なぜ里親・養子縁組制度が日本に普及しないのか? | 日本財団ジャーナル
日本には生みの親と離れて暮らす子どもが約4万5,000人いる。そのうち8割以上が、乳児院や児童養護施設で生活を送っている。

 

 

一般的な親子の関係性はある程度諦める必要がありますし、実の親として、子どもに会うことも制限されることはあるでしょうが、陰ながら応援することは可能でしょうし、自分の遺伝子を残すことは出来ます。その方が養父母に対して愛着関係が育ち、社会性も自然に育つ可能性が高くなると思いますが、いかがでしょうか?!

 

 

最後まで、【子どもの福祉】『子どもは欲しい!だけど、育てるのは嫌!』についての考え方は?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺

もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺

よろしくお願いいたします☺🙌

 

 

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