あけましておめでとうございます!
今回は、発達シリーズもついに最終回、6歳の主な発達についてです☺
6歳の頃って、もう幼児とは思えないような、半分小学生のようなしっかりした姿が見られますね!
ここで、5歳の主な発達を確認しておきましょう!
〈5歳の主な発達〉
などの姿がありました。
それでは、幼児期終盤の6歳の主な発達を確認しましょう!
2次元可逆操作から、3次元の形成期に入りますので、どのような姿が見られるようになるのか、とても楽しみです!
6歳の主な発達の姿
6歳の主な発達の姿です!
凄い発達の姿ですね!
私が特に気になる6歳の発達は、何といっても、
転倒に基づく対発生をし、『ことわりをしりそめし思考の力』として育っていく
というところでしょうか。
それでは、これらの第3の新しい発達の力の発生を活かした保育を考えていきましょう!
考えられる保育
6歳の主な発達から考えられる保育は、
まず初めに、
という発達を活かした保育としましては、
建築遊び:積み木や構築材料を使用して、子供たちが自分のアイデアや想像力を形にする機会を提供します。彼らが作り上げたものについて話し合い、他の子供たちとアイデアを共有することを支援します。大きな段ボールなどを使って、家や秘密基地を作ったり、サーキット運動のコースを子供たち自ら考える取り組みなども有効です。
日常のルーティン: 一日のスケジュールをビジュアルボードや時計を使用して子供たちに提示し、日課やイベントの予測を強調します。それによって、子供たちは時間の流れを理解し、見通しが立てられるようになります。
感謝の意識:子供たちに感謝の概念を導入し、日々の小さな善行に対する感謝の気持ちを表現する活動を組み込みます。日頃から、保育士同士や大人が子供に対しても、何かあったら感謝を示し、感謝される喜びを感じらえるようにすることが大切です。
次に、
という発達を活かした保育ですが、
その前に、
ことわりをしりそめし思考の力とは、、
6歳児のことわりをしりそめし思考の力は、興味を持ち、新しいことに対して好奇心を抱くことから始まります。彼らは環境からの情報や刺激を積極的に吸収しようとし、学ぼうとする態度があります。
ことわり(規則や概念)を知りそめし思考の力は、物事のルールや仕組み、基本的な概念に対する理解を深めようとする努力に現れます。たとえば、色や形、数などの基本的な概念を理解しようとします。
6歳児は既存の知識や経験だけでなく、新しい情報や経験にもオープンで、柔軟で創造的な考え方を示すことがあります。新しいアイデアや解決策を考え出す柔軟性が、ことわりを知りそめし思考の力の一部です。
ことわりを知りそめし思考の力は、自分の考えや理解を適切に言葉で表現できる能力も含みます。これは、他者とのコミュニケーションや自己表現において重要です。
遊びを通して様々な経験をし、それを通じて学びを得ることが特に重要です。例えば、ロールプレイや模倣を通して社会的な概念を理解しようとすることも含まれます。
そして、発達を活かした保育としましては、
安全な環境での冒険的な遊びや体験を通じて、転倒やバランス感覚を養います。例えば、低い遊具やクッションを使ったアクティビティ、バランスビームの利用などが考えられます。これにより、身体の感覚統合が促進され、物理的なスキルが向上します。
子供たちが自分で試行錯誤し、転倒を経験することを通じて、物理的な法則や自分の身体の動きに関する理解が深まります。保育者は子供たちが自分で考え、経験を通して学ぶことをサポートしましょう。
絵の具や粘土などを使用した造形活動を通じて、子供たちが自分のアイデアを形にし、感覚的な表現を行う機会を提供します。これにより、理ことわりをしりそめし思考の力が発展します。
転倒やバランスに関連する問題解決のゲームを導入します。たとえば、平衡感覚を活かした障害物コースを作り、子供たちにそれをクリアする方法を考えさせるなどが考えられます。また、シルエットクイズやスリーヒントクイズなど、物事を多角的に考え、想像しながら答える、様々な問題を解く取り組みも有効です。
姿見などの鏡やビデオを使用して自分の身体の動きや表情を観察する機会を提供します。子供たちが自分の身体に意識を向け、感覚や動きに注意を払うことで、自己認識が深まります。
グループでの体操やダンス、組み立てる作業など、他の子供たちと連携して動く活動を取り入れます。これにより、失敗や転倒、バランスなどに関する経験を共有し、協力の中で新しいアイデアや戦略が生まれることがあります。
次に、
という発達を活かした保育ですが、
まず書き言葉とは、、
そして、発達を活かしたほ保育としましては、
豊富な絵本や物語を使用して、子供たちに言葉のリズムや表現方法を学ばせます。また、感想や思い出など、物語を自分の言葉で語ることを奨励し、自分の感情や考えを表現する機会を提供します。
絵やクレヨンを使った絵画活動や工作、音楽やダンスを通した表現的な活動を通して、子供たちが自分のアイデアや感情を表現する手段を提供します。これにより、言葉以外の方法で自分を表現する力を育みます。
劇やロールプレイを通して、異なるキャラクターになりきることで新しい言葉を学び、表現力を豊かにします。子供たちが自分でストーリーや役どころを考え、演じることで創造力が刺激されます。
グループでの協力的な活動やディスカッションを通して、他の子供たちと意見を交換し、コミュニケーションスキルを発展させます。グループ内での協力や意見の尊重が言葉の獲得に貢献します。
手紙やメッセージを書く活動を通して、子供たちが自分の考えや感情を文字で表現するスキルを養います。友達や家族に手紙を書く機会を提供し、相手に伝えたいことを考えさせます。文字を書く能力は、幼児の場合個人差があり、取り組む際には注意が必要です。
言葉遊びやリトミックを通して、言葉の楽しさを体験させます。体を動かしながら、リズミカルで遊び心のある言葉の使用は、言語獲得を促進する助けになります。
次に、
という発達を活かした保育ですが、
まず、
そして、発達を活かした保育としましては、
各子供が異なる関心や強みを持っていることを尊重し、その中から自分自身の好みや得意なことを見つける機会を提供します。個別の興味を尊重することで、自分らしさを発見しやすくなります。
グループディスカッションや対話の活動を通じて、異なる視点や経験を共有し合う機会を提供します。これにより、他者の意見や感情に理解を深め、共通項的な理解が広がります。
子供たちが自分の興味を基にしたプロジェクトに取り組む機会を提供します。プロジェクトを通じて、自分で調査し、問題を解決し、成果物を作り上げることで、自らの学びを主体的に進める力が育まれます。
絵画、音楽、ダンス、劇など、異なる表現手段を通じて自己表現を促進します。子供たちが自分の内面や感情を多様な形で表現することで、多面的な把握が進みます。
自然や美術、音楽など、感性を刺激する要素が豊富な環境を提供します。感性を通して自分や他者とのつながりを感じることで、共通項的な理解が深まります。
子供たちに自己評価の機会を与え、自分の成長や努力を振り返る習慣を育みます。自己評価を通じて、自己教育力が発展し、自己形成視が促進されます。
次に、
という発達を活かした保育としましては、
個人差や個性があることも踏まえて、
身体的な発育が進む6歳児には、バランス感覚や協調運動を発展させる活動が重要です。例えば、体操、ダンス、ボール遊びなどのアクティビティを通じて、子供たちの運動能力を向上させます。
成長に伴って体重や体型が増える時期でもあるため、個人差も踏まえながら、必要な栄養の背景を説明しながら、バランスが取れた食事を重視します。食への興味や関心を通して、子供たちに健康的な食習慣を提供します。
乳歯の脱落が始まる時期でもあり、歯磨きや口腔ケアの重要性を理解させます。また、手洗いや整理整頓などの理由や効果を伝えることで、自己管理スキルや生活習慣の重要性について教え、身の回りのことを自分で行えるようにサポートします。
自身の身体が成長して変化していくことについて、理解を深めるための教育プログラムを取り入れます。身体の構造や働きに関する簡単な解説や絵本、映像などを通して、子供たちが自分の身体をポジティブに受け入れる力を育みます。
6頭身になるなど、身体の変化を楽しむ視点から、子供たちが自分を描いたり、体験を絵に描くなどの創造的な表現活動を取り入れます。これにより、自分の成長に対する理解が深まります。
感性やコミュニケーションの発達も進む時期です。音楽やリトミック、劇などを通して感性を育み、感情や意見を表現するスキルを促進します。
最後に、
という発達を活かした保育としましては、
まず、繊細の精神とは、、
とあります。
人間らしい、とても貴い発達の姿です☺
考えられる保育の内容としましては、
色、音、匂い、味など、各感覚に対する刺激を豊富に取り入れた環境を提供します。絵画や音楽、香り付きの材料を使ったアクティビティなどを通して、子供たちの感覚を刺激し、豊かな知覚体験を促進します。色、音、匂い、味などが混ざり合った姿を感じる取り組みなども有効です。
色鮮やかなアートや音楽の材料を使用して、子供たちが自由に表現する機会を提供します。感覚的な素材を使った手作りの工作やリトミックなどが、感性を豊かにする一助になります。
室内外で様々な自然の要素に触れられる環境を整えます。植物や花、季節の変化などを通して、子供たちが五感で自然を感じ、観察する機会を提供します。
子供たちが自分で興味をもち、学びたいと思う環境を整えます。学習材料や本、実験キットなどを通して、自己の好奇心を追求し、意欲的に学ぶ態度を育てます。
論理的思考や問題解決力を育むためのゲームやパズルを取り入れます。子供たちが考え、判断し、解決策を見つけるプロセスを通して、前頭前野の可塑性を活かした思考力を養います。
子供たちの感受性を尊重し、コミュニケーションの中で細やかな気配りや思いやりを育てます。集団での活動や対話を通じて、他者の感情や意見に敏感になることを促進します。
〈参考:子どもが保育所で困らないための保育集 ここま〉
まとめ
いかがだったでしょうか。
6歳の多角的な思考が出来るようになる姿は、素晴らしい!!ですね☺
物事や状況を理解し、それに応じて臨機応変に考え、対応しようとする6歳児は凄いです!
ただ、
もし、6歳の主な発達の姿から、楽しい保育を思いついて方がおられましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺
最後まで、【保育のねらい(6歳①主な発達)】ことわりをしりそめし思考の力とは?!6歳の主な発達を活かした保育って?!をお読みいただき誠にありがとうございました!
本年も、子どものみかたブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。
〈参考資料〉
file:///C:/Users/user/Downloads/AN00248863_58_15.pdf
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。