こんにちは☺ 子どものみかたブログです!
今回は、少し保育とは離れますが、若者の福祉と関係がありますので、今仕事を探すために使うアプリで常識になりつつある、タイミーについてワーカー視点からの良い点と考えられる課題について考えてみたいと思います!
今は公務員やそれに準ずる立場ではないので、私も少し使ってみました☺
タイミーとは
タイミーとは、、
タイミーは、2018年にリリースされ、いくつかあるスキマバイト募集サービスの先がけ的な存在として知られています。
良い所
そして、タイミーの特徴は次のとおりです。
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- 学歴や職歴を問わない求人が多く、職歴がない人でも仕事を見つけやすい
- 1日単位の単発仕事で、シフト制ではないため複数日拘束される心配がない
- 勤務終了後に報酬が確定し、登録先の銀行口座へ即日振り込み申請ができる
- 実際にその企業で働いたワーカーの評価やレビューを確認してから申し込むことができる
- 勤務先から認められた業務が「バッジ」として蓄積され、バッジを保有することで、お仕事のリクエストが増えたり、時給の高い求人が届きやすくなる
- 学歴や職歴を問わない求人が多く、職歴がない人でも仕事を見つけやすい
未経験でも歓迎!などのお仕事に限りますが、職歴や経歴がいらないとうことは、やりたい!を動機にして仕事が選べるということです!一度これやって見たかった!というような仕事を体験することが可能です。
個人的には、今後やってみたい仕事としては、選挙の投票会場に関する仕事とか試験の監督などにちょっと興味があります。
保育や教育関係の仕事なども、経験出来る仕事があります。
単発で仕事が終了したら即入金してもらえるというのも、すぐに報酬が必要な人や切羽詰まっている方には、有効ですよね。
レビューを見ながら過去に働いたことのある人の話を参考にして、仕事を選べるというのもワーカーとしてはメリットが大きいと思います。
仕事の具体的内容やハードさ、職場の雰囲気、企業の職員の方の指導方法などを知ってから、仕事を選ぶことが出来ます。
そして、企業から優秀だと認められるたびに評価が上がり、優秀なワーカーとして仕事を選び、働けるようになります。
あと、高齢の方や、仕事をリタイアした方にとっては、人生経験も積んでいますので、最初の段階でも失敗が少なくて済むかもしれませんし、今まで未経験のやりたい仕事にちょっと手を出してみようかということも可能で、とても有効ではないでしょうか。
高齢者になりますと、社会との接点が少なくなりますし、自分より年下の人間との関わりや、お金よりもまだまだ社会貢献が出来るということが、大きなメリットになるのかもしれませんね。
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〈【松本人志さん訴状取り下げから】週刊誌報道に対する受け止め方の基本的姿勢は、、〉

課題と思われるところ
これまで、ワーカーからみたメリットを挙げてみましたが、メリットとは裏腹に、それが逆にデメリットとなることもありそうです。
ワーカーとしての評価について
例えば、経験や知識が無くても仕事を選べるのですが、働いてみて向いていなかったり、力が及ばなかったりすると、ワーカーとしての評価は容赦なく下がります。
未経験者や無資格でもok!と歓迎されているようで、育成するつもりは無くて、実は即100%経験者と同じスキルを要求されるということは、割とあるようです。
通常の採用の場合は、最初はもし向いていなくても、経験を積み、慣れていくことでスキルも上がり、自分のパーソナリティについても理解してもらえるという段階があるものですが、タイミーなどの場合は、それは全く考慮されません。
ですので、自分がやってみたい!とか給料がいい!という理由だけで仕事を選ぶと、力が及ばなかったり、たまたま初回にミスをしてしまった場合に、問答無用で即BADの評価をされ、後に自分の選択肢を狭めてしまい、仕事を選べなくなることがあります。
これは、職業選択の自由をも奪われてしまうようなことにも繋がりかねないと思われます。
企業の評価やレビューについてですが、タイミーの場合ですが、企業のレビューを先にしないと、こちらの評価を受けられないという順序になっているようです。ですので、企業のネガティブな評価は、実際はあまり出来ないといえるのではないでしょうか。よほどのことが無い限り。この企業で働くのは一度限りで、ワーカーが2回目は無いと考えた場合は、企業のネガティブな評価も書きやすいのかもしれませんが、、その場合は、報復としてBADをつけられる可能性があるかもしれません。しかも、企業をワーカーが評価すると、企業側が誰が評価したのかわかってしまうようです。そのような仕様の問題もあり、企業の評価はおおむね高評価になっていると思われます。もっと率直なレビューが書ける、公平な仕様にした方が良いように思いますがいかがでしょうか。
そして、優秀と評価されたワーカーは、さらに可能性を広げられるということですが、一方で、初回から完璧を求められたり、一回一回評価されるということがあり、一つのミスや誤解でも、簡単にBADをつけられるというリスクがあります。
私のケースでも、職員の方によって指示内容が異なり、勝手に楽な仕事をしていたと評価されたようで、BADをつけられたことがあります。まだ初めたての頃でしたので、その時期にBADをつけられるというのは、相当なリスクになる可能性があります。
このような誤解を避けるためには、率直な企業のレビューを書けるようにするとか、初めの頃はよほどのことが無い限り、企業側もワーカーを甘めに評価するなどの暗黙のルールが必要だと考えます。
以前なら、企業というのは、仕事が一人前に出来るようになるために、時間や労力を使って社員を育てる役割りも含んでいました。それは、徐々に仕事仲間として受け入れ、人間関係を築き、組織の一員として良い仕事が出来るようになる!という意味でもありました。
それが、タイミーのように、どこの誰だかわからない人間に、仕事が出来ることのみにフォーカスをして仕事を依頼するようになると、そこに繋がりやコミュニケーションはありません。
もし、数回のミスや遅刻などで、タイミーなどから弾かれたワーカーがどうなってしまうのか、心配になりました。
再チャレンジを可能にするような社会全体の包摂性をさらに失ってしまうんじゃないかと、それが社会のリスクとなって跳ね返ってこないかなって。
若者の中には、タイミーなどでBADをつけられ選択肢を失い、いわばタイミー難民となって、学費や生活費のために、裏仕事や闇バイトに手を染めることもあるのではないかと。
まだまだ経験が未熟な若者であることや、自身の苦手さがあるがゆえの失敗や間違いはあるだろうし、中には、じっくり時間をかけることで、徐々に慣れて力を発揮する人も居ると思われるのに、、
タイミーを利用するほとんどの方が、本職を持っていて、その隙間の時間で働いているということですが、タイミー(など)頼みの方も一定の割合で居るのではないでしょうか。
そのような若者などに対しても、再チャレンジの機会を用意するということも、大事な企業の使命であると私は思いますし、タイミーなどのスキマバイトアプリの課題なのかもって。
労働時間と報酬について
また、単発で業務終了後、即入金してもらえるというメリットはありますが、仕事が早く終わることも割とあります。企業によっては、就業時間を長めに設定をしておき、実際は都合よく使われる可能性があります。早く終わったり、残業が発生することもあると予め記載されていますが、この部分はワーカーにとっては不利と言えるでしょうね。
そして、集合時間を就業時間よりも15分とか20分早く設定していて、その準備部分の賃金は払われないということがあります。着替え程度ならともかく、簡単な説明時間も賃金が発生しないことも割とあるあるのようです。
あと、交通費ですが、報酬の中に含まれると記載されていることがありますが、実際は交通費無しではないかと思える仕事があります。加えて、勤務時間や日数が限られているということもあります。
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今後の展望は
タイミーでの募集内容を眺めていると、男性のみとか女性のみとか明確に記載されていたり、求められる年齢層なんかも書かれている場合があります。
また、基本的には、経歴や学歴、知識などは問いませんが、中には経験者のみと限定されているようなこともあります。
この辺りも、必要性が高くてよほどの場合を除いては、改善出来る点なのかもしれません。
あと、どの企業もですが、遅刻やドタキャン、無断欠勤をしないということがとても強調されています。無断欠勤は、確かに社会人としては非常識なのはわかりますが、遅刻をしない!というのは、特に若者は最初は不安な方も居るでしょうね。
ですので、それを逆手に取って、今後は遅刻やドタキャンはある程度は認めます!という企業が出てくるかも?!
あとは、可能な限り継続的に仕事を依頼したい!ということになると、もっとコミュニケーションを取る機会を増やすという企業も出てくるかもしれませんし、育成期間の余裕を設ける企業も出てくる可能性があるのではないでしょうか。そのために継続的に働いてもらいたい人材と考えた場合、時間を取って、それこそレビューを率直にその場で聴き、人間関係も同時に築いていくという手段を取る企業も出てくる可能性があるかなと。
最後まで【若い労働者を守る】タイミーなどスキマバイトアプリのレビューをお読みいただき、ありがとうございました!
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