こんにちは。
子どものみかたブログにお越しいただき、ありがとうございます!
今回は、保護者も保育士も日々悩まされる、子どもが言うことを聞かない理由について!考えてみました。
どれだけアレコレ想像出来るかが鍵かなと思ったりします汗
その「理由の引き出し」が多い保育士は強い!
「子どもが言うことを聞いてくれない」——これは保育現場でも、家庭でも、よく聞かれる悩みです。
でも、子どもがそうなる理由って、実際いくつくらい考えられますでしょうか。
「いろんな原因があるかもしれない」とイメージできること。
それが、いい保育士に必要な視点なんじゃないかなと感じます。
どんな理由?!
- イヤイヤ期の真っ最中
大人の「ダメ」に反発して自己主張を始める時期。これも健やかな成長の証です。発達的には2歳辺りになりますが、他にも4歳や小学校3年生辺りの時期も自我が大きく発達すると言われています。 - 保育所以外のストレス
家庭での変化(きょうだいの誕生、引っ越しなど)や体調の不調が影響することも。 - 自我の芽生えが活発になっている
「自分でやりたい」「決めたい」という気持ちが強くなると、指示に反発することもあります。 - 大人の言葉が理解できていない
「片付けてね」や「順番を守ろうね」など、大人が思うよりも言葉の意味が伝わっていないことも。 - 別の先生との関係性の影響
他の大人から厳しくされた経験が、今の言動に表れているケースもあります。 - 周囲の友達の影響
仲間意識が芽生えると、友達の真似をして反発することも。これは集団の中で育つ過程のひとつです。
「なぜ?」がわかると、支援が変わる
こうして原因を多面的に考えることができると、対応の仕方も変わってきます。
たとえば、反発しているからといってすぐに注意するのではなく、
「この子は今、どんな気持ちでそうしてるんだろう?」と立ち止まって考えることができます。
その子の背景や気持ちを想像することで、声のかけ方も、関わり方も、子どもの現状に添ったものになるんです。
家族支援にもつながる視点
さらに、保育士としての役割は子どもとの関わりだけではありません。
ご家庭とのつながりの中でも、この視点はとても大切です。
子どもの行動の背景を丁寧に考えることで、
「実はこんな理由かもしれませんね」と保護者に伝えられたり、保護者と一緒に考えることで正解に近づいたり。
保護者のタイプに合わせた言葉選びや関わり方も出来るといいですね。
まとめ:子どもを“わかろうとする力”が、支援の第一歩
子どもの言動には、必ず理由があります。
それを「きっとこのせいかな?」「こういう可能性もあるな」と想像できること。
この“引き出し”をたくさん持っていることが、保育士としての力になります。
すぐに答えが出なくても、「考えようとする姿勢」があるだけで次に繋がり、子どもへのまなざしは変わっていくはずです。
◆今日のまとめ◆
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子どもが言うことを聞かないのには、さまざまな理由がある
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原因を多面的に考えることが、適切な支援につながる
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子どもの背景や気持ちに目を向ける姿勢が、保育士としての大切な力
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家庭との連携にも、その視点がいきてくる
「この子、なんでこうするのかな?」と立ち止まって考えること。
それが、よりよい関わりの第一歩です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも「なるほど」「そうかもしれない」と感じていただけたなら嬉しく思います。
これからも、子ども理解や保育の現場に役立つ視点を、わかりやすくお届けしていきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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