障害児入所施設の仕事内容と魅力を紹介したいと思います☆
なかなか実際に見たり聞いたりする機会ってないのではって思ったりします☺
仕事内容
障害のある子どもたちと、衣食住を共にするということになります。
朝起きて、夜寝るまで全てにおいてが支援の対象であったりします☺
掃除や洗濯
この仕事は障害のある子どもと生活そのものを共にする!ってことであって、、
それが大変ってことであり、やりがいってことでもありますが、、
ただ、私が今振り返って思うのは、掃除と洗濯に追われるのが保育士の仕事なんだろうかという、疑問があって、、
日々引継ぎは行っているんだけど、保護者との連絡や児童相談所との連携もありますし、子どもは日々変化するので、もっと詳しく話し合いながらですね。
掃除と洗濯を外部に委託したりできたら、どうなんだろう、、とかね。
やってるところはあるのかな?!
私が居た施設は老朽化が半端なくて、、
雨漏りする、空調が止まるなど当たり前!でした。
そういうメンテナンスや園庭遊具の調整、屋根上の枯葉の取り除きなどの環境整備の仕事もあったり、、
それは予算の問題が大きいですよね、、
事務
あと事務的なものも多く、個人のケース記録や入所者、ショートステイ利用者の利用料などの事務処理、日誌などもあります。
私の頃は、ショートステイの利用者と措置入所の子どもが一緒に過ごしていました😓
子どもたちの特性を考えると、かなりむちゃな過ごし方ではないかなと思いますが、、
私は事務処理が苦手で、、本当に苦労しました涙
今は電子マネーとか使えるのかもしれませんが、当時は領収書はすべて手書きで頭で計算をしていました。
子どもとの関わり
子どもの直接的な支援で言うと、、
私の場合は幼児、小学生の軽度、重度の障害のある子どものグループでしたが、
学校のある日は、、、
朝時間通りに起こして着替えとトイレを済ませて、朝食なのですが、かなり支援の必要な子どももいますので、着替えとトイレ、食事にも時間に余裕を持たせて動きます。
起こし始める時間も食事の1時間から1時間半くらい前から一人ずつ起こしていきます。まだ半分寝ていたりして、なかなか切り替わるのが難しいので、少しずつ覚醒してもらいます☺
ただ、ここでおトイレがまだ自立していない子どもも多いので、紙パンツの替えなどがあると、とても時間がかかることがありますので、本当に気持ちと時間の余裕が大切になります。
ちなみに職員もささっと隙をみて食事をしました。食事の様子は子どもによってさまざまで、なかなか進まない子もいれば、あっという間に済ませる子どもも居たり、、☺
味覚に敏感な子どもも居ますし、食器の操作自体が難しい子どもも居たりしますので、食べてもらうのにとても苦労しました。
そして、歯磨きをして学校へ行く準備をします。自分で用意するのが難しい場合は夜勤中に準備をして置き、必要な支援をしながら自分で出来る子どもはお弁当、教科書、体操服、着替え、学校からのお便りなど子どもと一緒に用意したりして、学校や幼稚園へ出発!
学校は支援学校が主でしたので、施設前で支援学校の送迎バスの到着を待ちます。 幼稚園へは施設の車で送っていました。 体調が悪い場合は学校をお休みして通院したり、学校へ連絡したりね。
気持ちが乗らず、施設前に行くまでに一波乱ある日も、、
敏感に察するんでしょうね😓
学校や幼稚園から帰ってきたら、お便りを確認したり、宿題、洗濯など家事を一緒にしたり、テレビを見たり、自由に過ごしたりいたします。
そして夕食です。一日の振り返りを子どもとしながら食事の支援をします。
食後は自由に過ごしたり、就寝準備、歯磨きの支援をします。
入浴はそれぞれに必要な支援をします。 体を洗う、お風呂につかってもらうなどですが、水遊びが好きな子どもは延々入って出ようとしませんが笑
就寝は夜勤担当と遅出の職員が支援します。割と寝るのが難しい子どもがいますので、添い寝したりして対応をします。 これがなかなか大変で、逆に目がギラギラして声も出して本当に寝るのが難しいタイプの子どもがいます😓
就寝後も定時にトイレに連れて行ったり、トイレの支援があると着替えをしたりします。寒いからか、冬場の方が寝やすかったかなって思います。
学校がある日はざっとこんな感じでしょうか?
何事もなく平和なら夜勤者でも寝ることが出来る時間は4,5時間はあったかな?って思います。
平和な日はあまりないですが、、苦笑
夜間でもいろいろと事件が起きるんですよね。。
学校のない日は、、、
私のグループは基本的生活習慣を正しく身に着けるってことが、主な支援内容でしたので、その場面が来たら子どもにあわせて出来ることを増やせるように支援するってことが中心でした。
また、中高生になりますと、それぞれに応じて、独立自活に向けた支援をするというのも大切になってきます。
施設行事の準備など
施設での運動会や遠足、お泊り行事もあります!
担当の職員がその準備や練習をしたりですね♪ 担当の先生はとても忙しくなります😨
魅力
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この仕事の魅力っていうと、、
長い期間継続的に支援できるので、子どもの成長を感じられますし、担当児童は喜びも悲しみも共有しますし、本当の我が子のような感覚になったり、、
この魅力が大変さってことでもあるのですが、、
あえて大変さを言っておくと、、
夜勤、宿直は寝られないことがあるのでね。
体力的にはある程度必要だと思います。
泊まりについてはその施設ごとに方針がありますので、、
あと障害のある子どもは不安であったり、不満であったりを言語化できないことも多く、、
暑かったり、寒かったり、うるさかったりで情緒が不安定になったりしますので、、
それを訴える方法として、手や足が出てしまったりする子どももいます。
他の子どもに対しても、保育スタッフに対してもね、、
中高生になりますと、大人並の力もありますので、、
子どもには悪気はないのですが、先ほども書きましたが、子ども自身ストレスを解消する手段を持っていなかったりします。
あとはトイレが自立していない子どももいますので、その支援であったりも大変といえば大変かな。
また、発作など医療的ケアの必要な子どももいますので、服薬や医療的知識、理学療法や作業療法的知識なんかも完全でなくても、それなりにはあった方がいいかなって、、
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。