保育のお仕事

【保育のお仕事紹介】児童館の仕事内容と魅力とは?

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保育のお仕事

こんにちは☺

いつも子どものみかたブログをお読みいただき、ありがとうございます!

 

今回は保育現場の紹介シリーズで、

 

児童館』を取り上げようと思います☺

 

私は、

児童館の仕事が大好きなんです!

 

辞めた後もいまだに笑

 

児童館職員のことを遊びを指導するものと言ったりしますが、

 

個人的にはその肩書も好きです☺

 

そして、このブログ自体も児童館職員のすべての児童を対象とする立場として書きたい!!!という想いもあります。

 

 

魅力

私自身はいくつかの子どもの施設を経験しているのですが、やっぱり児童館は素敵!だったなあと今でも思ったりします。

その理由はというと…

まず児童館は、

 

1,0~18歳のすべての児童が対象であること(障害があるかないか関係なく、社会的養護が必要な子ども、その親、親の予備軍の中高生などを対象に出来ます)
2,児童福祉において、事業の自由度が高い!
3,時代や地域のニーズに合わせて無限に事業を企画出来る!

 

の3つが魅力として挙げられます。

 

 

〈規模の違いと仕事内容〉

まず、児童館には規模の違うところもありますが、大型児童館の場合はどちらかというとテーマパークに近くて、

 

知的好奇心を満たしたり、
非現実体験で、感受性を豊かにする、
興味を広げる

 

というような目的が主体になるのかな?って。

 

一方、小型の児童館は地域密着で、親近感があって、児童や保護者なら誰でも気軽に利用できるってところが魅力ではないでしょうか

 

〈仕事内容〉

大型児童館は、イベント企画運営や遊具管理、広告、入場者の安全管理なんかが大まかな仕事になるのかな? 働いたことはないけれど、何度か自主的な研修のために遊びに行きましたが、大型も一度にたくさんの子どもたちを対象に夢を売るような、大きなイベントが出来るところが魅力的だなあと感じました。

 

でも職員になるとなると、かなりの競争率だろうという想像ができますよね。

 

数年に1度程度は求人があるようですが。

私がお世話になった児童館は、地域密着の学童と一体型の小型児童館で、午前中は主に乳幼児親子のイベントを中心に、午後は学童クラブなどの小学生を中心に行事を企画していました。

学童クラブについては、詳しくは以前書かせていただきました☆

 

【保育のお仕事紹介】学童クラブの仕事内容と魅力とは?
新人保育士のために保育現場の紹介をしています。学童クラブの仕事の内容と魅力について書きました。

 

現在は、書かせていただいたような、学童クラブと児童館の統合型が多いのではないでしょうか。 理想は学童クラブの子ども達とその他の自由に来館する子ども達が、一緒に遊べたり過ごせることも大切ですが、別々に過ごせたり、別々の企画が出来ることも、対象を絞って支援ができるので、有効だと思います。

 

実現には、部屋の広さや数など、児童館の物理的な構造が問題であったりしますが。

 

午前中の行事

児童館は、よく何をしているのかわからないと言われたりしますが、
午前中の仕事内容は、
乳幼児親子対象に設定遊びをしたり、
母親、父親教室を開催して、子育ての悩みを共有したり、
手作り、クッキング、ヨガなどのサークル活動を支援したり

なんかしていました。

 

また、近くの保育所と交流合同企画で設定遊びをしたりもありました☆

 

午後は学童クラブ中心になりますが、

その他の子どものためにも、おやつやてづくりおもちゃを作ったり、長期休暇中にはお出かけ行事として、キャンプ映画鑑賞遠足も楽しい行事でした。

 

最近では、子ども食堂を運営しているような児童館も多いと思います。

 

中高生対象の企画

最近の傾向としては、開館時間を延長して、中高生ももっと利用してもらえるように、パソコンを使用出来たり、宿題をする場所の提供などの、居場所作りをしているところもあります。

 

でも、私の印象としては、先ほども書きましたが、児童館という構造の問題や小学生中心の環境になっているところ、また仮に小学生と中高生が一緒に過ごすことになると、それなりの管理面の問題や企画を立てたとしても、かなり難しいことが多くあるのではないでしょうか。

 

結局、児童館での中高生支援は、かなりの工夫が必要ではないかなって。

 

中高生対象の企画として以前から定番でやられていることでは、乳幼児親子と中高生と一緒に遊んだり、子どもを抱っこする経験をしてもらって、子育ての楽しさ、すばらしさを伝えるなどは、これからも期待される部分ではないでしょうか。

 

0~18歳のすべての児童が対象の児童福祉施設は児童館だけ!なので、工夫次第で無限の可能性があると思います。これはとても魅力的な部分です!

 

 

虐待を防ぐ

そして、これは個人的なのですが、児童館は児童虐待を防ぐことができる!!!と考えていたりします。

 

それはなぜか?

 

虐待は、人付き合いが苦手であったり、親戚づきあいもなかったり、離婚したりで子育てにおける支援もなく、孤独に子どもと向き合っている親子の間で起きたりいたします。それに、育てにくさや貧困がからむと、ますます深刻になります。

 

なので、児童館を気軽に利用してもらうことで、職員と世間話をしたりする中で、生活の悩みを打ち明けたり、子育てのストレスを解消していただいたりで、少しでも気持ちの面で余裕を持ってもらえるといいななんて思ったり。

また経済的な面で苦しい家庭には、福祉の情報も提供できたり、今では子ども食堂を企画したり、母親クラブ、父親クラブなんかに参加してもらって、横のつながりを作って、悩みを共有できることで、気が楽になることもあるかなと思ったりもします。

 

そういうところは役所や保育所などよりも、敷居が低く、利用しやすいんじゃないかなって。

 

児童館の仕事はとても魅力的なのですが、意欲的にやればやるほど毎日行事があって、とても忙しかったりするのですが、休みも少なく、給料も多いとは言えなかったりするところが、もっとも大きな問題ではないかなと思います。

 

もっと、行政側にも世間的にも重要な社会資源として、児童館を認めてもらう必要があるのでしょうね…

 

自然な形のインクルーシブができる

全ての児童が対象ですので、子どもの自由な時間に、統合育成やインクルーシブを意識した支援が出来るということも、魅力の一つとしてあります。

 

障害のある子もない子も、児童館で場所を共有することで、お互いの存在を意識して、自由な雰囲気の中で近づいたり離れたり、無理のない、そんな自然な交流が出来る施設でもあります。

 

もちろん、職員の仲介があってのことですが、押し付ける交流ではなくて、お互いの気持ちから、自発的に興味を持ち、理解に繋がることが可能だと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

私は、

児童館は、地域の児童福祉の問題を未然に予防することが出来る、唯一の児童福祉施設だと思っています。

 

児童館職員は、先ほど書かせていただいた、虐待を防ぐことが出来るということもそうですし、障害のある子どもや社会的養護の必要な子どもの、素の状態に関わることが出来ます。

 

児童館にやって来る子どもたちは、学校の先生の前でも見せない、親の前でも見せない、友達の前でも見せない、ありのままの姿を児童館職員にぶつけてきます。それを受け止め、背景を知りながら、子どものニーズにこたえることが出来るのは、児童館しかないのではないでしょうか。

 

児童福祉の課題を予防的に解決できる、唯一の施設であり、その重要性がもっと世間のみなさんに理解され、それくらい重要な任務を課されている、児童館職員の待遇の改善を切に願っています。

 

新人保育士の皆さんには、児童館はとてもおすすめの保育現場です。

 

最初は、その業務の範囲の広さに戸惑うかもしれませんが、逆に無限の可能性があり、それが魅力に感じて頂けるのではないかと思ったりもします☺

 

後は、何といっても待遇面だけです、、😓

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ここまで【保育のお仕事紹介】児童館の仕事内容と魅力とは?、をお読みいただき誠にありがとうございました。

ご意見ご感想などございましたらコメントで頂けますととても嬉しいです☺

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