保育士のために

【新人保育士さんのための保育講座】講義3 人間関係で保育士を辞めないためには?

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保育士の連携 保育士のために

保育士の退職理由のアンケートやSNS上でも保育現場でとてもしんどいことの一つとして、

 

子どものための支援よりも同僚との人間関係がよくあげられています。

 

せっかく子どもが好きで保育士になったけど、同僚と上手くいかず退職してしまうケースも少なくありません。それを出来るだけ避けたいと思っています。

 

(保育士の退職関連については、保育士バンクさんのサイトが詳しくて、とても参考になります。)

【2023年】保育士さんの退職理由ランキング!職場への伝え方や円満退職に向けたポイント | 保育士の転職・採用は【保育士バンク!】
人手不足が深刻な状況の中、保育士さんの退職理由には何が挙げられるのでしょうか。保育士の実態調査では約6割が「給与が安い」という結果に..。待遇への不満が浮き彫りとなっています。今回は、保育士さんの退職理由ランキングや園への年度途中での離職方...

 

 

 

女性が圧倒的に多い職場

保育は個々の子どもを理解した上で、継続性を持って保育することが大切で、短期で担当している保育士がコロコロ替わってしまうのは、子どもの負担や不利益が大きくなってしまいます。

 

なのに、保育士の平均勤続年数は他の職種と比べても、とても短くなっています。

 

保育現場は他の職場と大きな違いがあります。それは女性が圧倒的に多いということです。

 

私が働いてきた現場でも、男性は一人とか二人ということが多く、男性保育士が増えたとはいえ、女性しかいない保育所もまだまだ存在します。私が保育士資格を取得した20年ほど前は、資格自体の取得率が男性は0,5%と言われていました。

 

男性が資格を持っている割合が全体の200人に1人ということですね。

 

今は随分と増えている印象がありますが、まだまだ少なく、珍しい状態は変わりません。

 

男性保育士が保育士として上手くやっていく方法は、私自身苦しんだり、乗り越えたりしてきましたので熟知していますが笑、もし機会があればお話しさせていただこうかなと思っています。

 

そのようなことから察することが出来るかと思いますが、女性保育士自身も『女性ばかりだから、、』とぼやくくらい、他の職場と比べても人間関係は難しいと思います。

 

もう少し男性保育士の割合が増えてくると、それが緩衝材となって少し違ってくるのかも?!と思ったりもします😓

 

また、人手不足であったり、運営の最低基準自体が多くの子どもを少ない保育士でみることになっていて、毎日忙しすぎる園が多いです。

 

参考

【保育のニュース】保育所保育士の基準の人数って足りている?
今の保育士配置基準で子どもを安全に過ごせる保障は出来るのか、また保育士の健康は守れるのかを検証してみました。

 

 

そうなると、心に余裕を持てず、普段の気持ちで居ることが難しく、ピリピリした状態になりやすいです。

 

そうすると、保育士間でもきつい言葉遣いになったり、イライラした感情が表に出やすくなります。

 

優しくて穏やかなタイプの方にとっては、先輩保育士の感情的になったり荒い言葉を使う姿に戸惑うことがあるかも?!

 

このような保育現場でいかに日々平常心で保育をし、他の保育士と上手くやっていくのか、私の事例もお話しながら、みなさんで考えていけたらと思います。

苦手な同僚のタイプ

ここで私が出会った、ちょっとしんどいなと感じた同僚のタイプをあげて、どう関係性を作っていったかをお伝えしたいと思います。

 

タイプ別に分けてみると、、

・知識や経験が豊富で、保育の意識がとても高く、同僚のハードルをとても高く設定するタイプの保育士。 感情的には安定していて、感情的にはならないで理論的な話し方をするタイプ。
・経験は豊富だけど、すぐに感情的になるタイプ。話し方も荒くて、理論的に話すのが苦手そうなタイプ。
・知識や経験が豊富だけど、プライドが高く、準備や片付けなど雑用のような仕事をやりたがらないタイプ。常にボスのような立場で居ようとするタイプ。
・普段は普通に会話も出来てコミュニケーションが取れますが、忙しくなると、ピリピリした態度になり、感情的になりやすく、言葉も荒くなりがちなタイプ。
・知識は豊富で、保育の力も高いけれど、自分の保育の理念を押し付けてくるタイプ。周りの保育者をどこか下に見ていて、他の保育者の意見を受け入れにくく、プライドが高いタイプ。専門職の方に多い気がします。

 

このような方々が私は苦手でした😓

 

でも、中にはとても勉強になる、私にとって重要な出会いでとても成長させていただいた方も居ます!

 

基本的には保育者の皆さんは、とても真面目で保育に一生懸命な方ばかりです! それが時には頑なさであったり、融通の利かない姿になってしまうのかも?!

 

このような方々とのお付き合い方法を、講義の中でお話出来たらと思っています。


 

運営側の方へのお願い

※運営側や現場の責任者である園長さんも保育士が辞めないで、心身ともに健康で活き活きと保育活動が出来て、出来るだけ継続的に子どもの支援に当たれるように、意識して頂けたらと思います。

 

また、保育は保育士同士の連携が必要不可欠です!!

 

個々の保育士の不平不満が溜まっていないかとか、意思疎通が出来ているかとか、仕事が多くなりすぎていないか、休みは取れているかなどに気を配って頂けたらって思います。

 

利用される保護者さんから見ると、保育士の離職率年齢構成送り迎えでの様子から、保育士同士の連携や関係性の良さなどを確認することで、いい保育所の目安にすることも出来ると思います。

 

参考

〈【子どもの福祉】子どもを将来幸せにする保育所(幼稚園)はある?!〉

【子どもの福祉】子どもを将来幸せにする保育所(幼稚園)はある?!
人を幸せにする保育所や幼稚園を探しています。幸福度アンケートの結果を公表いたします。

 

 


 

最後まで【新人保育士さんのための保育講座】講義3 人間関係で保育士を辞めないためには?、をお読みいただきありがとうございました。

 

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