こんにちは!
以前は、2歳後半の主な発達から、保育の内容を考えてみました☺
今回は、認知の発達から、保育の内容を考えてみたいと思います!!
年少を迎える直前の姿になりますので、自分で出来ることも増え、2次元の理解から概念の形成が出来てきます☺
それでは、具体的に2歳後半の発達の姿から、確認をしてみましょう!
認知の発達の姿
認知の発達の姿としましては、2次元に理解が広がる様子が、あちこちで見られます☺
2次元的に理解を広げ、自分の世界を築いていく、素敵な姿ですね☺
では、それぞれの発達の姿から、保育の内容を考えてみたいと思います!
認知の発達から考えられる保育の内容
まず、一つ目の発達の姿から、少し難しい表現が多いですが、
2次元の構成で連続した対称の2次元、連続した非対称の2次元、間隔のある対称の2次元などの構成が出来始める、ですが、、
– 2次元の構成で連続した対称の2次元とは、同じ形や色が繰り返されるように並べられた構成です。例えば、赤い丸と青い四角が交互に並んでいる場合などです。
– 2次元の構成で連続した非対称の2次元とは、異なる形や色が不規則に並べられた構成です。例えば、赤い丸と青い四角がランダムに散らばっている場合などです。
– 2次元の構成で間隔のある対称の2次元とは、同じ形や色が一定の間隔を空けて並べられた構成です。例えば、赤い丸と青い四角がチェック柄になっている場合などです。
– 2歳後半の子どもたちは、2次元の構成に興味を持ち始めます。そのため、保育では、紙や画用紙、シールなどを使って自由に構成を作ったり、絵本やポスターなどの様々な2次元の表現を見せたりすることが大切です。
次に、2次元の配分で、位置と量の対称性原理に基づく、2次元の対応、あるいは反対対応による、配分が出来始めるという発達についてですが、
– 位置と量の対称性原理とは、物体や図形の位置や量が同じであれば、それらは同じものとみなすことです。
– 2次元の対応とは、平面上にある物体や図形を、同じ形や色などの特徴で結びつけることで、反対対応とは、異なる形や色などの特徴で結びつけることです。
– 2歳後半の子どもは、これらの力を使って、例えば、赤い丸と青い四角がそれぞれ4つずつある場合、赤い丸だけを一方に集めて青い四角だけを反対側に集めることができるようになってきます。また、赤い丸と青い四角を交互に並べて同じ数だけ分けることができたりします。凄い発達の力ですよね。具体的な保育の内容としましては、- 二つのグループに分けて、同じ数や形のものを配る活動、- 配分したものを交換したり、入れ替えたりする遊び、- 配分の結果を比較したり、『多いね』とか『同じ形(色、数など)だね』などと評価したりするやり取りを楽しんで、配分の仕方によって変わるものの見え方や感じ方を観察する体験が積めます。
2次元の配列で位置と長さの対称性原理に基づく配列をするという発達から考えられます、保育の内容は、
– 保育の内容としては、
– 配列の中にさらに配列が含まれているものや、立体的な配列を使ったパズルやカードゲーム、ブロック、トミカなどで遊ぶ、図形や絵を切り貼りしたり、色塗りする遊び、そして、配列を自ら計画し、考えて表現したり、操作したりするような遊びをしたいですね。
次に、2歳後半の2次元の対応で、2段階の展開による制作、配置ができ、折り紙でも折り目を交差させて形を折ることが出来始める発達から考えられる保育の内容は?
次に、2次元の弁別で、位置と量に関する反対概念が成立し始め、多いと少ない、長いと短い、上と下を選択、配置、表現し始めるという発達の保育の内容を考えますと、、
次に、ものに対して指を1つ1つ対応させていく、1つと2つが数としてわかってものを選び、手渡せるようになる。3つ以上はたくさんであるという発達から考えられる、保育の内容としましては、
次に、2次元の描画で、意図をもって表現する。名前や顔などを2次元で表現しようとする。線を交差させるなど、様々な2次元を表現し、密度が高くなるという発達から考えられます、保育の内容としましては、、
次に、2次元の反対概念に対する、描画が出来始めるという発達から考えられます、保育の内容は、
– 2歳後半の子どもは、反対概念を理解し始めるが、まだ言葉で表現できない場合が多いです。
– 描画は、子どもの認知発達や言語発達に密接に関係する活動です。描画において反対概念を表現することで、その理解を深めることができます。例えば、大きい小さいの反対概念を表現するには、同じ物を異なる大きさで描くことができる。また、上下や左右の反対概念を表現するには、同じ物を異なる位置に描くことができます。描画は、反対概念を理解し表現するための有効な手段であると言えます。
最後に、粘土で団子やせんべい、うどんなどの形がつくれる。粘土カッターなどでこぼさないように切っていき、少し離れたところにまとめ始めるという発達から考えられます、保育の内容は、
– 粘土カッターなどでこぼさないように切っていき、少し離れたところにまとめ始めるということは、空間認識や分類能力が発達していることを示しています。
– 保育の内容としては、粘土遊びを通して創造性や表現力を育てることができます。また、粘土の色や形、質感などに触れることで感覚的な経験もできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2歳後半の認知力は、2次元の解釈が深まり、広がる姿があちことでみられますね☺
対の関係であったり、反対の概念であったり、1つの要素にもいろんな種類があることに気付いていきます。
これらの経験を楽しく積めるような、環境を用意したいです☺
今後の理解の深まりに繋がっていきますので、とても重要な時期だと思います☺
ここまで、【保育のねらい(2歳後半②)】2歳後半の認知の発達から考えられる、保育の内容とは?をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺
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