こんにちは☺
前回は、2歳後半の運動の発達から、保育の内容を考えてみました☺
どのような姿があったか振り返ってみると、
ジャンプしたり、走ったり、また、手遊びや影絵など、見本を真似て手先を使えるようになったりしました☺
それでは今回は、2歳後半の社会性の発達から、保育の内容を考えてみようと思います☺
みなさんは、2歳後半の社会性というと、どのような姿を思い浮かべるでしょうか?
3歳になる手前ということで、友達を意識したり、一緒に並行して遊ぶようになったり?!
それでは、具体的に2歳後半の社会性の発達を確認してみましょう☺
社会性の発達の姿
具体的な2歳後半の社会性の発達の姿は、、
これらのような姿が見られます☺
身の回りのことが自立し始めたり、気持ちを制御し始めたり、大人の手伝いが出来るようになったり、、
2歳後半児、凄いですね!
それでは、これらの発達から考えられます、保育の内容とはなんでしょうか?
1つずつ、考えていきましょう☺
保育の内容
それではまず最初に、衣服を着てボタンをはめることが出来始める。食べ物の好みがハッキリしてくる。排せつの予告が出来る。聞いてから食べたり、捨てたり、渡したりし始める。言ったことをしようとし始める、という発達から考えられます、保育の内容ですが、
次に、大人と一緒の素材や道具を使って、集めたり、混ぜたり、切ったり、運んだり、並べたりという手伝いが出来る。意図をもって道具を使い、順序がわかり、間隔をとるという発達から考えられます、保育の内容は、
大人や友達と一緒になって、身体を動かすこと自体を楽しむことや、ボールや縄跳びなどの道具を使って楽しむことで、身体能力や協調性を高める。大人が鬼になり、カニおにやバナナおになどの変わったおにごっこをする。走ったり跳んだりすることで、筋力やバランス感覚を鍛える。縄やゴムを跳ぶあそびなどの道具を使った遊びをする。細かな動きやリズム感を養うとともに、挑戦心や忍耐力を育む、等が考えらえます☺ 手伝いと道具が鍵になります☺
次に、一旦配った他の人のものには手を付けないで、新しい追加分配が必要になった時には、自分のが少なくなってもわけることが出来始める。自分との関係の強弱で、自我を制御し始める、という発達から考えられる、保育の内容としましては、
次に、自分の氏名、性別、年齢、クラス名、先生や友達の名前が言える。男の子と女の子の違いに興味を示す。道具を媒介に2人で組んだごっこの活動が出来る、という発達から考えられる、保育の内容は、
次に、『嫌』『もっと』『なんで』を軸語とした開放語形態が増える。問いと答えの関係が成立し、聞くことを面白がり、理由を言って面目をほどこす。従属文が用いられ、使える言語が500語から1000語近くになるという発達から考えられます、保育の内容は、
問いと答えの関係が成立し、聞くことを面白がるようになる。例えば、「なんでお花が咲くの?」という質問に対して、「お日さまがあたるからだよ」という答えを理解したり、自分で考えたりすることができる。理由を言って面目をほどこすことも増える。例えば、「お菓子は食べたくないの?」「嫌だ。お腹いっぱい」というように、自分の行動や判断に対して説明することができる。従属文が用いられるようになる。例えば、「お母さんが帰ってくるまで待っててね」というように、主節の『お母さんが帰ってくるまで』と従属節の『待っててね』の関係を理解したり、自分で使ったりすることができる。使える言語が500語から1000語近くになる。名詞や動詞だけでなく、形容詞や副詞、代名詞や前置詞などの機能語も増える。また、幼児語や擬音語の使用は減少する、という発達の姿が見られる。具体的には、
〇子どもの気持ちや要求を尊重し、『嫌』『もっと』『なんで』という軸語を使った表現を肯定的に受け止める。同時に、場合によっては、ルールやマナーを教えたり、他者への配慮が、今後出来るようにきっかけを示す。
〇子どもの理由付けや考え方を聞いたり、共有したりする。また、子どもが自分の考えや意見を述べたり、他者と比較したりすることで、思考力や表現力を高める。
〇子どもに従属文の構造や意味を教えたり、モデルとなる言語を示したりする。また、子どもが従属文を使って話す機会を作ったり、励ましたりする。
〇子どもの語彙力を伸ばすために、新しい言葉や表現を教えたり、本や絵本を読んだりする。また、子どもが知っている言葉や表現を使って話す機会を作ったり、ほめたりする、などが考えられます☺
次に、いいと悪い、ゴーとストップ、などの反射概念を入れた、対比の会話ができ、相手に第3者への依頼ができ、兄弟や友達の名前を入れ替えて面白がる、という発達から考えらえます、保育の内容は、
〇ごっこ遊びを通して、友達との関わり方や役割分担を学ぶように支援する。
〇入浴や就寝などの日常生活の中で、自分でできることを認めてほめたり、できないことは手伝ったりする。(例として、子守歌や絵本、おもちゃなどを使って出来ることなど)
〇自己主張が強くなる時期なので、イヤイヤ期に対しては感情的にならずに、子どもの気持ちに寄り添って話しかけたり、別のことに気をそらしたりする、などが考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は、子どもが大人になった時に、社会の中で自分の意思で切り開いていくために、
社会性の発達が発達の中でも特に重要と考えています☺
2歳の時期に、社会性の基礎が築かれることになりますので、今後の成長発達を積みあげるためには、特に重要だと思いますので、保育者の皆さんにはそのような時期に関われることの、やりがいや楽しさを感じて頂けたらと思います☺
〈2歳前半の社会性〉
これまで、【保育のねらい(2歳後半④)】2歳後半の社会性の発達から、考えられる保育の内容とは?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございます☺
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