保育士のために

【保育のねらい(他者を尊重する)】『手作りの食事の方が、愛情を感じる』発言が、炎上する本当の理由

広告
料理 保育士のために

こんにちは☺

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます☺☺

 

今回は、あるタレント?!の方の発言の炎上の件について、考えてみたいと思います☺

 

そもそも、炎上ってどこからやってくるものなのでしょうか?!

 

炎上する理由は、全て共通しているのかもしれません😓

 

炎上の内容

あるタレント?!の方の発言が物議を醸しだしました😓

 

それは、、

 

『食事は、レンチン(レンジでチン!)なんかよりも、手作りの方が愛情を感じる』

 

と発言されたところ、炎上しました😓

 

私は、それを聞いても背景がアレコレ想像出来ましたので、特に何とも思わなかったのですが、それを批判された方は、おそらくですが、

 

『毎日食事を作ることが、どれくらい大変なのかわかっているのか!』

とか、

『冷凍食品やスーパーのお惣菜でも、十分栄養も味も保障出来る!』
『お金をかけて出来合いの食事を用意することも、愛情!』
『料理が苦手だったり、興味が持てない人も居る!』

 

 

というようなお気持ちなのでしょうか?!

 

他にもある場合は、コメントで教えて頂けたら、とても嬉しいです🙌

 

どれも素直なお気持ちで、そのこと自体は問題ないと思うのですが、それらのお気持ちがあったからといって、『手作りの料理の方が愛情を感じる』と発言したことを批判する理由にはならないのではないでしょうか?!

 

そう考える理由は、批判された理由の中の一つにあります☺

 

広告

Bitly

 

 

『手作り料理がいい!』を批判できない理由

そもそも、私はいろんな意見があっていいと思っていますし、それに対して違う意見を持っていてもいいですが、批判や誹謗中傷はするべきではないと思っています!

 

その理由は後述するとしまして、

 

権力を持つ立場の方を除いてはという、制限はあります。

 

権力を持つ立場に居る方が、何でも言っていい!どのような考えや思想を持っていていい!となりますと、それに従う立場の人を簡単に追い込むことが出来てしまいます😓

 

ですので、権力を持つ立場の人は、その権力が暴走しないように、常に批判的に監視されないといけないと思っています。

 

そのことは別の問題ですので、横に置くとしまして、

 

今回の『手作り料理の方が愛情を感じられていい!』という考え方について考えてみますと、

 

それを批判する人の中には、

『料理が苦手だったり、興味が持てない人も居る!』

という考え方があったりします!

 

それは逆に考えますと、

 

料理が得意で、好きな方も実際に居るということになります。それこそ、冷凍食品やお惣菜を用意するよりも、自分で作りたい!という方も中には居ます。

 

もし、そういう人が居たら『手作りの方がいい!』と思っている人が居てくれた方が、モチベーションが上がり、『よし!じゃあ美味しい料理を作るぞ!』となるでしょうね☺

 

批判や誹謗中傷する人は、そんな方まで否定することになってしまいます😨

 

反対に、『冷凍食品やお惣菜でもどっちでもいい!』とか言われたら、料理を作る意欲が失せてしまうかもしれません😓

 

料理が好きでも、上手ではないという人も中には居ますが、好きなことほど努力を惜しまないので、期待されることで下手でも料理を作る意欲に変わるのではないでしょうか。

 

そして、

 

もし、料理が苦手であったり、作るのが苦しい方に対して、

 

『手作り料理の方が愛情を感じる』と言われたら、

 

そのままの気持ちで、

『苦手だし、作るのが大変だから難しい』とか『手作りではないけど、愛情が無いわけではない』などと、説明するのがいいと思います。

 

怒るのではなくて、ありのままの気持ちを伝えるということです☺

 

また、

『手作り料理が食べたいのはわかったから、少し頑張ってみる!』

 

という方も居るかもしれません。

 

 

どこかで妥協点を見つけることが、人と人とのコミュニケーションであり、社会性でもあります☺

 

 

この作業をすっ飛ばし、すぐに非難するのは、単なる感情的な姿であると思いますし、建設的ではなく、今後に繋がりません。また、様々なケースがあることや、相手の人としての主体性を尊重していないことになります。

 

『手作り料理がいい!』と思うようになったには、なったなりの背景があるはずです。

 

 

考え方が違う方とのコミュニケーションは、批判するよりもまず、考え方の背景を聞くということから始めるのがいいのではないでしょうか?

 

それでは、感情的になって、相手の主体性を尊重出来なくなる理由を考えてみたいと思います!

 

相手の考え方や背景を尊重出来ない理由

私は以前から、社会性の問題として感じているのが、

 

決まり事絶対主義と思考停止!

 

ということがあります😓

 

思考停止というのは、決まり事を何も考えずに決まりだからと受け入れたり、相手の背景を想像したり、考えたりせず、反射的に批判することです😨

 

また、決まり事絶対主義は、

 

ルールだから、決まりだから、慣習だから、国が決めたからと、様々な場面でモヤモヤした気持ちや、違和感を感じながらも、思考を停止させ従うことです。

 

 

これらを克服するためには、自分で考えて行動する、主体性を持つことが鍵になるのかもしれません。

 

自分で考えられない背景

人が自分で考えられない背景としまして、考えられることは、

 

早くから集団生活が定着している 周りに合わせるのが当たり前の状態
決まりの大切さを理由なしに教え込まれている
主体性を発揮する経験が不足している
個人として、尊重されることが不足している
想像力の欠如 自他の区別があいまい(発達や性格の偏りの可能性)
決まり事がないと不安 (発達や性格の偏りの可能性)

 

等が考えられます。

 

いわゆる炎上を起こすような方は、このような方が多いように感じます。

 

ちょっと話はズレますが、『自由に遊びましょう』『自由に作りましょう』『自由に描きましょう』が特に苦手な子どもも中には居ます。

 

そのようなタイプの子どもは、きっかけや見本を提示することで、それを頼りにその後に続いて、独自に出来ることがあります。

 

余談でした😓

 

炎上に参戦する人にならないために

炎上させたり、炎上に参戦するような人にならないためには、

 

元々の発達や性格に偏りがある場合を除いては、

(その場合、別の支援が必要になる場合があります)

 

保育や教育、子育てが重要だと思われます!

 

人が人として、相手の主体性を尊重出来るまでに成長するためには、まず個人として主体性を尊重される段階が必要です!

 

個人として大切にされ、主体性が守られることで、相手にも主体性があることに本当の意味で気付くことが出来て、内発的に尊重出来るようになります。(無理にでも形だけでもなく)

 

相手を本当に尊重出来るようになると、感情的に相手の考え方を批判したり、誹謗中層する気持ちはわかなくなりますし、その方が建設的な意見の交換が可能になり、将来に繋がります☺

 

どのような意見でも相手を尊重することは、外国の方は、割と自然に出来ている印象がありますね!

 

あくまでも個人的な印象ですが、、😓

 

丁度最近見つけた論文に、自己制御の発達と文化的特徴ということで、

日本の子どもは、自己主張の側面と自己抑制の側面とのバランスが整わず、年齢を重ねるごとに自己抑制の側面が上回っている特徴は、自己主張は独自性よりも、自己を抑えて他者との協調・同調に価値をおく日本文化を反映していることが指摘されている

 

とありました。

 

日本人は主体性を発揮することに、抑制的であるようですね😓

他の場面でも見られる思考停止

今回の件以外では、ジェンダーフリーの考え方でも、思考停止の姿が見られます。

 

その時々の場面で考えることをせず、『男女を差別してはいけない!』と、どの場面でも区別さえも無くそうとしてしまいます😨

 

運動会などで見られますね😨

 

大人自身が、ルールを守ることを最優先に育ってきたので、想像したり、考えることが難しいんですよね😓

 

また、以前度々見られた“マスク警察”や“ワクチン警察”なる人も同じです!

 

その人にはその人の考えや意思、都合、背景などが必ずあります。

 

マスクをしていない人に対して疑問を感じたら、まずその背景は何かを考えることからです。

 

それがコミュニケーションであり、社会性であり、人を人として尊重することでもあります☺☺

 

まとめ

この国では、個人の意思や考えを表明するだけで炎上したりしますが、社会性の発達課題をクリアー出来ていない人が、多いように感じるのは、私だけなのでしょうか、、😓

 

〈乳幼児の社会性の発達〉

【保育のねらい(社会性)】乳幼児期に重要な社会性(人間関係)の発達とは?
保育所で社会性の発達に添った保育をするために書かせていただきました。

 

そのためには、保育士が個々の子どもを尊重する余裕はなく、保育士の配置基準の壁が大きく立ちはだかっていますが、、😨

 

でも、思考停止をさせ、無条件にルールに従う人が多いことは、管理する側にとっては、実はとても都合がいい!ということは、かなり注意が必要だと思っています😓

 

社会全体の構造や保育現場が、問題や課題はありながらも、長年変わらない要因なのかもしれません。。

 

幸せになるためには、人への寛容性が大事!とか多様性を認めることや、違いを認めることが大事!と言われて久しいですが、まだまだ空気を読んで、長いものには巻かれろ!が強く、そこからはみ出す人が居たら批判する人も多く、理想までは遠い道のりのようですね😓

 

そう考えますと、やっぱり個人として尊重され、そして相手の事も尊重出来るようになる社会性の基礎を築く、幼児期の保育や子育てって、とても重要ですよね、、😓

 

〈幼児期の重要性とは?!〉

【子どもの福祉】なかなか理解してもらいにくい、長い目で見た幼児期の重要性とは?
幼児期の子どもをもっと大切にしてほしい!という思いから書きました。発達の基礎の時期というのはよく言われることですが、社会的リスクとコストについて考えてもとても重要な時期だと思います。

 

 

ここまで、【保育のねらい(他者を尊重する)】『手作りの食事の方が、愛情を感じる』発言が、炎上する本当の理由をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺

 

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺

 

 

広告

Bitly

 

 

 

 

 

広告
共有ありがとうございます!
遊をフォローする
広告

ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。

タイトルとURLをコピーしました