こんにちは☺
今回は、以前に調査しました、保育所のサービス残業に関するアンケート結果を昨日(7月13日)こども家庭庁にメールさせていただきましたことをご報告させていただきます☺
以下が全文です☺
いつも保育行政、ご苦労様です。
保育士の働き方についての私なりの意見をメールで失礼だとは存じますが、お伝えさせて頂きます。
簡単な保育所保育士の毎月の無報酬の労働時間(持ち帰りを含む)について,ツイッターを使用して、独自のアンケートをとらせていただきました。
10時間以内 37%
10時間から20時間 29%
20時間から30時間 19%
30時間以上 15%
という結果でした。
この結果から、毎日1時間以上の無報酬による労働時間が存在する保育所が、およそ3分の1あることがわかりました。
厳密には、もう少しあるかもしれません。
このような状態ですと、納得のいかない保育士が退職をして、新しく採用される保育士についても、そのうち理不尽に感じる方が多いのではないでしょうか。
以前のように、我慢をして続けられる保育士はあまり居なくなりましたので、早急に対応をされた方がいいように感じます。
そして、保育所の仕事の量について一度精査して、大臣が会見でおっしゃられたようにエビデンスに基づく保育政策を行うとのことですので、個々の子どもの発達を保障するためにも、1日に少なくともどのくらいの保育士などの職員が必要なのかを今一度調査された方がいいように感じます。
このような状態では、保育の向上はかなり難しいと思われます。
また、別の調査では、保育の質に関する調査もありますが、保育の質を上げた方がいい!と考える保育士の割合が、5%程度しかいないことがわかりました。
これは、危機的な状況ではないでしょうか。
保育の質が低下していることは、国でも検討会が行われていますように、長年言われていることにもかかわらず、向上したい!あるいはしなければいけない!と考える保育士が、かなり減ってしまっていると考えられます。
おそらくですが、働き方含めて納得がいかない保育士が、かなり離脱をしてしまった結果だと思われます。
このような状況で、最近こども家庭庁でも推進しようとしておられる、誰でも通園制度やインクルーシブな保育を行いますと、さらに保育者に負担がかかり、子ども利益というよりも、さらなる保育士の離脱や不適切な保育になるリスクが高いと思われます。
ですので、保育士が長く続けられる仕事にすることで、中堅保育士を育て、新人の育成が可能な職場にすることが、緊急の課題だと考えますがいかがでしょうか。
子どもや保護者向けの保育の政策は熱心にされているようですので、現場の保育者の意見にも耳を傾けて頂けたら、幸いです。
長文になってしまいましたが、今の保育現場の現状を少しはお伝え出来たかなと思っています☺
しかし、基本的には質問や意見は聞くけれど、回答はしないとのことで、この部分も改善して頂きたいですね!
厚労省の場合は、意見をあげると自動返信がまず返ってきて、しばらくして回答も頂けます☺
答えられないような質問(保育士は最低基準の場合、いつトイレに行くことが出来ますか?のような😨)をすると、自動返信後、無視されますが😓
それでも、一応のリアクションがありますので、まだいい方かなと思います😓
保育現場で働いていて、モヤモヤや疑問がある方は、どんどんこども家庭庁に意見をぶつけて現状を理解して頂くことも、1つの方法かと思いますので、リンクを貼っておきます☺
意見を伝えておくことで、問題認識が出来ていなかった!と言えないようにする効果もあるかもしれませんね☺
〈こども家庭庁ご意見ご要望リンク〉
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最後まで【子どもの未来】サービス残業についてのこども家庭庁への意見、要望についてをお読みいただきまして、ありがとうございました☺
もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺
〈子どもが困らないための保育 ここま〉
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。