子どもは未来

【保育のニュース】こども誰でも通園制度に不安を感じている保育士はどのくらいいる?!

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調査結果 子どもは未来

こんにちは☺ 子どものみかたブログです!

 

今回も、最近ブログでも取り上げています、こども誰でも通園制度(仮称)についてです。

【保育のニュース】11月8日の第3回こども誰でも通園制度検討会の詳細について
第3回こども誰でも通園制度検討会について、考えてみました。運営手法や保育体制がとても重要だと思います。

 

国では、9月から検討会が行われていますが、実際に現場の保育士はこの制度について、どのように感じているのでしょうか?!

 

国で検討会が行われているとはいえ、その議論内容は、資料を見る限り、決して現場を反映したものではないのかも?!

と感じ、

現役の保育士の方々に、アンケートを行い、実際に現在のお気持ちを聞いてみました☺

 

アンケート結果

アンケートの内容と結果です。

 

保育所などの保育施設で、0-2歳児を担当されている方に質問です。空きを利用したこども誰でも通園制度に不安がある方は、どのくらいおられますでしょうか?保育体制は仮にこのままとします。
  • 不安がある
    91.5%
  • 不安はない
    5.3%
  • わからない
    3.2%
94票最終結果

 

91%の保育者の方が、不安があると答えました。

 

アンケートのお答えいただきました、94名の保育者の皆様、ご協力ありがとうございました!!

 

この結果は、とても重く、検討会が行われているこども家庭庁に伝えなければいけないと考え、意見窓口に上げさせていただきました。⇒子ども誰でも通園制度アンケート結果意見報告

 

正直な保育士の気持ち

アンケートの結果から、ほとんどの方が、こども誰でも通園制度に不安があるというのは、

実態に基づく、正直な現場の保育士の気持ち

ではないでしょうか。

 

それなのに、

何事もなく、検討会が進められていてとても違和感がありましたが、検討会に参加されている方々と現場の保育士とは、気持ちが全然違うように感じます。

 

保育体制を強化せず、保育所の空きを利用して慣らしが必要な0-2歳児を受け入れることをイメージすると、現状を考えると、不安が大きくなるのは当然ではないでしょうか。

 

現場の保育士は、普段から、休憩も取らず、トイレも我慢しながら、持ち帰りやサービス残業をしながら、保育を精一杯回しています!

 

〈保育士は、休憩はないのが当たり前?!〉

【保育所の課題】保育士に休憩は無いのは当たり前?!保育士の人権問題とは?!
保育士の待遇から、保育士の労働環境と人権について、考えてみました。保育士は働きながら保育のスキルを上げていける環境にあるのか。

 

 

このような状況を改善することなく、さらに慣らしが必要な子どもを受け入れることが出来るとは、到底思えないでしょう。

そんな保育現場の負担の重さが原因の一つとなって、不適切な保育もあちこちにあります。

 

課題が満載なまま、また新たに事業を行う?!

保育士が不安になるのは当然です。

 

もし実施するなら

このまま、保育体制を強化して、負担軽減をすることなく、この制度を実施すると、さらに保育士が離脱をして、保育が成り立たなくなるのではないでしょうか。

 

保育現場の実情や参加者の意見を取り入れて、空きを利用した誰でも通園制度の案は、廃止した方がいいと思っています!

 

一般型(在園児と合同)、一般型(専用室独立実施型)、余裕活用型)を組み合わせた運営方法を考えられていますが、それ以外も含めて、考え直した方がいいと思います。

それに、

負担軽減が課題の保育現場には、余裕などありませんので、余裕という言葉は不適切です!

 

〈国の負担軽減策は、本当に負担軽減になるのか?!〉

【保育のニュース】こども家庭庁の保育現場の負担軽減策は、本当に負担軽減になるのか?!
令和5年5月にこども家庭庁から出されました、保育現場の負担軽減策は本当に有効なのかを考えてみました。

 

ですので、空きを利用するということで、そのまま空き利用型でいいのではないでしょうか。

そもそも、ニーズが違う子どもを一緒に保育するのはとても難しいので、国が挙げている中では、専用室独立実施型を軸に考えるのが良いのではないでしょうか。

 

0-2歳児の発達を考えて、最低でも複数体制で、慣らし保育が可能な、出来るだけ個別性が保障される保育体制や環境が必要ではないでしょうか。

 

国が言われているような、他児との交流は、発達的にはまだ強調出来るほどのメリットではない!と、私は考えます。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

保育現場の現状を知らない方からすると、

 

国が決めた制度なのに、不安を煽るな!とか、今から不安があるとか無責任ではないか!とか言われそうですが、もはやそんな次元ではないのです。

 

随分と以前から。

 

〈保育現場の現状〉

【保育所の課題】不適切保育のニュースにみる、今の保育所の現状とは?!
ある不適切保育に関するニュースから、保育所の現状を考えてみました。

 

このところ、国が言われることに根拠があるのか、疑問に思うことも度々あります。

とにかく通常保育を安定させないと、新たに何かが出来る状況ではありませんので、

 

保育士1人頭の仕事量を減らし、こなすだけではなく、保育を良くすることに集中出来る保育体制にすること、同時に保育士が健康で意欲的に保育の仕事が続けられるようにすることが、最優先課題です!

 

〈参考:学校では教職員定数改善を文科省に要望〉

教職員定数改善を要望、知事会など文科相に提言
全国知事会と全国市長会、全国町村会の3団体は9日、教職員定数の改善や小学校高学年の教科担任制のための加配の充実などを求める提言を盛山正仁・文部科学大臣に手交した。義務標準法の見直しや副校長・教頭の複

 


 

最後まで、【保育のニュース】こども誰でも通園制度に不安を感じている保育士はどのくらいいる?!をお読みいただき、ありがとうございました☺

もし、ご意見ご感想などございましたら、下記からコメントで頂けると、今後のエネルギーになり、とても嬉しいです!

 

保育に不安や疑問がある方は、こども家庭庁に意見を上げましょう!現場の私たちに出来ることは、これくらいかもしれませんが、何もしないよりはいいのかなって☺

〈こども家庭庁 ご意見ご要望窓口〉

404 こども家庭庁
指定されたページまたはファイルは存在しません

 

 

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