こんにちは☺ 子どものみかたブログです!
今回も、最近ブログでも取り上げています、こども誰でも通園制度(仮称)についてです。
国では、9月から検討会が行われていますが、実際に現場の保育士はこの制度について、どのように感じているのでしょうか?!
と感じ、
現役の保育士の方々に、アンケートを行い、実際に現在のお気持ちを聞いてみました☺
アンケート結果
アンケートの内容と結果です。
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不安がある91.5%
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不安はない5.3%
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わからない3.2%
アンケートのお答えいただきました、94名の保育者の皆様、ご協力ありがとうございました!!
この結果は、とても重く、検討会が行われているこども家庭庁に伝えなければいけないと考え、意見窓口に上げさせていただきました。⇒子ども誰でも通園制度アンケート結果意見報告
正直な保育士の気持ち
アンケートの結果から、ほとんどの方が、こども誰でも通園制度に不安があるというのは、
ではないでしょうか。
それなのに、
何事もなく、検討会が進められていてとても違和感がありましたが、検討会に参加されている方々と現場の保育士とは、気持ちが全然違うように感じます。
保育体制を強化せず、保育所の空きを利用して慣らしが必要な0-2歳児を受け入れることをイメージすると、現状を考えると、不安が大きくなるのは当然ではないでしょうか。
〈保育士は、休憩はないのが当たり前?!〉
このような状況を改善することなく、さらに慣らしが必要な子どもを受け入れることが出来るとは、到底思えないでしょう。
そんな保育現場の負担の重さが原因の一つとなって、不適切な保育もあちこちにあります。
課題が満載なまま、また新たに事業を行う?!
保育士が不安になるのは当然です。
もし実施するなら
このまま、保育体制を強化して、負担軽減をすることなく、この制度を実施すると、さらに保育士が離脱をして、保育が成り立たなくなるのではないでしょうか。
一般型(在園児と合同)、一般型(専用室独立実施型)、余裕活用型)を組み合わせた運営方法を考えられていますが、それ以外も含めて、考え直した方がいいと思います。
それに、
〈国の負担軽減策は、本当に負担軽減になるのか?!〉
ですので、空きを利用するということで、そのまま空き利用型でいいのではないでしょうか。
そもそも、ニーズが違う子どもを一緒に保育するのはとても難しいので、国が挙げている中では、専用室独立実施型を軸に考えるのが良いのではないでしょうか。
国が言われているような、他児との交流は、発達的にはまだ強調出来るほどのメリットではない!と、私は考えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
保育現場の現状を知らない方からすると、
随分と以前から。
〈保育現場の現状〉
このところ、国が言われることに根拠があるのか、疑問に思うことも度々あります。
とにかく通常保育を安定させないと、新たに何かが出来る状況ではありませんので、
〈参考:学校では教職員定数改善を文科省に要望〉
最後まで、【保育のニュース】こども誰でも通園制度に不安を感じている保育士はどのくらいいる?!をお読みいただき、ありがとうございました☺
もし、ご意見ご感想などございましたら、下記からコメントで頂けると、今後のエネルギーになり、とても嬉しいです!
保育に不安や疑問がある方は、こども家庭庁に意見を上げましょう!現場の私たちに出来ることは、これくらいかもしれませんが、何もしないよりはいいのかなって☺
〈こども家庭庁 ご意見ご要望窓口〉
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。