こんにちは☺ いつも子どものみかたブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!!
今回は前回に引き続き、就学を迎えます6歳の社会性の発達から保育を考えます。
前編に関しましては、こちらをご覧ください☺
後編からお読みいただいても、全く問題ありません🙌
それでは、幼児期の集大成とも考えられます、6歳の社会性の発達を活かした保育を考えてみましょう!
6歳児の社会性を活かす保育
それでは、6歳児の社会性の発達から、保育を考えてみたいと思います!
まず後編の最初の社会性の発達の姿ですが、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
みなさん、今日は6歳の子供たちの社会性の発達と保育内容についてお話ししましょう。彼らは運動会や友達との遊びを通じて成長しています。
生徒:先生、運動会で相手に『負けろ!』って言うのはどうしてですか?
生徒2:私も気になります。それって相手を傷つけちゃうことじゃないですか?
確かに、相手に負けるように言うのは良くないですね。ただ、6歳になりますと、自分が集団の一員であることを認識し始めます。これは大事な時期です。友達と一緒に何かをするとき、自分が集団の一員だということを感じるようになります。そして、一緒に協力して目標を達成しようとします。同時に、競争も意識するようになります。だから、チームの一員としての役割や責任を理解します。集団活動では、確かにルールや規範が大切ですね。ルールに従うことの大切さを学び、他の人との関係をより良く築くためにも、ルールを守ることが必要だとわかる時期でもあります。なので、保育者としましては、6歳児の子ども達が、集団やチームでの活動を通じて、正しく協力したり競争したりすることの大切さを学んでいけるように、サポートすることが重要です。
生徒:そのような背景があるんですね!よくわかりました。では、他にどんな遊びがあるんですか?
生徒2:言葉集めやなぞなぞは楽しそうですね。
そうですね。言葉遊びやなぞなぞは子供たちの創造力や知識を広げるのに役立ちます。また、しりとりや替え歌などの遊びは言語能力や協力の精神を養います。
生徒:でも、騙しっこや嘘っこはダメですよね?
そうですね。確かに嘘をつくことや人をだますことは良い行為ではありません。ただ、6歳の子どもが嘘をつくようになる背景にも、彼らの認知や社会性の発達が関わっています。この時期、子どもたちは自分自身や他人の感情を理解する能力が向上し、想像力や創造力も豊かになってきます。また、先ほどもお話ししましたが、社会でのルールや規範を学び始め、その中で自己表現や他者との関係を模索する時期でもあります。嘘をつくことは、ある意味では子どもたちにとって新しい手段やスキルの一つとして捉えられます。子どもたちが、遊びの中で嘘をついて楽しむことは、彼らにとって新しい世界や可能性を探求する喜びに繋がっています。自分の想像力を活かして物語を作り出したり、友達とのコミュニケーションを通じて楽しい想像の世界を共有したりすることができます。しかし、嘘をつくことは相手を傷つける可能性があり、リスクや責任も伴うことを理解する必要があります。
生徒:大変よくわかりました! 6歳の子どもたちにとって嘘をついて、どんでん返しのようにして遊ぶことは、友達同士の関係性を深める、コミュニケーションの一環だったりするのですね。
そうなんです!子供たちが遊びながら成長していく中で、私たちは彼らに適切な行動や言葉使いを伝えていくことが大切です。保育者としましては、子どもたちに適切な価値観や倫理観を教え、嘘をつくことのリスクや影響についても理解出来るようにサポートすることが重要です。また、嘘をつかないといけないと感じている子どもについては、背景を考えるなどして、別途サポートが必要な可能性があります。
次に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
では、生徒の皆さんに疑問があれば質問に応じながら、みんなで行動し、失敗しても泣いても、先生や友達に理由を辿ってもらい、受容と励ましがあると納得する こらえ泣き、悔し泣き、隠れ泣き、嘘泣きが出来る6歳の発達について授業を進めてみましょう。
生徒:先生、なぜみんなで行動することが大切なのですか?
良い質問だね。みんなで行動することは、たくさんのことを学ぶチャンスなのです。例えば、一人では気づかなかったことや、考え方をみんなで共有することで、新しい発見があります。それに、みんなで助け合ったり、一緒に問題を解決したりすることで、社会性を向上させ、仲間意識も深まります。
生徒:でも、失敗して泣いたり、悔しかったりするときは、どのようにしたらいいのですか?
失敗や困難に直面することは、成長するための大切な機会なのです。泣くことも、自分の感情を表現する一つの方法だよね。そんな時、先生や友達が理由を聞いてくれたり、受け入れて励ましてくれることで、6歳の子どもたちは納得して次に進むことができるようになります。
生徒:そうなんですね。では、嘘泣きってどのようなものなのですか?
嘘泣きは、本当は泣いていないのに、泣いているように見せかけることで、時には、自分の思い通りにならなかったり、自分に注目を向けたいときなど、6歳の子どもが自分の気持ちを受け止めて欲しい時に使うこともあります。
生徒:なるほど。そのような背景があるのですね。先生、みんなで行動することや失敗しても泣いても、励まし合うことはとても大切だとわかりますね。
そうだね。6歳の子どもたちは、みんなで支え合いながら成長していきます。みんなでの行動や感情の表現の重要性を教えていくことや、それぞれの個性や感情を尊重しながら、友達と一緒に楽しく学んでいけるように支援しましょう。
次に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
次の発達の姿ですが、6歳の子どもたちは、交通ルールを学ぶことで安全に行動する方法を身につけるようになります。たとえば、信号機が赤なら止まって待つ、青なら進むっていうのが理解できるようになります。
生徒:なるほど、6歳になると交通信号をちゃんと見て、赤なら止まって、青なら進むんですね。
そうです。危険なことを理解する力がついてくる証拠です。それから、通園以外の道順が言えるってのは、自分の家や学校への道を覚えていて、それ以外の場所にも行けるようになるってことなんです。
生徒:家や学校以外の場所へ行く道を知っているんですね。それはすごいことですね。
そうなんだよ。子どもたちはこれらのルールや道順を学ぶことで、安全に行動できるようになるし、自分で外の世界を探索する自信もつくのです。
生徒:なるほど、自分の身の回りのことをしっかり学ぶことで、安心して行動できるようになるんですね。
その通りです。これらのことを子どもたちが学んで、みんなで安全に交通ルールを守れるようにサポートしましょう。
次に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
次に、6歳の子どもたちは、友達同士で話ができるようになります。たくさんの語彙を学んで、自分の考えや感情を言葉で表現する力がついてきます。だから、保育では会話の機会を増やして、子どもたちが自信を持って話せるようにサポートするのが大切です。
生徒:なるほど、たくさん友達と話したり、感情を言葉で表現することが練習になるんですね。
そうだね。また、言葉の文の長さも平均6語になるんだ。子どもたちが短い文で効果的に自分の考えを伝えられるよう、シンプルな言葉を使ったり、ストーリーテリングの活動を通じて表現力を育てたりするんだ。
生徒:短くてもわかりやすい文で話せるようになるんですね。
そうだね。そして、幼児語を使わずに流暢に話せるようになります。保育では、子どもたちが日常生活の中で新しい言葉やフレーズを学び、それを実際のコミュニケーションで使う機会を提供することが大切です。
生徒:新しい言葉を学んで実際に使う機会が大事なんですね。
そうだね。これらの成長を一緒に楽しみながら、保育の中で子どもたちが言葉の力を伸ばせるようサポートしていきましょう。
次に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
みなさん、6歳の子供たちが、読み書き算に興味を持ち、ひらがなの絵本を読んで、名前をひらがなで書いたり、学校へ行くことに向上心を持っている理由は何だと思いますか?
生徒: 先生、おそらく彼らは新しい知識を得ることに興味があるのかもしれません。それとも、新しい友達を作ることが楽しみなのかもしれませんね。
その通りです。彼らは新しい知識や経験を求めているのです。学校へ行くことで、新しい友達と出会ったり、新しいことを学んだりすることができるからです。これにより、彼らは自分自身の成長を期待しているのです。
生徒: 6歳になると、仲間同士で共同制作ができたり、目標やルールを学べるんですか?
はい、正解です。彼らは共同制作を通じてチームワークや目標設定、ルールを学んでいます。それにより、彼らは自分の考えや行動を他者と共有し、協力して問題を解決することができるようになっています。
なるほど、みんなが協力して成長していく姿を見るのは素晴らしいですね。
そうですね。彼らの成長を見守りながら、彼らが自信を持ち、成功体験を積む姿を見ることは、私たち保育者にとっても喜びです。彼らが努力し、成長する過程をサポートすることが私たちの役割です。
次に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
みなさん、突然ですが、6歳の子供たちが、空間的、時間的、価値的な3次元の理解が確実になり、自由度が豊富になり、群性化するとはどういう意味だと思いますか?
生徒:難しそうですね、先生。彼らは物事を空間的にイメージし、時間の流れや曜日、また年齢や価値を考える能力が向上しているのかもしれません。いかがでしょうか、先生。
正解です。彼らは物事を立体的に捉え、時間の流れや曜日、また人々や物事の年齢や価値を考える能力が向上しています。これにより、彼らはさまざまな状況や関係性を理解し、適切な判断を下すことができるようになっています。
生徒: それに、時間的な概念も深まっているんですね。昨日、今日、明日や今年や去年など、時間の単位も理解しているということですか?
その通りです。彼らは時間の流れを1時間単位で理解し、曜日や昨日、今日、明日、また年や季節の概念も把握しています。これにより、彼らは過去と未来を区別し、自分自身や他人の成長を理解することができるようになっています。
生徒: なるほど、彼らの発達の進歩を考えると驚くばかりですね。
そうですね。子ども達の発達の進歩は素晴らしいものです。私たち保育者としましては、彼らの成長を支援し、彼らがより良い未来を築いていくために、彼らと共に歩んでいくという視点が重要です。
告知
〈子どもが困らないための保育投稿サイト ここま〉
最後に、
という社会性の発達を目的にした保育のねらいと内容ですが、
皆さん、今日最後に、6歳の彼らが真心を持ち、内的なルールを持ち、自発的な学習をし、約束を守ろうとする能力が育っていることについて、考えたいと思います。
生徒: 先生、彼らは自分の行動や言動に責任を持つようになっているのでしょうか?
その通りです。彼らは自分の行動や言動に責任を持つようになり、他人との約束を守ろうとする傾向が見られます。これは彼らの内的なルールや価値観が発達し、社会的な責任感が芽生えてきている証拠です。
生徒: それに、相手の気持ちを察することができるようになっているんですね?
その通りです。彼らは他人の気持ちや視点を理解し、共感する能力が高まっています。これにより、彼らは他人とのコミュニケーションを円滑に行うことができ、人間関係をより良く築いていくことができるようになります。
生徒: なるほど、彼らの成長は本当に素晴らしいですね。
そうですね。幼児期の集大成ともいえる、彼らの成長は驚くべきものです。私たち保育者は彼らの成長を支援し、彼らが自信を持って成長し、未来に向かって前進できるように手助けをしていく必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか☺
幼児期の集大成とも言える、素晴らしい社会性の発達ですね!
私が一番注目したい発達は、何といっても最後に挙げた発達の、
です。
とても頼もしい発達の姿ですね!
もう保育所で保育することはなにもない!って感じです☺
急がずに、、
急ぐと、逆にこのような素晴らしい発達に行きつくことが難しいかもしれませんので、注意が必要です。
急がば回れ!ですね☺
〈【保育のねらい(早期教育)】子どもの発達よりも急いだ保育は有効なのか?!〉
これで、1歳後半から始まりました、幼児の発達を保育に活かすシリーズは最終回になりました。
〈参考:【保育のねらい(1歳児)】1次元可逆操作の確立期!1歳児後半の発達の特徴から考える保育のねらいとは?〉
ここまでくるのに1年以上もの長い時間がかかってしまいましたが汗、少しでも興味を持って読んで頂いた方がいたら、とても嬉しい限りです☺
本当にありがとうございました!
発達のシリーズはこれで一旦終了になりますが、今後は、子ども主体の保育のために!!保育士養成講座シリーズ!など始めようかと検討中です!
私なりに、これまでの経験を新人保育士や保育経験の浅い方向けに、様々な角度から書いてみたいと思いますので、もしよろしければ、そちらもどうぞよろしくお願いいたします🙌
最後まで【保育のねらい(6歳④社会性)】就学を迎える幼児期の集大成!6歳の社会性の発達を活かすには?!後編をお読みいただき、誠にありがとうございました!
もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、今後のモチベーションにさせていただきます☺
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。