保育士のために

【保育のねらい(3歳前半①)】3歳前半の主な発達から考えられる保育の内容とは?!

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3歳 保育士のために

こんにちは☺

 

今回は、3歳前半の主な発達から、保育の内容を考えてみたいと思います☺

 

3歳前半といいますと、どのような姿が想像されますでしょうか?

 

3歳になりますと、言葉が劇的に増えます☺

 

そして、生活習慣は自立してきて、一人で出来ることが増えます☺

 

それでは、3歳前半の子どもは、具体的にどのような姿が見られるのか、確認しましょう☺

 

主な発達の姿

3歳前半に見られる、主な発達の姿としましては、

 

発達的な2次元の形成に発展がみられる。2次元の対概念が増大し、事象を各種の2次元の概念で認識することが出来る。
出会いが苦手で、隠れたり、目をつむったりする。自我の充実がすすみ、他者を受け入れる自我と自己主張の矛盾が増大する。
臓器の中心器官が大きくなり、機能が増し、筋肉組織などが強くなり始め、下垂体成長期に入る。脳波の成熟は第2期の後半期に入り、α波の急増期に入る。

 

これらの発達の姿が見られます☺

 

2次元形成の発展、他者への意識と葛藤、身体の成長と、大きく成長していく姿があります☺

 

それでは、一つ一つの発達から考えられる、保育の内容を一緒に考えてみましょう☺

 

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考えられる保育の内容

まず一つ目の発達、

 

発達的な2次元の形成に発展がみられる。2次元の対概念が増大し、事象を各種の2次元の概念で認識することが出来る

 

、という発達から考えられます、保育の内容ですが、

2次元の対概念とは、2つの異なる2次元の形を比較することができる能力のことです。例えば、四角と丸や、三角と長方形など、2次元の形状について異なるもの同士を比較することができます。この2次元の対概念の理解が発達することで、子どもたちは形状やパターンを区別し、識別する能力を身につけることができます。また、事象を2次元の概念で認識することとは、物事や出来事を2次元の形として捉える能力のことです。例えば、絵本のストーリーや絵画、地図や図形など、2次元の表現を介して物事を理解することができます。この能力の発達により、子どもたちは2次元の情報を処理する能力を身につけ、空間認識能力や抽象的思考能力を向上させることができます。
  1. パズル遊び:2次元のパズルを組み合わせることで、子どもたちは2次元の概念を理解することができます。また、パズルを完成させる過程で問題解決力や集中力も養うことができます。
  2. ブロック遊び:色や形の異なるブロックを組み合わせることで、子どもたちは2次元の概念を理解することができます。また、自分で創造的に遊びを作り出すこともできます。
  3. 絵本の読み聞かせ:絵本のストーリーやキャラクターの形状を認識することで、子どもたちは2次元の概念を身につけることができます。また、絵本の内容を理解することで言葉や物語の理解力も養うことができます。
  4. お絵かき遊び:紙に絵を描くことで、子どもたちは自分のイメージを2次元の概念で表現することができます。また、色彩や形状の違いを認識することで、感性や創造性を育てることもできます。
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次に、

出会いが苦手で、隠れたり、目をつむったりする。自我の充実がすすみ、他者を受け入れる自我と自己主張の矛盾が増大する

、という発達から考えられる、保育の内容は、

3歳前半の子どもたちは、自我の充実が進むと同時に、他者との出会いに対して様々な反応を示すことがあります。その中に、隠れたり目をつむったりするような行動が含まれます。これは、自己主張と他者を受け入れることの矛盾が原因の1つです。つまり、子どもたちは自分の欲求や意見を主張したいと思う一方で、他者との関係性や社会的なルールを理解できていないため、他者との関わりに不安や緊張を感じることがあるのです。ですので、協調性や相手に譲ることや相手に合わせるというような取り組みは、少しハードルが高い時期ということになります。このような子どもたちを支援するための保育としましては、
 1. 応援する:子どもたちは自信を持って、自己主張をすることができるように、応援してあげましょう。自分の意見や思いを言葉で表現することを促すことで、自己主張の練習ができます。
 2. 観察する:子どもたちの行動を観察し、どのような状況で隠れたり目をつむったりするのかを把握しましょう。その上で、子どもたちの不安や心配を理解し、解決する手段を一緒に考えることが大切です。
 3. 好きな遊びを提供する:子どもたちに自分の好きな遊びを提供することで、自分自身で自分を表現できる環境を整えましょう。また、自己主張する機会を増やすことで、自己主張の練習ができます。
 4. 社交性を養う:子どもたちが他者との出会いに慣れるよう、保育園や幼稚園などの集団生活に慣れさせることが大切です。また、子どもたちがコミュニケーションをとる機会を増やし、大人が仲介をしながら、少しずつ社交性を養うことも重要です。

これらのような保育が考えられます☺

 

 

最後に、

臓器の中心器官が大きくなり、機能が増し、筋肉組織などが強くなり始め、下垂体成長期に入る。脳波の成熟は第2期の後半期に入り、α波の急増期に入る

という発達から考えられる、保育の内容としましては、

3歳前半の子どもは、体の成長が著しく進み、特に臓器の中心器官が大きくなり、機能が増強します。筋肉組織も発達し、運動能力が向上していく傾向があります。また、下垂体成長期に入るため、成長ホルモンの分泌が増え、身長が伸びることも多いです。同時に、脳の発達も進んでいきます。3歳前半には、脳波の成熟が第2期の後半期に入り、α波の急増期に入ります。この時期は、思考や言語の発達が進み、社会的なスキルの習得が始まる重要な時期です。
保育の内容としては、子どもたちの運動能力を伸ばすために、体を動かす遊びや室内外での運動遊びが重要です。また、思考力を伸ばすために、パズルや絵合わせなどの課題を与えることで、問題解決能力の発達を促すことができます。さらに、子どもたちが自己主張をする力を育てるために、自分で考えて行動する機会を与え、自己肯定感を高めることも大切です。
小児の脳波は低い周波数成分が中心です。 1歳で5Hz,3歳で6Hzという具合に年齢とともに少しずつ高くなっていき、8歳ころには成人と同じ10Hzほどになっていきます

 

 

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まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

3歳になりますと、急激に身体が成長していきます☺

 

それに伴って、運動機能や記憶、思考ともにグンと伸びます☺

 

それらを上手く活かして保育したいですね☺

 

 

ここまで【保育のねらい(3歳前半①)】3歳前半の主な発達から考えられる保育の内容とは?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺

もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺

 

もし共感して頂けるところがございましたら、SNSなどで共有して頂けたら、今後のモチベーションになります☺

 

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