子どもは未来

【子どもは未来】将来がちょっと気になる子どもって、どんな子ども?!

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子どもは未来

こんにちは。子どもの見方を知って、子どもの味方になりたい!子どものみかたブログをお読みいただき、ありがとうございます!!

 

今回は、これまで多くのいろいろなタイプの子どもを見てきて、

将来、どうなるんだろう?!ってちょっと気になる子ってどんな子かなってことを考えてみたいと思います。

 

ちょっと気になる子ども

私が考える将来がちょっと気になる子どもって、

親の前で自分を出せていない子どもなんですよね。

やんちゃで、手がかかって、

暴言や時には手が出てしまうような子どもは、

実はそんなに心配ではなかったり。

 

それは、

そういう問題行動に対しては、保育者が気付きやすいというか、

対応が必要とわかるから、支援することになる。

そうすると、将来についてはそんなにはね。

その時は本当に大変でトラブルも多く、

保護者の方に、何度も謝罪をしないといけなかったような子どもだったとして、

その子どもがもし将来、少し道を外れるようなことがあったとしても、

心の持ち方も人との付き合い方も、子どもの頃にぶつかりながらも経験をたくさん積んでいて、支援もされている分、

いつか教えられたことの本当の意味に気付いて、自分で元に戻っていく力を発揮するんじゃないかって期待が持てる。

要するに、誰にでも支援が必要とわかりやすいタイプなんですね。

もっと自分を見て!、自分の話を聞いて!っていう注意喚起行動に対して、保育者や教育者が対応をきちんとすればいい。

理由も聞かず、頭ごなしに押さえつけることだけしなければ。

〈参考:わがままと主体性の違いとは?!〉

【保育のねらい(主体性)】子どもの主体性とわがままの違いとは?
主体性を発揮する保育ってどういうもので、主体性とわがままとの違いを考えてみました。

 

子どもの頃『いい子』は将来もいい?!

でも、、

表面的にはいい子で、隠れて問題行動をするタイプって居て、

それは大人の顔色を窺うようになってしまっていて、

保護者や先生の前ではあいさつもして礼儀正しくふるまって、

友達同士になると、口も悪く、ひどいいじわるを思いついて実行してしまうようなこともありで、、

そういう子どもって、表立って問題がないので、大人が対応することも少なく、

本当はいろいろ抱えていて問題はあるのに、保育者の影響力というか、大人の支援を受けにくくなっている。

スルーされてそのままになっていることが多くて、、

時々その子どもに問題があると発覚したりするわけだけど、

わからないところで起きてることが多く、発見もしにくいっていう、、

私の知ってるケースでは、

その子どもは、両親とも教育者で(もちろん、両親とも教育者の方が全てそうではないですが)

礼儀正しく、勉強も含めて厳しく育てられていて、

お迎えに来られた時なんかにお母さんからよく、

『ごめんなさいって言いなさい!』って、意見も聞かずに頭ごなしに叱られていたり、、

そんな子どもって、家に帰って自分を素直に出せているのか、居場所はあるのか、落ち着いて安心して過ごせているのかなって、

とても心配になる。

そんな子どもの本当の自分を見てほしい!、本音を聞いてほしい!って想いがあるのに、

大人の前では顔色を窺って、いい子ちゃんをして、

本当の心の内を、影での問題行動で現わしてしまう。

 

子どもに必要なこととは?!

〈参考:【子ども主体の保育への道】講義2:保育の本当の目的は何か考えてみよう!〉

【子ども主体の保育への道】講義2:保育の本当の目的は何か考えてみよう!
保育の目的を考えることで得られることは、自分は一体何のために保育をしているのか、あらためて考えることで、保育を見つめなおし、目的に向かってどのような保育が必要なのかを考える機会にして頂きます。これが今回の講義の目的です。

 

それに気づいて、保育者はできる限りのことをするんだけども、、

実際は、一般的な保育者では太刀打ちできないくらい深刻で、保護者含めて、スクールカウンセラーや相談支援の専門家に繋ぐ必要があるようなケースもあったりすると思うんだけど、なかなかそこまでには至らず。

そういう子どもが、不満を抱えたまま、自分と他者や社会とのバランスが取れないまま、将来大人になって、

どうなっていくんだろうって、、

また、外ではある程度きちんとしていても、親の前では、時にはわがままで、手のかかる子どもっていうのは、家が安全地帯になっていて、

外でのストレスを家でしっかりバランスをとって解消することが出来ているってことで、、

保護者の方は、外では問題もあまり起こさなくて褒められてばかりで、ちゃんとしているのに、なぜ家では荒れるの?!と思ったりしますが、

その場合は、子どもは園や学校でとても頑張っているってことで、保護者は子どもの本音に寄り添い、適切な支援をする必要がありますが、

それを、保育者や教育者も一緒になって、外で出来るんだから家でも頑張れ!って言ってしまうと、もう逃げ場がなくなってしまう。

 

子どものうちは、どこかで素の自分を思い切り出せる!って大切なことなんですよね。

 

〈参考:【保育のねらい(自己肯定感①)】子どもは、自分の持っている力以上の能力を意思に反して要求され続けると、どうなる?!〉

【保育のねらい(自己肯定感①)】子どもは、自分の持っている力以上の能力を意思に反して要求され続けると、どうなる?!
自己肯定感について、考えてみました。自己肯定感が上がる時と下がる時は、どのようなケースなのでしょうか。

 


最後まで【子どもは未来】将来がちょっと気になる子どもって、どんな子ども?!をお読みいただき、誠にありがとうございました。

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺

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