毎月の保育

【保育のねらい(10月)】スポーツの秋!食欲の秋!など、10月という季節を活かした保育ってどんなの?!

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毎月の保育

こんにちは☺

いつも子どものみかたブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!!

 

前回は9月の保育について考えてみました☺

初秋を迎え、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など、~の秋ということで、取り組みやすい時期でもあったはずですが、残暑が厳し過ぎでした汗

季節が少し、遅めにずれている感じがしますね。

記念日としては、秋分の日や敬老の日もありました☺

9月の保育アイデア!子どもたちが夢中になる9月の行事と活動のヒント
9月の保育や秋の保育について考えてみました。様々な行事に取り組むには、いい季節になりますよね。

 

それでは、10月に行う保育というと、どのようなものが考えられるのか、一緒に見ていきましょう!

 

10月の保育

10月に行うと有効と思われる保育を上げてみました☺

 

個々の発達や、地域、文化に応じて、臨機応変にカスタマイズすることが大切になります☺

1. 秋の自然観察: 10月は秋の季節であり、自然の変化を子供たちに体験させる絶好の機会です。紅葉、落ち葉、秋の野菜、鳥の渡りなど、季節の特徴を観察し、自然素材を使った作品や自然の散歩を取り入れましょう。
2. ハロウィーン準備: 10月の最も楽しい行事の一つはハロウィーンです。仮装やデコレーションを作成し、ハロウィーンの工作やゲームを通じて、子どもたちになりきり体験を提供しましょう。4歳児の時期は、~になったつもり遊びがはまる時期でもありますので、特にハロウインが有効になります。年長になったら、ご近所に協力して頂き、お菓子を集めることについてみんなで協働する中で、安全面には考慮しながら、子どもたち自身で話し合いましょう。
3. 食育: 秋は収穫の季節です。子どもたちに畑や農産物について学べる機会を提供して、食への興味や関心を無理なく広げ、衛生面に注意しながら、季節の食材を使ったクッキング体験を提供しましょう。
4. 動物とのふれあい: 秋は動物たちが活発になる季節です。動物園や農場へのフィールドトリップを計画し、動物と触れ合う機会を提供しましょう。また、動物の特性やペットの世話についても学び、興味を広げることができます。
5. 国際音楽の日: 10月1日は国際音楽の日です。音楽を通じて文化や国際協力について学ぶ機会として、世界のさまざまな音楽活動や楽器の紹介などをして、音楽により親しめる取り組みをしましょう。
6. 感謝祭: 10月には感謝祭があります。収穫と前年の祝福に感謝と犠牲を捧げる日として始まりました。感謝の気持ちを育てるために、子どもたちに感謝の意味や大切な人との時間を大切にすることを伝えましょう。手作りの感謝祭のデコレーションや食事を楽しむイベントを計画しましょう。
7. 秋の読書週間の月: 10月27日~11月9日の中日にあたる11月1日は、「本の日」です。子どもたちに読書の楽しさを伝えるために、絵本の読み聞かせや読書タイムを設けましょう。秋の絵本や季節に合った物語を選んで、興味や関心を広げましょう。

 

これらのアイデアを通じて、子どもたちに楽しく学び、成長する機会を提供しましょう。また、保護者や地域と連携して、オープンで豊かな保育環境を構築することも大切です☺

 

注意点!

毎回どのような取り組みもそうですが、注意しないといけないのは、個々に興味や関心が違うことがあったり、個人差もある点です☺

 

興味や関心を広げようと保育者が準備をしても、どうしても子どもの側が合わないということもあったりします。

ですので、無理に全員参加を目指す!のではなく、特に3歳辺りまでは選択肢を幅広く用意して、出来るだけ子どもたちの様々な興味関心に沿う形で、保育を用意するといいでしょう。

 

また『感謝』をねらいに取り組む場合、まだ自然や人、物に対して、その尊さを感じたり想像したりするのが難しい場合、取り組んでも保育のねらいにするのが難しい場合もあります。

協力することの意味は、5歳児になると理解出来るようになったり、6歳辺りになると、多角的な物事の見方が出来るようになりますので、子どもの発達のタイミングに合わせて取り組むことが大切です。

 

同じ取り組みでも、発達段階によって難易度を調整することも含めて、必ず参加して取り組まなければいけないということではなく、あまり合わなかった場合も想定した上で、自由度や余裕があり、ある程度幅を持たせた準備をすることが大切です☺

気持ち的にも、、ですね!

 

参考

〈はじめまして。 子どもの発達と保育と生きる力です!!このアカウントの目的は、4つあります。

・見るだけで、子どもの発達や保育の理解が深まる動画です。

・発達を理解することで、不適切な保育を防ぐ、子ども主体の保育講座も行っています。

・保育現場の課題や現状を発信して、問題の解決を考えます。

・子育ての参考にしていただける内容でもあります。〉

子どもの発達と保育と生きる力
はじめまして。 子どもの発達と保育と生きる力です!! このアカウントの目的は、4つあります。 ・見るだけで、子どもの発達の理解が深まる動画です。 ・発達を理解することで、不適切な保育を防ぎ、子ども主体の保育が可能になります。 ・保育現場の課...

 

 

他にもある10月の記念日

10月にある記念日は、他にもまだまだあります☺

 

〇スポーツの日

スポーツの日を保育活動に取り入れることは、子どもたちに運動や健康の重要性を教え、身体を動かすことの楽しさや興味を持たせたり、体力を養う機会を提供する素晴らしい取り組みです。

以下に、スポーツの日の保育活動に含めることができる、いくつかのアイデアを紹介します

1. スポーツデモンストレーション: 保育士や地域のスポーツクラブやコーチに協力して頂き、さまざまなスポーツのデモンストレーションを行いましょう。サッカー、バスケットボール、テニス、陸上競技など、様々なスポーツを紹介し、子どもたちに基本的なルールや技術を体験してもらいます。
2. スポーツゲーム: 子どもたちが楽しんで遊べるスポーツゲームを用意しましょう。例えば、フラフープ、ボールを使ったゲーム、リレーなどが考えられます。発達段階に合わせ、協力プレイと競技プレイの両方を組み合わせて、バラエティ豊かな楽しいスポーツの経験を提供しましょう。
3. 体力測定: 身長や体重の測定、短距離走や跳躍の競技を通じて、子どもたちの体力を評価しましょう。回数表やチェックシートを使って、各測定コーナーを回るという取り組みも楽しく出来ます。個々の進歩を記録することで、目標を設定し、運動の成果を実感させることができます。順位よりも、個々の頑張った過程を評価することがポイントです。
4. スポーツクラブ訪問: コーチなどに来てもらうのもいいですが、地元のスポーツクラブや体育館を訪れ、子どもたちに施設やスポーツのトレーニングを見せてもらいましょう。また、スポーツクラブのメンバーやコーチと交流する機会を提供します。
5. スポーツの日イベント: スポーツの日に特別なイベントを開催し、子どもたちが興味を持って体験できるようにしましょう。ランニング大会、ミニオリンピック、フリーのダンス大会などが考えられます。自分が頑張った姿を撮影し、後でみんなで観賞会をするのも楽しいです。子どもたちが好きキャラクターを活かした、参加賞やチャレンジ表、手作りメダルなどを用意すると、子どもたちの励みになります☺

 

スポーツの日を保育活動に取り入れることで、子どもたちは健康的な生活習慣を身につけ、スポーツと運動の楽しさを体験します。また、協力プレイや競技プレイを通じて、チームワークや仲間意識も育むことができます。

協力プレイについては、5歳辺りになってからだと、他者や自己知覚の意識が深まっていて、より有効になると考えられます。それまでに協力プレイをする場合は、子ども同士よりも、大人によって調整をしながら楽しむのが良いと思います。

 

スポーツの行事でも注意したいのが、レベルに着目するのではなく、楽しく、それぞれの頑張りを評価するということになります。また、参加したくない!という気持ちにも寄り添い、そのような子どもに対しても運動に興味が持てる工夫をしたり、または別の役割を与えるなどの支援も大切です。

 

〈参考:幼児期に運動嫌いになるデメリットとは?!〉

【保育のねらい(運動)】幼児期に運動嫌いになるリスクとは?!
子どもが運動嫌いになるリスクや自分や他者の身体性の理解と身体性と遊びについて、考えてみました。

 

〇その他の記念日

その他の10月の面白い記念日としては、、

 

登山の日(3日)
木の日(8日)
サツマイモの日(13日)
鉄道の日(14日)
リサイクルの日(20日)
サーカスの日(26日)

などがあります☺

 

ちなみにサツマイモの日は、サツマイモのことを「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」 と呼ぶことから川越いも友の会が制定しました☺

 

一部の子どもが、特に盛り上がりそうなのは、何といっても『鉄道の日』ですね!

鉄道の日は、明治5年(1872年)10月14日新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを受け、平成6年(1994年)、その誕生と発展を記念し、毎年10月14日を「鉄道の日」と定めました☺

ウンチクとして、子どもに伝えると、より興味がわいたり、自己肯定感が増すかもしれません☺

 

中には、知ってる!!と返す子どもも居るでしょうね☺

 

リサイクルの日は、年長になると多角的な物事の見方が出来るようになってきますので、リサイクルについて話したり、その意味について調べたりする機会を設けると、興味や関心が広がるかもしれません☺

 

これらの記念日は、個々の園の子どものタイプに合わせて、取り組みにするのもいいでしょうし、個々の興味に合わせて準備をするのも、自己実現体験や興味関心を広げたり深めるために、とても有効ではないでしょうか☺

 

まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

10月は、気温も落ち着いてきて、様々な保育がしやすい季節と言えると思います☺

 

それぞれの取り組みが、それぞれの発達段階に合わせて、難易度やレベルに関係なく、個々が興味や関心を持ち、楽しく参加できるように準備するということが、大切だと思います☺

 

※個々の子どもに合わせ、丁寧に保育の準備をすればするほど、逆に保育士が疲弊し、離脱に繋がってしまうということがありますので、これらの保育内容に丁寧に取り組むためには保育体制の改善は必須だと思いますが、現状の体制の中で、保育士自身の健康を第一に考えて、無理なく保育をしましょう!

 

〈参考:保育士が休憩が取れないのは当たり前?!〉

【保育所の課題】保育士に休憩は無いのは当たり前?!保育士の人権問題とは?!
保育士の待遇から、保育士の労働環境と人権について、考えてみました。保育士は働きながら保育のスキルを上げていける環境にあるのか。

 


最後まで【保育のねらい(10月)】スポーツの秋!食欲の秋!など、10月という季節を活かした保育ってどんなの?!をお読みいただき、誠にありがとうございました☺

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです!心よりお待ちしています☺

 

告知

〈「ここま」は、困っている子どもたちを支援するための保育投稿サイトです。運動はもちろん、それ以外にもわからなかったり、参加出来なかったりして困っている子どもが放置され、それが引きこもりや非行に繋がることがあります。保育者の皆さんの実践や成功体験を共有し、困っている子どもたちの成長を支援します。共に、困っている子どもの未来を拓きましょう。〉

 

https://www.komaranaisekaiforkids-kokoma.site/forum/yun-dong-nikun-tuteirushi

 

 

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