児童養護施設で過ごしている子どもたちは、それぞれとても複雑な事情を抱えていたりします。
子どもたちは虐待を受けていたり、事故や災害で両親を失っていたり、不適切な養育環境で過ごしていたりなどの理由で入所されています。
もちろん、保育所の子ども達からも学ぶべきところはたくさんありますし、日々保育士を成長されてもくれます。
でも、家に帰れば自分のことを大切にしてくれる大人が居ますし、基本的には施設の子どもほどは、深く大人を必要とはしていない場合がほとんどです。
子ども本人に特性があったりで例外はありますが。。
もし、保育所に大人を特に必要としている子どもが居ても、日々の保育の中では大勢いる子ども達の中の1人という意識になりがちではないでしょうか。
深く信頼出来る大人を必要としている、基本的な愛着関係が必要な子どもを支援するという経験は、保育士としてとても成長させてくれたり、、
子どもの入所施設で働いていた時、これから保育士として活躍される保育実習生さんと話す機会が度々ありました。
そうでもなかったのかな😓
現役保育士さんがもし、壁にぶつかっていると感じていたり、スキルを上げたい!とか保育士として何か変えたい!と考えていましたら、月に一回でも、児童養護施設や障害のある子どもの入所施設などのボランティアや行事のお手伝いなんかをお勧めします。
あと、保育実習で行かれた方は、大変な思いをして子ども達の支援をした、施設での経験を時々思い出すというのも、原点に戻れたりして、とてもいいのかもしれませんね。
今までよりも、愛着関係で躓いている子どもに気付くことが出来たり、より深く子どもに寄り添った、いい保育が出来るようになるかも?!☺
実際に関わって初めて感じるものがありますので、施設の子ども達の生活を知り、少しでも理解している大人を増やしたい!という想いもあります。
保護者さんの中には、子育てが上手く出来ない方も居ますし、事故や災害などで、急に保護者や親類が居なくなる子ども達もいます。そのために児童養護施設はとても重要な社会的役割を果たしています。
また、特別養子縁組や里親制度もありますが、施設養護でもある児童養護施設は社会的には必要がなくなる方向へ向かうのが、本当は子どもの為にはいいことではないかなと思ったりもしています。
〈参考〉
児童養護施設最低基準 保育士の体制
(45人以下の施設は更に1人追加)
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