こんにちは。
保育士の中には、保護者を相手に子育て支援をするのが苦手という方もいるのかもしれませんね。
子育て支援は先輩やベテラン保育士から、直接こうしたらいい!とか細かく教えるのが難しいということもあるのかもしれません。
離婚率が高まり、核家族化が進んだ20年ほど前から言われ続けていますが、社会状況が激変している現代社会では、家庭環境も様々になっていますので、
と思われます。
また、年齢が離れていることや自分に子育て経験がないことが、子育てのアドバイスをする時に自信のなさになることがあるかもしれません。
しかし、保育士が持つ、保護者と比べてのアドバンテージは、
という点にあります。
そういう専門性を上から目線じゃなく、自然な形で子どものためにという共通の目的を持つ立場でお伝えすることで、納得してもらいやすくなるのではないかと思います。
また、ちょっとした怪我やトラブルなど、事ある度に厳しくご意見を頂き、その対応に困るということもあるかもしれません。
私が思う、子育て支援において最も理解していただきたいのは、子どもが生まれ、保護者になったからといって、
ということです。
よく最近SNSなんかでは、育てられないなら子どもを産んではいけない!などと言われたりしますが、保育士としては福祉の視点を持ち、そういった保護者さんの味方でもありたいと思います。
ということを考えることだと思っています。
不適切な育児しか出来ない保護者を追い込んだところで、その子どもはどうなるのでしょう。
必要なことは、保護者のタイプや環境、状況によって違うのかもしれません。
子育て支援は今だけじゃなく、場合によっては長い目で見ていくことも必要になることもあります。
そういうのってよく考えたら、子どもの保育と同じ視点ですよね☺
子育て支援は私もそうでしたが、みなさんも初めての場合、どうしたらいいのかわからない部分が多くありそうですので、質問も交えて考えていけたらと思います。
一般的な子育て支援が難しい場合
一般的な保育士が、子育て支援や保護者の相談に乗る場合、全く手に負えないというケースも中にはあります。
どのようなケースかというと、、
などです。
このような保護者に子育て支援をする場合、上から目線の指導やあまり裏付けのないような助言をしてしまいますと、保護者をよけいに不安にさせたり、子どもの不利益になる可能性がありますので、注意が必要です。
そう考えると、自然に一般の保育士が保護者の相談に乗ったり、子育て支援が出来るケースというのは、その逆の、
のような場合と考えられます。
これらの条件をある程度満たしている保護者ですと、保育士の発達についてなどの専門性のある助言を素直に受け止めやすいと考えられ、子育てに関するエンパワメントをするなどの支援がしやすいと考えられます。
保育士としましては、上記のような困難さがある場合は、あまり無理せずに、専門の相談員や福祉に繋ぐ方が良いでしょう。
保育講座のご案内
子ども主体の保育が出来るようになる講座の記事や動画です!
ここまで【新人保育士のためのオンライン保育講座】講義7保育士としての子育て支援とは?、をお読みいただき誠にありがとうございました。
もしご意見、ご感想などございましたらコメントで頂けますととても嬉しいです!
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。