国連機関での調査で、、
この国の幸せを遠ざけている問題点としまして、
人への寛容性の無さがあげられました。
国を信頼出来ないことも問題とのことですが、
それと相関性がありそうですので、ここでは横に置いておくとしまして、
人への寛容性はどこからやってくるのでしょうか?
人への寛容性を身に着けるために
人は幼児期に人格の基礎が築かれるといわれますが、人への寛容性を身に着けるためには、
幼児期の重要性
というねらいの保育をするということになりますでしょうか。
そもそも相手を尊重するってどういうことなんでしょうか?
尊重とは、、調べてみますと、
とあります。
ということは、
例えば、
私のブログに繰り返し出てきますが汗、
3歳児の保育士配置基準は、
保育士1人に対して20人の子どもでいいということになっています。
この体制で、個々の意思を大切にして尊重出来ますでしょうか?
おそらく、今の保育は子どもの人数が多すぎますので、
が優先され、それが保育のねらいの中心にならざるを得ないと思われます。
3歳児の社会性の発達を確認してみますと、
このような状態をみますと、
と考えられます。
友達の存在は意識はしますが自己中心性が強く、譲ったり合わせたりすることは難しい段階ですし、
一緒にはいたいけど、相手に合わせながら楽しむことは出来ないことがまだまだ多いです。
それらの課題があり、個々に保育士の支えが必要なことが多い段階ですので、
でしょう。
そもそも集団がねらいの保育をするとしまして、1グループ20人という単位が合理的なのかという問題は別にありますが、、
発達段階的にも、まだ3歳児は自分の事で精一杯で、寛容性を持って相手を尊重したり、相手の失敗を許したり出来る時期とは言えないでしょうね。
なので、3歳児は相手を尊重したり、相手の失敗を許すベースを築く時期であるということになると思います。
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相手を尊重する、相手の失敗を許すねらいの保育
そもそも、子どもの成長発達のためには相手を尊重する前に自分が尊重される経験が先に必要です!
なので、3歳児は個人として尊重される保育をベースにしていくことで、
4歳に繋げることが出来ます!
今の保育は、ここをすっ飛ばしていることが多いと思われます。
個人としてあまり尊重されていないのに、集団と同じ行動を強いられます。
そのために、本当の社会性である人への寛容性が身につかないのではないかと思っています。
となっている可能性が高いと思われます。
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対策はある?!
例えば3歳児が個人として尊重されるためには、子ども20人に対して保育士は何人必要でしょうか?
3歳児は個々のやりたい!というような主張が尊重され、思い通りにいかないことで情緒が不安定になりますと、信頼できる保育士に支えられる必要があるとします。
すると、
幸せになるため、人への寛容性を身に着ける保育を考えてきましたが、
3歳児の保育所での保育をみてみましても、幸せになるために寛容性を身につけるのは、残念ながらかなりハードルが高いと思わざるを得ないかなって。。
ここまで【保育のねらい(幸せ)】幸せになるための保育とは?、をお読みいただき、誠にありがとうございました。とても嬉しいです!!
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保育所の保育士配置基準は適切か?!
〈参考:令和3年中における自殺の状況〉
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