明石家さんまさんプロデュースということで、当時話題になりました。
最初は元奥さんを主人公にする予定ではなかったようですが、、笑
それはさておき、、
さんまさんの想い
一見、母と娘のロードムービーのようですが、
そう考えると、今話題のすずめの戸締りと共通点があるのかも?!
どちらも作者の子どもへの強い思いが感じられて、
一人一人が映画に出てくるような、そんな大人になれたら、子どもにとってとても幸せだなって、、
さんまさんも、子ども大好きですもんね!
『結婚はいいから、子どもだけ欲しいねんなあ!』と以前言っておられたりしました。
また、『生きているだけで丸儲け!』を娘さんの名前にするとか、、
子どもへの想いが強いんですよね!
この世に生まれてきただけで、プラスのことで、
何かが出来るとか、優秀だとかは関係がないんだよ!という、子どもへの寛容さが感じられます!
そんなさんまさんの心を揺さぶられた原作ですので、
期待大!でした。
物語
男の人に何度も騙されて波乱万丈に生きる肉子ちゃん。
そんな母と一緒に暮らす、『娘』のキクコ。
波乱万丈で、辛い壁を何度も乗り越えたからなのか、口癖は『普通が一番!』
ネガティブなことは全部ポジティブに変換して返してくれます。
色んなことがあったのに、あの明るさに救われます!
おそらく男に騙されるのも、心の寛容さがゆえなのでしょう。
でも、最後には笑ったもん勝ち!ってなんだかさんまさんみたいですね笑
キクコは自分の本音を自覚した時、逆に迷惑をかけてもいいんだと人の優しさに触れた時、感情があふれ出します。
それは子どもが育つためにとても大切なことです。
キクコは自分の環境の影響からか、とても複雑な感情を持つようになっています。
気を遣ってしまって本音を出せない自分、誰かを羨む自分、素直に誰かを好きになれない自分。
どれも親からもっともっと大切にされたかった!ということが背景にありそうです。
ある日、キクコから肉子ちゃんに本音をぶつけられます。キクコの言葉を肉子ちゃんは必死に否定して、いかにあなたが大切に思われていたか、思っているかを伝えます。
それが出来ないと、誰も許すことは出来ないです、自分も含めて。
そして、肉子ちゃんもキクコに許されることで、自分を許せるようになります。
人への寛容さが幸せを引き寄せることになります!
そんな人への寛容さを意識させてくれる、とてもとても素敵な映画でした。
対象の子ども
作画はスタジオ4℃ということで、とても繊細で素敵な絵です!
内容は親子関係であったり、子どもの福祉がテーマだと思われますので、小学校低学年それも3年生辺りから楽しめるかなと思いました☺
ここまで【子どもにお勧めの映画!】漁港の肉子ちゃんを子どもが見たらどうなる?、を読んでいただきありがとうございました。
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しかし、『いこか、いこか』って笑
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