保育士のために

【保育のねらい(5,6歳児)】水曜日のダウンタウンのかくれんぼについての説とは?

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かくれんぼ 保育士のために

ここでは以前から探偵ナイトスクープの子ども関係の依頼から、子どもの理解を深める記事を書いてきましたが、今回は、、

【探偵ナイトスクープから子どもを知る!】クローゼットが怖い5歳児!その原因は?
探偵ナイトスクープから5歳児がよく理解できます。今回はクローゼットが怖い!女児の話です。

 

 

2023年の3月29日、TBS系で放送されました『水曜日のダウンタウン』の番組の中の、幼稚園児に対する説を取り上げようと思います☺

 

その説とは、、

 

『幼稚園でのかくれんぼ、隠れた友達が全く見つからず、見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら、幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説』

 

というものでした。

 

あえて、子どもに恐怖を感じさせるような『説』ですので、対象年齢を考慮したり、精神科医や心理士による、十分な評価や準備をしていてほしいですし、その後のフォローも用意して行ったと信じますが、、😓

 

それは別の問題としまして、

 

松本さんも『さすがにの意味がわからん!』と突っ込みを入れていましたが、その通りだと思います😨

 

それはさておき、どのような結果になったのか、検証したいと思います!

 

1人目の挑戦!

まず最初に鬼になったのは、えみりさん(6歳)でした。

 

年長クラスの様ですが、子どもたちに対して先生の

何する?

に対して、

 

かくれんぼおにごっこ!

と子どもが返しています。そして、先生がそれに対して、

じゃあ、最初かくれんぼしようか。

と提案して、すんなり決まり、はじまります。

 

見た感じだけだと、

先生の話を聞こうとする態度が育っていますね☺

鬼やる人!

と先生が聞くと、4人が手をあげます☺

 

かくれんぼや鬼ごっこでは鬼も楽しめることは、とても大切なことです。ずっと鬼のままで、交代できない経験をすると、絶対に鬼は嫌!という場合があります。そんな時には、みんなが楽しめるように、大人が仲介して、相談したりルールを変える必要が出てきます。

 

じゃあ、早かったえみりちゃん!

先生の判定で、鬼が決まり、皆それを受け入れました☺ 年長ですので、ルールを守る意識が育っていると感じられました。

 

 

『よういーどん!』と友達が言って、始まります。子どもの掛け声で始まりました☺ 子どもたちだけでやろうとする姿は、いいですね!

 

1から10までしっかり数えることが出来て、

もういいかい!

ということが出来ていました☺ さらに10数えてからもう一度『もういいかい!』と聞いて『もういいよ』と返ってきましたので、探しに行きます。

 

 

走り方は、とてもしっかりしていましたね☺

 

最初の子どもに笑顔で近づき、

見いつけた!

 

と言いますが、一瞬で無表情に変わりました😨

番組では0の表情と表現していましたが、瞬間的に、かくれんぼをした友達と違う!とわかったようです。

かける君じゃない人が居た

 

と話しています。

 

友達の名前をよく覚えていますし、思ったことを上手に言語化しています。

 

その後も知らない友達ばかり見つけ、不安になったのか、一旦その場を離れてしまいます。

 

それからも、知らない友達を見つけ、無表情になっていました。

 

当然ですよね、、😨

 

男の子が『全員見つかったかな?』と言った時『誰?』とも言っていました😓

 

そして『お茶飲んでくる!』と教室の方へ走り去ります。

 

恐怖や不安を感じた時、我慢をするか、自分で対処しようとするタイプなのかもしれません。

 

スタッフが話を聞こうとした時『なんで~たちいないの?』と不思議に思っていたことをぼそっとつぶやいていました。

友達が居ないことの背景を知りたい気持ちがあることから、現実と架空の世界の区別はついているようです。

 

『どうだった?』と聞くと『楽しかった』とちょっと複雑な笑みを浮かべて返しています。

もしかしたら、少しスタッフに気を遣ったのかも?!

 

『あの子たち、知ってる?』と聞くと『あまり知らない』と返しています。

『どっきりでした!』とスタッフが明かしますが、

『わかる?』と聞くと『わかんない』と返していました。

 

まだ幼児期ですので、嘘をつかれるという経験をあまりしていないことがわかります。

 

とても素直な純粋さを感じる姿でした☺

 

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評価

これらの姿から考えられることは、

 

6歳になりますと、3次元的に、ある程度多角的に物事を見る力がついてきます。

 

『なんか変だな』と思いつつも、『かくれんぼ』は崩さずに最後までやろうとしていました☺

 

さすが6歳児さんで、最後までやりきる責任感と自立心が育っているとも言えますね☺

 

今後は、困ったら誰かを頼るということも、出来るようになるといいかも🙌

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自ら人を頼ることが出来るための条件について考えてみました。保育を長年していて、人を頼るって一口にいっても、意外と難しいんじゃないかっていうのがあり、それはなぜなのか、何が必要なのかを考えました。

 

 

また、不安があると、その場を離れることで、自分なりに気持ちを調整しようとしています☺

 

年長になりますと、嘘をつくことは出来るようになりますが、同時にルールや規則を守ろうとします。

他の知らないお友達のように、嘘をつくことは出来ますが、嘘をつかれるににはあまりなれていません。なので、何かおかしいとは感じつつも『そんなはずはない』とか『ルールは守らないといけない』が先にくるようでしたね☺

 

2人目の挑戦!

2人目はそうすけさん(5歳)でした☺

 

誕生日が来ていない、年長さんですね。

 

この男児は、内言が逐一外言化されるのが特徴的でした。

 

それらを見ていきますと、、

じゃあ、さて探しに行くか!

だいと、ここらへんにいるはずなのだけどな

だいとは一体どこにいるんだろう

え、だいとなのあれ?

ちがくね?

目が合っても、違うのでスルーをしたりします。

そしてついに、

 

怖い』とつぶやきます。

 

素直に言語化をしていますね。

 

でも、その後も頑張って探し、

もう星組のやつら、どこにいんだよ、、

まったくみつかんないなあ

ちっ、むず!

とても素直に感情を表すことが出来ていますね。子どもらしいお子さんだなあと思いました☺

 

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評価

そうすけさんが初めに探しに行く時、10数えた瞬間、顔を上げて探しに行っています。

 

ちょっと、おっちょこちょいなところがあるのかも?!☺

 

そして、友達に会った際に、

 

『ずるしていただろう!』と聞いていました☺

『していない』と友達が返すと、『わかっていたよ』とも言っていました。

 

凄いですね! 『怖い』とも正直に言っていましたが、その後には『ひょっとしてずるをされているのかも?』という、疑惑を持つことが出来ていたようです。

 

5歳と4歳の違いは、現実と架空の世界の区別がつくところが違うと言われますが、架空の世界と区別がつかないと恐怖を感じやすいでしょうし、区別がしっかりついていることや3次元的な思考から、何かおかしなことが起きたら、原因や理由があるのでは?と疑うことが可能になっていきます☺

 

最後に

5歳、6歳の子どもの特徴がよく現れていたように思いましたが、いかがだったでしょうか?

 

挑戦してくれた2人の年長さんが、見せてくれた力は、、

 

ルールを守ろうとしたり、大人に言われた通りにしようとする、
嘘がつける、(挑戦してくれた2人以外の子どもたち)
架空と現実世界の区別がついている、
嘘をつかれることには慣れていない、
友達を名前含めて、よく覚えている、
仲間意識がある、
ルールのある遊びを楽しむことが出来る、
体が強くなる、
自分なりに気持ちを立て直そうとする、
10まで数唱が出来る、
相手に見えないように隠れることが出来る、
内面の言語化が出来る
気配りが出来る

 

などが考えられます。

 

もっとあるかもしれません☺

 

2人の年長さんには、ありがとうと言いたいです!!

 

他の子どもたちもありがとう!

 

浜田さんもおっしゃっていましたが、大人でも嫌だと思いますし、怖い思いをしたかもしれません😨

 

でも、よく頑張ったね!!☺

 

 

ここまで【保育のねらい(5,6歳児)】水曜日のダウンタウンのかくれんぼのついての説とは?をお読みいただきまして、誠にありがとうございました!

 

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺

 

 

 

 

 

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