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【保育のニュース】異次元の少子化対策は、本当に異次元なのか?!

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異次元 子どもは未来

こんにちは☺

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます☺

 

今回は、以前からよく耳にいたします、『異次元の少子化対策』『異次元の子ども予算』というスローガンについて、検証してみたいと思います☺

 

最近の報道では、児童手当の支給拡大などを2024年10月から実施すると表明されました。

児童手当の支給対象拡大に所得制限の撤廃 岸田総理の「異次元の少子化対策」に子育て世帯の反応は? 「頑張ってくれているのは分かるけど…」(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース
6月13日、岸田総理は児童手当の支給対象拡大や所得制限の撤廃などを2024年10月から実施すると表明しました。

 

 

この実施時期自体、24年10月となっていますが、少なくとも異次元のスピードでは無さそうですね😨

 

では、中身について詳しくみていきましょう☺

 

異次元の子ども政策

先日表明された内容としましては、

 

『具体的には、児童手当の対象を高校生まで拡大し、所得制限も撤廃。 出産時、正常分娩の場合にも、保険適用の導入を検討しています。 また、保育サービスについては保育士の配置基準の見直しや、親の就労を問わずに時間単位などで誰でも保育園を利用できるように。 その他、共働き世帯の支援として「男性の育休取得率」を2030年までに85%を目指すことや、両親ともに一定期間育休を取得した場合には手取りを実質100%にするなどの少子化対策を盛り込みました。』

 

ここで、異次元の意味を確認しておきましょう☺

異次元とは、、                                異なる次元。また、次元の異なる世界。「―空間」                (比喩的に)通常とは全く異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策。

 

 

個人的には、異次元の本来の意味からすると、想定内、想像の範囲内、出来る限り、最小限という言葉の方が、当てはまるように感じます😓

 

一つ一つみていきますと、、

児童手当

児童手当は、所得制限撤廃に反対の方の意見は根強いですが、今後のためにも、誰が反対をしているのかは、覚えておいた方がいいかもしれませんね。

なぜ、所得制限を撤廃した方がいいのかについては、以前の記事にも書きましたが、社会全体で子どもを守り育てるということを考えると、どうしてもそうなるんですよね!

 

【保育のニュース】子ども手当は所得制限なしにしなければいけない理由
国の方針や子ども手当のあるべき姿について考えました。

 

 

また、お金の無い人は支援します!では、お金を支援してもらって子育てをした方と、お金を支援してもらわずに子育てをした方の分断が起き、子育てという行為に価値の差が出てしまいます😓

 

子育てに関しては、収入に関係なく、大事なことなので国が最低限保障しますよ!という姿勢がとても重要になります。

 

それが、

国を挙げて子どもを守り育てようとする姿勢を見せることになります。
規模が大きければ大きいほどそうなります。

 

おそらく、お金の無い人だけ支援すればいい!と考えている人は、子育てが他人事なのか、経済政策など子育てよりも自分たちに都合のいい税金の使い方を要求したい(自分の所属している業界やポジションの事しか考えていない)か、『~してあげる』のような上から目線なのか、いずれかだと思われます😨

 

正常分娩での出産の保険適応

出産の保険適応は、不妊治療も含めて、保険適応でいいと思います。異次元というなら、ですね😓

 

保育士の配置基準の見直し

これは保育業界ではあちこちで何度も言われていますが、かなり限定的で、しかも先送りになりましたので、異次元とは全く言えないと思います😨

 

保育者的にはそうなのですが、世間は異次元!というキャッチフレーズに影響を受ける可能性はあると思います。

凄い!、保育士を増やしてくれるんだ!って😨

 

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誰でも通園制度

これは、保育現場の現状の課題(不適切な保育や多くの保育士の離脱の常態化)がクリアーされていないにもかかわらず、”慣らし”が必要な子どもが定期的に入ってくるということで、実質的には保育士の負担増ということです😓

 

なので、異次元どころか、保育現場的にはマイナスですが、これも世間的には『凄い!働かなくても保育所を利用できるんだ!ありがとう!感謝します!』となる可能性が高いです。

 

異次元というか、通常普通に考えても、家庭養育をされている方は、今の時代様々な理由から、想像以上にストレスを抱えていますので、それだけ、サポートが必要なニーズが高いことは言えますが、支援するならその事業のための人や場所が必要です。

 

本当にサポートをするなら、0歳から2歳辺りなど子どもが幼いほど、支援者に対して慣れが必要になりますので、ベビーシッターや小規模施設などの方が、保育所よりも適切ではないでしょうか。

 

男性の育休取得率を2030年までに85%を目指す

これも、2030年までというと、今から7年後ということですので、現政権や今の経済界には直接関係が無い!という、むしろ無責任な期限の設定になっています😨

 

まあ、あまり自分たちには関係がない!後の人が頑張ればいい!と思っているのかも?!😓

 

これは経済界から要望があり、学び直しの制度を推進することと、抱き合わせで狙った政策だと考えられますが、批判を浴びることになり、どうでもよくなったのかもしれません😨

【保育のニュース】首相の“学び直し”推進発言は少子化対策とは真逆の暴言だと思える理由
首相の国会での『学び直し』発言の問題点を私なりに書いてみました。

 

 

手取り実質100%を保障するなんていうことも、元本保証みたいな😓、ほぼ不可能な、イメージだけのものではないでしょうか😓

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?!

 

これをみて、本当に異次元に子どもや子育てにお金を使ってくれるんだ!と思われた方は、どのくらいおられるでしょうか?!😨

 

こどもまんなかとか、こども応援サポートとか、こども家庭庁もそうですが、イメージ戦略ばかりに力を入れて、中身があまりなく、錯覚するような戦略はどうかなあ、と個人的には思ったりしますが、皆さんはどうお感じになられたでしょうか。

 

ここまで、【保育のニュース】異次元の少子化対策は、本当に異次元なのか?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺

ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺ 今後のモチベーションにさせていただきます!

 

 

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