こんにちは☺
今回のお話は、子どもの身体性、つまり運動についてです☺
運動というと、体力やスポーツの能力が思い浮かぶと思うのですが、
実は、運動や身体性というのは、社会性ととても密接な関係があります☺
学習指導要領では、アクティブラーニングの視点から、学ぶ過程の実体験が大切と言われるようになりました☺
これも、身体性と関係があると思っています☺
それでは、まず運動の効能についてみていきたいと思います☺
運動の効能
運動の効能については、幼児期の場合は骨や筋肉、内臓器官など体の成長発達が真っ先に考えられますね☺
でも、それ以外にも幼児の運動機能、言い換えますと身体性の発達は、とても重要な役割を果たしています☺
各年齢で確認してみますと、
この頃までは、自分の身体性が中心で、まだ他者を『人』という認識で、身体性を感じることは難しいかもしれません。
自分や相手の身体性を理解したり、受け入れることが出来るようになって、社会性が伸びていきます☺
それでは、次に身体性の理解と遊びについて考えてみたいと思います☺
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身体性と遊び
遊びは子どもの成長発達において重要な役割を果たします☺
それを、身体性の発達と社会性の発達の関連性から、具体的に考えてみたいと思います☺
子どもたちは、身体を使って遊ぶことで運動能力を向上させます。例えば、走る、跳ぶ、登る、ボールを投げるなどの活動は、子どもの筋力やバランス感覚を発展させます。これらの身体的な遊びはグループで行われることも多く、友達と一緒に遊ぶことで協調性が養われます。5歳以降になりますと、チームプレイのように、他の子供たちと連携して目標を達成する経験は、社会性の発達にプラスとなります。
子どもたちは、フィクションの世界でロールプレイをすることで、想像力や創造性を育みます。4歳の子どもたちの他のキャラクターの立場になりきる経験は、共感力を高め、他者の感情を理解する力を促進します。友達と一緒にロールプレイをすることで、役割分担やコミュニケーションの重要性を学びます。
知育玩具やパズルは論理的思考や問題解決能力を発展させます。友達と一緒にパズルを解いたり、ブロックを一緒に組み立てたりすることで、協力して課題に取り組むスキルが向上します。互いに意見を出し合い、協力して目標を達成する過程で、社会性が培われます。これらの遊びも、頭だけではなく、目や手、指など、そして体も動かしながら遊ぶことで、社会性が発達します。
ままごとやティーパーティーのような遊びは、子どもたちが役割を演じることでコミュニケーション能力を発展させます。大人や他の子どもたちとの会話や相手の意見を尊重する姿勢を学ぶことができます。また、5歳以降になりますと、役割分担やルールの設定によって、協力とリーダーシップの意識が育まれます。
遊びを通じて、身体的な成長と社会的なスキルが同時に発達していくので、保育者としましては、子どもたちにとって楽しく学びながら、健全な発達が促進されるようにサポートしたいです☺
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まとめ
いかがだったでしょうか☺
子どもの身体性の発達は、単に運動能力やスポーツ、体力作りというだけではなく、社会性の発達ととても密接な関係があるとわかります☺
運動をすることで、自分や他者の身体性を理解することが出来ますし、それが社会性にも繋がると考えますと、
運動は、上手いとか下手の能力の問題ではなくて、
ということが、とても重要になります☺
運動の取り組みをする際は、
というような声掛けはしたいですね☺
〈子どもが運動に困っている時の支援方法〉
最後まで【保育のねらい(運動)】幼児期に運動嫌いになるリスクとは?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました🙌
もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺
〈社会性の発達とは?!〉
〈保育現場のチームワークについて〉
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