保育士のために

【保育のねらい(4歳後半③運動の発達)】雲梯が出来るのはいつ?!逆上がりが出来るのは?!

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4歳後半の子ども 保育士のために

こんにちは☺

いつも子どものみかたブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます!!

 

今回は、4歳後半の運動の発達についてです☺

 

前回は4歳後半の認知の発達でした☺☺

 

4歳後半になりますと、3つに同じように分け、それを工夫して変化させ、余りも理由をつけて終わりをつける、三角形や人間を描けるようになったり、書ける文字が出てきたりしました☺

 

〈4歳後半の認知力まとめ動画〉

 

それでは、運動面ではどのようなことが出来るようになるのでしょうか?

 

4歳前半までに幼児期の運動のほぼ基礎的なことは完成しましたので、どのようなことが出来るようになるのか、楽しみです!

〈4歳前半の運動の発達まとめ動画〉

 

 

運動の発達の姿

10の4歳後半の運動の発達の姿です!

 

友達を誘って、往復とも走って公園へ行き、一緒に次々と遊具に挑み、”十種競技”のように楽しむ
連続ででんぐり返りや連続タイヤ遊びをする
地面や部屋の境界を使って跳躍したり、くぐり抜けたり、様々な活動をして境界内を充実させるのが好きである 土俵を描いて、仕切り相撲が出来る
『よーいドン!』でかまえて走る しゃがみ跳び、うさぎ跳びで前進後進ができ、どちらの足でもケンケンによる往復前進が出来る
すべり台を逆に、手を使わないで走り登ったり、同様に斜めの坂を前向きや後ろ向きに2足で上昇、下降が出来る
棒登りに挑戦し、介助があれば、上までのぼり、滑り降りる
雲梯にぶら下がって、1,2本手で渡れる 鉄棒の逆上がりに何度も挑戦する(出来るではない)
左右の手の交互開閉が巧みになり、速さ、強さ、長さを上昇、下降で調整し始める
手を使って片目つむりに挑戦しようとする
歌のレパートリーが増し、歌詞を変えたり、別の言葉に旋律をつけたりする アクセントをつけた4拍子などに対する同期が進む

 

遊具に次々に挑戦したり、連続ででんぐり返しが出来たり、替え歌を歌ったり笑

 

これまでの運動の発達と比べても、発展的であることがわかりますね☺

保育の内容

 

まず最初に、

友達を誘って、行き帰りとも走って公園へ行き、一緒に次々と遊具に挑み”十種競技”のように楽しむ

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います。

 

まず、公園に行くときに友達と一緒に走ることは、とても楽しいエネルギッシュな行動です。みんなで期待を持ち、ワクワクしながら公園まで走って行きます!公園に着いたら、いろいろな種類の遊具に挑戦します。滑り台やブランコ、ジャングルジムなど、楽しい遊び道具がたくさんあります。友達と一緒に、どの遊具に挑戦するか話し合ったりします。そして、「十種競技」のように楽しむとは、いろいろな活動を順番に楽しむことを意味します。例えば、滑り台で遊んだ後は、ブランコで揺れてみたり、ジャングルジムを登った後は、芝生でボールを蹴ったりすることができます。それぞれの活動を楽しんだり、友達と競争してみたりすることで、楽しさが広がります。友達と一緒に公園で遊ぶときは、自分たちのアイディアを出し合って、楽しい時間を共有できるようにサポートしましょう。上手下手関係なく、遊びながら体を動かして、笑顔で楽しむことが大切です!

 

次に、

連続ででんぐり返りや連続タイヤ跳び遊びをする

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います☺

**でんぐり返り**:
でんぐり返りは、体を前転させて転がる動作です。これは子どもたちのバランス感覚や身体のコントロールを向上させるのに役立ちます。でも、4歳後半の子どもの中には、難しい動作と感じる子どもがいるかもしれません。最初は大人がしっかりサポートしてあげながら、楽しみながら練習してみましょう。身体が慣れてきたら、自分で少しずつ試してみることができます。
**連続タイヤ跳び**:
連続タイヤ跳びは、半分埋まったタイヤの上を、ジャンプして渡ったりくぐったり、また、並べたタイヤの上を渡ったりすることを楽しみます。
ただし、安全第一で楽しむことが大切です。子どもたちが自分でできる範囲で楽しく遊べるように、優しくサポートしましょう。怪我や危険を避けるために、遊ぶ場所や道具の選定にも注意が必要です。適切な場所で楽しく遊びながら、成長と発達をサポートしましょう。

 

次に、

地面や部屋の境界を使って跳躍したり、くぐり抜けたり、様々な活動をして境界内を充実させるのが好きであること 土俵を描いて、仕切り相撲が出来る

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います☺

**身体の発達と遊びの関係**:子どもたちは遊びを通じて、身体を動かしたり新しいことを試したりすることで、身体の成長と発達を支援しています。
**運動能力の向上**: 跳躍やくぐり抜けなどの動作は、子どもたちの筋力、バランス、協調性を向上させます。身体を使って様々な遊びをすることで、筋肉や骨が強化され、身体のコントロールが上達します。
**空間認識力**: 地面や境界を使った遊びは、子どもたちの空間認識力や身体の位置感覚を養います。自分がどこにいて、どのくらいの力や動きが必要かを学びながら遊ぶことで、身体の調整能力が高まります。
**想像力と問題解決力**: 子どもたちは地面や境界を使って、自分なりの遊び方やルールを考えることができます。これは想像力や問題解決力を育む良い機会です。どのように跳躍したりくぐり抜けたりするかを考えることで、創造性を発揮します。
**仕切り相撲**:
仕切り相撲は、土俵を描いて子どもたちが間合いをはかって、相撲のような遊びを楽しむ活動です。これによって子どもたちは運動能力や協調性を発展させながら、友達と一緒に楽しく遊ぶことができます。
**土俵を描く**: まず、広いスペースに大きな円や四角形を描いて土俵を作ります。これは子どもたちの遊びのエリアを意味するものでもあります。
**相撲の遊び方**: 子どもたちは交互に立ち、土俵の中で相撲のような遊びを行います。手をつき合わせて「はっけよい、のこった!」と声をかけ、お互いにバランスを取りながら押し合ったり跳躍したりします。この遊びによって、筋力やバランス感覚が向上し、楽しみながら運動の楽しさを体験できます。
**保育者としての役割**:保育者や保護者の役割は、子どもたちの安全な遊びをサポートすることです。適切な場所で、安全な道具や遊び方を提供することが重要です。子どもたちが楽しみながら無理なく遊べるように、注意深く見守りましょう。

 

次に、

『よーいドン!』でかまえて走る しゃがみ跳び、うさぎ跳びで前進後進ができ、どちらの足でもケンケンによる往復前進が出来る

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います☺

**『よーいドン!』でかまえて走る**:
『よーいドン!』と言ってかまえた後、ドンと共に走り出すのは、子どもたちの調整力や反応力を示す素晴らしい活動です。これによって、彼らの身体を素早く動かす能力が向上します。友達と競争したり、楽しく駆けっこすることで、運動の楽しさを体験できます。
**しゃがみ跳びとうさぎ跳び**:
しゃがみ跳びやうさぎ跳びは、子どもたちのバランス感覚や筋力を発展させる方法です。しゃがみ跳びでは、足を曲げてジャンプし、うさぎ跳びでは小さな飛び跳ねを繰り返します。これらの運動によって、子どもたちは足腰の強化やバランスの取り方を学びます。保育者としましては、膝に負担がかかりすぎないように、無理なく楽しめるようにサポートしましょう。
**ケンケンによる往復前進**:
ケンケンを使った往復前進は、子どもたちのバランス感覚と片足の運動の持久力スキルを示しています。ケンケンを使って片足で跳び、着地して前進する動作は、バランス感覚を養います。子どもたちは片足でのジャンプと着地を繰り返すことで、体の重心の調整やバランスを向上させることができます。ケンケンは足や背中、お尻の筋肉を使用します。これによって、筋力を鍛えることができます。また、 ケンケンは足の動きとリズムを調整することが求められるため、子どもたちの協調性を促進します。片足でのジャンプと着地を調整することで、身体の各部位の連携を向上させることができます。
これらの遊びと活動は、子どもたちの発達にとても良い影響を与えます。彼らが楽しみながら体を動かし、新しい運動スキルを学ぶことで、自信をつけることができます。ただし、安全に楽しみながら遊ぶために、適切な場所や遊び方、注意深い監視が必要です。子どもたちが友達と一緒に楽しく運動を通じて成長することができるよう、サポートしましょう!

 

次に、

すべり台を逆に、手を使わないで走り登ったり、同様に斜めの坂を前向きや後ろ向きに2足で上昇、下降が出来る

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います☺

これらの発達は、彼らの運動能力と自信の向上を示しています。
**逆さまにすべり台を登る**:
すべり台を逆さまに登ることは、子どもたちの筋力やバランス感覚を鍛える素晴らしい活動です。手を使わないで登ることによって、足や背中の筋肉を使って体を支える力が必要です。この活動によって、身体の上下バランスを保ちながら動く能力や、全身の筋力が向上します。
**手を使わずに走り登る**:
手を使わずにすべり台を走り登ることは、子どもたちの全身運動能力と自信を高める方法です。手を使わないということは、足の力とバランスを使って上り下りする必要があります。これによって、身体の調整力と自信を養うことができます。
**斜めの坂を前向き・後ろ向きに上下する**:
斜めの坂を前向きや後ろ向きに2足で上り下りすることは、子どもたちの協調性と空間認識力を促進します。坂を上り下りする際には、足のステップとバランスを調整する必要があります。これによって、坂の角度に対応する能力や、前後の動きを調整するスキルが向上します。
これらの活動は、子どもたちが楽しみながら体を動かし、新しい運動スキルを身につける素晴らしい方法です。彼らが自分の能力を試しながら成長する過程をサポートすることで、自信を育むことができます。ただし、安全に楽しむためには適切な場所で遊び、遊び方やルールを守ることが大切です。子どもたちの成長と発達をサポートしながら、楽しく遊びながら学ぶ機会を提供しましょう!

 

次に、

棒登りに挑戦し、介助があれば、上までのぼり、滑り降りる

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います☺

1. 運動能力の向上: 棒登りは筋力、バランス感覚、協調性を養うのに役立ちます。手や足の筋肉を使って棒に登ることで、筋力が強化され、バランスを取ることでバランス感覚が向上します。

2. 手と足の協調: 棒登りでは手と足を連携させて進む必要があります。手で棒をつかみ、足で棒を踏みしめることで、手と足の協調と調整力が発展します。

3. 自信の向上: 挑戦的な活動を乗り越えることで、子どもたちの自信が高まります。上まで登ることや滑り降りることができたときに、自分の力を認識し、成功体験を積むことができます。

4. 対話と社会的スキルの発達: 介助がある場合、子どもたちは大人や友達と協力して挑戦する機会を持ちます。指示を聞いたり、協力したりすることで、対話力や社会的スキルを発展させることができます。

安全に楽しむために注意が必要:棒登りは楽しい活動ですが、安全に遊ぶためにいくつかのポイントに気を付けることが重要です。適切な場所で、大人の監督のもとで挑戦させることや、適切な介助を提供することが必要です。また、子どもたちに挑戦させる際には、彼らが無理なくできる範囲で行うように心掛けましょう。子どもたちが楽しみながら新しい経験を積むことで、運動能力や自己肯定感を向上させることができるでしょう。

 

次に、

雲梯にぶら下がって、1,2本手で渡れる 鉄棒の逆上がりに何度も挑戦する

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います

**雲梯をぶら下がって渡る**:雲梯をぶら下がって渡ることは、手の力や全身の筋力を養う重要な活動です。1本から徐々に2本、手を使って渡ることに挑戦することで、手や腕の筋肉を強化し、バランス感覚を向上させることができます。これによって、全身の筋力を均等に発達させることができます。
**鉄棒の逆上がりに挑戦する**:鉄棒の逆上がりは、全身の筋力、バランス感覚、協調性を向上させる素晴らしい挑戦です。この動作には腕力や背筋、腹筋などの筋肉が必要です。繰り返し挑戦することで、鉄棒の逆上がりの技術を向上させると同時に、自信を高めることができます。挑戦しようとする気持ちを支え、出来なくても自信や意欲が低下しないように、サポートすることが大切です。
**安全に楽しむために注意が必要**:これらの挑戦は楽しくて成長に役立つものですが、安全を最優先にしましょう。適切な場所で、大人の監督の下で挑戦出来るようにしましょう。子どもたちの体力や技術に合わせて適切なレベルで挑戦することを心がけましょう。子どもたちは挑戦を通じて自分の可能性を知り、成長することができます。運動能力の向上や自己肯定感を高めるために、彼らをサポートし、楽しみながら安全に取り組めるようにしましょう!

 

次に、

左右の手の交互開閉が巧みになり、速さ、強さ、長さを上昇、下降で調整し始める

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います

4歳後半の子どもは、左右の手を交互に開いたり閉じたりする動作が上手にできるようになります。これは、手の筋肉や神経の発達のほか、脳の左右半球の連携が高まっていることを示しています。この動作を使って、リズムに合わせて手拍子をしたり、ピアノやドラムなどの楽器を演奏したりすることができます。また、速さや強さや長さを自分で調整できるようになっていきます。例えば、速くて強い手拍子は楽しくてワクワクする感情を表現できますが、ゆっくりで弱い手拍子は落ち着いているか寂しいかという感情を表現できます。このように、左右の手の交互開閉は、子どもの身体的・認知的・感情的な発達にとって重要なスキルです。

これらの発達は、子どもたちが運動を通じて自己制御力を発展させる過程の一部です。このような遊びを通じて、身体のコントロールと調整のスキルを向上させながら、楽しみながら成長することができます。保育者や保護者としては、子どもたちが自分のペースで楽しみながら発展できるよう、遊びの機会やサポートを提供しましょう!

 

 

次に、

手を使って片目つむりに挑戦しようとする

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います

4歳の子どもは、自分の体の一部を自由に動かせるようになります。その中でも、手はとても重要な役割を果たします。手で物をつかんだり、描いたり、作ったりすることで、さまざまな経験を積みます。意図的に片目をつむるという動作は、4歳後半の子どもにとってはまだ難しいです。片目をつむるには、両目の筋肉を別々に動かす必要がありますが、まだそのコントロールが難しく、そこで、手を使って片目をおおうとします。意図的に片目をつぶることが出来るのは、顔の筋肉の制御が発達していき、その過程で、自分の意思で片目だけを閉じたり開いたりすることが可能になっていきます。保育者としましては、まねっこ遊びなどで、大人の真似をして遊ぶ一貫として、喜怒哀楽などの表情を子どもたちに真似してもらい、片目をつぶる表情などを取り入れ、楽しく経験が出来るようにしましょう。

 

最後に、

歌のレパートリーが増し、歌詞を変えたり、別の言葉に旋律をつけたりする アクセントをつけた4拍子などに対する同期が進む

 

という運動の発達から、保育を考えてみたいと思います

4歳後半の子どもは、歌のレパートリーが増えて、歌詞を変えたり、別の言葉に旋律をつけたりすることができるようになります。これは、言語能力や音楽感覚の発達のほかに、アクセントをつけた4拍子などのリズムに対する同期能力が進んでいることを示しています。同期能力とは、音楽や言葉のテンポや強弱に合わせて体や声を動かすことです。同期能力は、社会性や協調性の基礎となるスキルです。4歳後半の子どもは、自分の感情や思いを歌に表現したり、他人の歌に共感したりすることで、コミュニケーション能力も高めます。歌うことは、子どもたちの発達にとってとても重要な活動ですので、保育者としましては、子どもたちが楽しみながら音楽を通じて、自由に表現が出来るようにサポートしましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

4歳後半に運動の発達は、4歳前半までの発達のベースを活かし、ワンランク上がるような、より高度な姿を見せてくれるようになりますね!!

 

私が注目したいのは、

友達とワクワクしながら公園に駆けていく姿や、よういドン!という掛け声に合わせて調整したり、達成感が得られるようなよじ登りや駆け上がりをしたり、また、替え歌で自由に音楽で自己表現をしたり、というようなところでしょうか☺

 

保育者としましては、4歳後半の子どもたちのこれまでとは違う、より高度な運動の発達を安全には注意しながら、サポートしましょう☺

 

最後まで【保育のねらい(4歳後半③運動の発達)】雲梯が出来るのはいつ?!逆上がりが出来るのは?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました🙌

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺

 

 

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