保育士のために

【保育のねらい(4月)】年度スタートを華やかに彩る4月の保育の秘訣!

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4月の保育 保育士のために

こんにちは!子どものみかたブログへようこそ!

 

今回は、進級や進学を迎える4月に、子どもたちを支える保育の秘訣についてご紹介します。

4月といえば、春の訪れとともに新たな一歩を踏み出す季節ですね。

入園式や進級式などのイベントで新しい環境に飛び込む子どもたち。そんな中で、彼らがどんなに不安や期待を抱いているか想像すると胸が熱くなります。

 

私たち大人にとっては自然な変化かもしれませんが、彼らにとってはたいへん大きな一歩です!

 

新しい担任の先生やクラスメート、そして新しい部屋。変化の中にある彼らの心を支え、彼らが輝く未来へと導くために、私たち保育者の役割はますます重要です。

 

では、そんな激動の4月に、どんな保育が有効なのでしょうか?

彼らの心に寄り添い、力強く未来を切り拓いていくために、保育士の皆さんと一緒に探求してみましょう!

 

4月の保育内容

4月に行うと有効な保育を具体的に考えてみましょう。

 

1. 安心感を提供する活動:子どもたちは新しい環境に緊張しているかもしれません。特に幼児期初期の頃の彼らに安心感を与えるために、親しい友達との交流や、リラックスできる時間を設けることが重要です。例えば、ゆるやかなグループでのゲームや、お集まりのお話し会などを通じて、仲間の存在を少しずつ意識出来る時間を設けましょう。
2. ルーティンの確立:新しい環境での不安を和らげるために、日々のルーティンを確立することが大切です。特に幼児期の子どもたちは予測可能な環境を求める傾向があります。毎日のスケジュールやルールを明確にし、子どもたちが安心して行動できるように配慮しましょう。
3. 感情の表現をサポートする:新しい環境に適応するためには、子どもたちが自分の感情を表現できるようにすることが重要です。保育者としましては、子どもたちが感じていることを理解し、受け入れる姿勢を示すことで、彼らの心の安定に貢献できます。感情表現を促す絵本の読み聞かせや、グループディスカッションなどの活動を通じて、子どもたちが自由に率直な感情を表現できる環境を提供しましょう。
4. 自己肯定感を促進する:新しい環境で自信を持って行動できるようにするために、子どもたちの自己肯定感を高める活動を取り入れましょう。成功体験を積む機会を提供し、子どもたちが自分の能力を認識し、成長を実感できるようにサポートします。例えば、新しい友達とのコラボレーションを促すグループプロジェクトや、個々の興味や得意分野を活かしたアクティビティを導入することが効果的です。
5. 夢と目標の設定:特に進級し、自ら成長を感じている幼児期後期の子どもたちには、自分の夢や目標を語ってもらう機会を設けます。将来の夢や今年度の目標を話し合い、それを実現するためにどんな努力が必要かを考えることで、彼らの前向きな意欲を促します。
6. 自然観察と探検:春の訪れとともに自然界では様々な生き物や植物が活発に動き始めます。保育園の周辺や近くの公園におでかけし、春の訪れを感じさせる自然観察や探検を行います。花や新芽、虫などの観察を通じて、子どもたちが自然の営みや生命の不思議さを体験し、感じることができます。
7. 春の工作やアート活動:春の風物詩や自然の美しさをテーマにした工作やアート活動を通じて、子どもたちの感性や創造力を育みます。桜の花びらを使った絵画や折り紙、新緑の葉のプリント、春の花を使った造形など、季節感あふれる作品を制作します。
8. 春の行事や伝統を体験する:春に行われる伝統的な行事やイベントを通じて、地域の文化や風習を学びます。桜の花見やお花見弁当の準備、春祭りなど、地域の行事に参加することで、子どもたちが地域とのつながりを感じ、季節の移り変わりを楽しむことができます。

 

幼児期初期の時期においては、特に取り組みや遊びはハードルが低い設定を心がけ、子どもたちが安心して新しい年度の始まりに適応できるようサポートします。

春を意識した保育アプローチを取り入れることで、自然の変化や季節の美しさを楽しみながら、進級した子どもたちの成長への意欲を大切に育むことが重要です。それには、自然観察や探検、春の工作やアート活動、季節の食材を使った料理体験、春の行事や伝統の体験などが含まれます。

これらのアプローチを通じて、ポジティブな気持ちで新しい年度のスタートが切れるよう支援していきましょう。

 

入園式

入園式は、子どもや保護者にとって特別な日であり、心に残る素晴らしい体験となるべきです。

 

以下は、入園式が行われる園のあるべき姿を示すいくつかのポイントを挙げてみました。

1. 温かく歓迎する雰囲気: 入園式では、子どもたちと保護者が園に歓迎される雰囲気が大切です。スタッフや先生方が笑顔で出迎え、心温まる挨拶や歓迎の言葉を述べることで、安心感を与えます。
2. 身近な大人との絆を強化する機会: 入園式では、保護者との絆を深める機会を提供することも重要です。保護者が子どもたちの新たな一歩を見守り、彼らの成長を祝福することで、保護者との絆がさらに強化されます。また、様々な家庭環境があることを踏まえ、園全体で家庭を支える意思を伝えることが大切です。
3. 子どもたちの個性を尊重する: 入園式では、子どもたちの個性を尊重し、それぞれが自信を持って新しい環境に飛び込めるように支援することが大切です。個々の子どもたちに合った歓迎の方法やフォローアップが行われる必要があり、臨機応変さや発達を考え、時間的にも長すぎない入園式にすることが大切です。
4. 楽しいイベントや活動: 入園式では、子どもたちが楽しい思い出を作れるよう、特別なイベントや活動を計画することも素晴らしいアイデアです。歌やダンス、パフォーマンスなどを通じて、楽しい雰囲気を演出しましょう。
5. 将来への期待と希望を伝える: 入園式では、子どもたちの将来の幸福と希望を伝える機会でもあります。保護者や先生方からの励ましの言葉や、子どもたちに対する明るい未来への希望を示すことで、彼らの心に勇気と希望を与えるようにします。

 

入園式は子どもたちの大切なスタート地点であり、その日が彼らにとってポジティブで特別で素晴らしい体験となるよう、十分に配慮して準備する必要があります。

 

4月の記念日

次に、4月にある記念日を保育に活かすことを考えてみましょう!

 

4月には、

エイプリルフール(1日)
あんぱんの日(4日)
世界保健デー(7日)
ガッツポーズの日(11日)
東京ディズニーランド開園記念日(15日)
恐竜の日(17日)
よい風呂の日(26日)
図書館記念日(30日)

などがあります☺

 

各園の子どもの興味関心に応じて、楽しい保育行事が組めそうですが、私が特に注目したい記念日は、世界保健デーと図書館記念日でしょうか。

世界保健デーの目的は『すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること』です。園の子ども達も例外ではなく、私たち大人は、あなたたちの心や体が傷つくことなく、たとえ傷ついたとしても傷が癒えて回復し、いつも元気で居られることを願っているんだよ!と伝える日にすることが出来るのではないでしょうか。

図書館記念日では、子どもたちの興味に合わせた絵本をそろえたりして、より様々な知識に触れ、興味関心が持てるような行事が可能です。

エイプリルフールについては、幼児期に行事でする場合は、かなり注意が必要です。子どもたちの期待を裏切ったり、不安にさせてしまうような嘘をつくというのは避けた方がいいでしょう。友達同士で嘘をついて冗談やどんでん返しのように楽しむようになるのは、6歳からと言われています。なので、最初から嘘をつくと宣言して、どのような嘘が考えられるのかを想像しながら楽しむということは可能かもしれません。(よくよく考えると、4月1日で6歳になっている年長さんはほぼ居ないですね汗)

 

フランスでは昔、3月25日を新年として4月1日までお祝いをしていました。 そんな中、フランスの王様が1月1日を新年に変更し、反発した人が4月1日を「ウソの新年」としてお祝いし続けるようになったと言われています。いわばポジティブな気持ちにさせるための嘘だったのですね。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

4月の保育は、子どもたちが新たな環境やステップに向けて準備をする重要な時期です。

 

入園や進級などの変化があり、彼らの心には期待や不安が入り混じります。

 

この時期の保育では、子どもたちが安心して新しいステージに臨めるよう、適切な支援が必要です。感情の表現を促し、自己肯定感を高める活動や、新しい友達とのつながりを育む取り組みが重要です。

また、春の訪れや自然の営みを通じて、子どもたちが季節の移り変わりを感じ、その美しさを楽しむ機会も提供されます。

 

保育者としましては、4月の保育で、子どもたちの成長と未来への前向きな意欲を支え、新しい一歩を踏み出す彼らの心を温かく包みましょう。

 


 

最後までお読みいただき、心よりありがとうございました。皆さまのご意見やご感想をお待ちしております。保育のねらいを華やかに彩り、新たな一歩を踏み出す子どもたちの未来を支える秘訣について、一緒に探求していきましょう!

 

 

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