保育士のために

【保育のねらい(生きる意欲)】一保育者として、ドラゴンボール作者鳥山明先生に感謝せずにはいられない!

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保育士のために
ドラゴンボール

こんにちは☺ 子どもの味方を増やしたい!子どものみかたブログです!!

 

今回は2024年3月1日に急逝されました、ドラゴンボールで有名な漫画家鳥山明先生に対しての想いを記事にしてみたいと思います。

 

どうしても感謝の気持ちを書かずにはいられないなって。

 

仕事上からも、私個人的にも。

 

それでは、鳥山明先生の功績について、まずは保育者として考えてみたいと思います!

 

児童福祉的な功績

私自身もそうですが、子どもたちはドラゴンボールが大好きです!

 

特に男の子ですが、みな悟空に憧れていたりします!

活発なタイプの子ども達は、ほぼ全員と言ってもいいのかもしれません。

 

あの強くて、かっこよくて、派手なアクションで、正義感が強くて、ひょうきんなところもあって、あこがれる要素が満載です!

 

どれだけの子どもたちが、『悟空みたいになりたい!』って思ったでしょうか。

今も?!

人は憧れを持つことで、それが生きる意欲に繋がります!

世界中の子ども達も、ドラゴンボールという作品があるおかげで、どれだけ生きる意欲が育まれたでしょうか。

落ち込んでいる子どもたちも、嫌なことがあった子どもたちも『かめはめ波!』って叫びながら、自分を悟空に投影して『もっと強くなってやる!』『強くなりたい!』って思ったり、一時的に現実逃避をして、やり過ごす子どもも居たことでしょう。

 

それだけで、多くの子どもたちに多大な貢献をしていたと思います。

(この国の、漫画やアニメの価値を上げ、世界中に影響力を与えたということも、もちろん物凄いことなのですが。中国の報道官も唐の時代の西遊記が元ネタになっていることから、鳥山明先生の逝去に関してコメントを出すくらいでした。)

 

私自身も、多くの保育の場面でそれを目の当たりにしてきましたし、私の甥っ子も私とドラゴンボールごっこをすることで育ったと言っても過言ではありません笑

 

私も保育者として、子どもの将来のために支援をする仕事についていますが、その貢献度合いの規模には、到底かないません。

 

児童館行事としてのドラゴンボール

私が児童館職員時代ですが、無料のビデオ鑑賞会というのを定期的にしていました。

 

色んな作品を子どもたちに提供していたのですが、ドラゴンボールの新作DVDが出るたびにそれを希望する子どもたちがとても多かったです。

 

でも、ある日それを学校の先生が知ることになり、ちょっとした問題が起きました。

『学校で子どもたちが荒れるのは、児童館でドラゴンボールを見せているからではないか?!』というのです。

確かに、そういう面が無いとは言えないと思います。

思いますが、

ドラゴンボールを見せることでテンションが上がり、暴れることが問題なら、どのように適切に『遊ぶ』のかを教えるのが教育ではないでしょうか。(そのような暇はないと言われればそうなのかもしれませんが、就学後も社会性を教えるということは教育者として、とても大事なことではないでしょうか)

 

そして、

ドラゴンボールを見ることで、テンションが上がる!

このことは、悪い面ばかりではないはずです。

これからの長い人生を生きていく上で、

ドラゴンボールを見ることで、気持ちが高揚し、強い気持ちになれて、万能感を持つ!

最高じゃないかなって。

 

それが生きる意欲や力になるんじゃないのかなって。

 

正義感を持ち、強くなって弱い人を助けたい!と思う気持ちが育まれるかもしれません。

 

それは通常の教育では得難いものです!

 

また、子どもたちに見せる作品は、保育者として様々な視点を持って選んでいたつもりです。

ドラゴンボールばかりというわけでもなく、落ち着いた作品も見せるようにしていました。

ただ、その頃の子どもたちの様子で気になったのは、導入部分が長いと持たないということでした。

 

じっくりとストーリーを追って、作品を見ることがとても難しかったです。

 

対象は、小学校1年生から3年生でしたが、もう少しで面白い場面が来るとか、作品の伝えたい重要な場面が来るというのに、離席して違うことを始めたりしました。

構造的に映画館のように、静かで閉じられた空間ではなく、児童館というオープンで様々な遊びや子どもたちが共存している環境ということもあったとは思いますが。。

 

そういう意味ではドラゴンボールは展開も早く、派手な演出もあり、子ども達の集中力はとても良かったです!

 

ここでちょっと支援者的な目線でお話をすると、よく子どもの集中力がない!とか、やって欲しい取り組みに向き合わない!と言って嘆いている保護者の方や先生が居ますが、私から見ると興味や関心がないだけ?!ではないかと思われることが多かったです。

 

興味や関心が持てなくても、大人の指示に従い集中する子どももたくさん居ますが、そうではないタイプの子どもも中には居ます。

 

そういう意味でも、支援者としてドラゴンボールには大変お世話になりました☺

 

子どもの支援のための素材として

見せるビデオの内容で、集中が違うということは、興味や関心で子どもの取り組む姿勢が変わるということです。

それを他の取り組みでも使うことが可能です。

 

例えば、

字を書くことにとても抵抗を感じている子どもの支援では、

ドラゴンボールのキャラクターの名前を書くことで、意欲や集中力を持つことが可能になります。

具体的には、悟空などのキャラクターのイラストを用意し、その下に『ごくう』と書く練習をします。

ドラゴンボールに限らず、子どもの好きなキャラクターを用意することで、とても意欲的に書く練習が出来るようになります。

 

他には、

運動の苦手な子どもの支援では、例えばボールを投げて的を倒す遊びを設定し、ドラゴンボールの悪役のイラストを貼り付けた的を用意したりします。

そうすることで、モチベーションが上がり、一生懸命的を倒そうと、何度もボールを投げて挑戦するようになります。

 

これらの事例だけでなく、様々な遊びや取り組みでドラゴンボールのキャラクター達を使って、子どもの意欲や興味を惹き付け、自信をつけ、持っている力を発揮してもらうことが出来ました。

 

子どもに合わせて、興味関心を持ってもらうことで、抵抗が無くなり、遊びに参加したり課題に取り組むことが可能になります。

 

このことは、特に勉強をさせたい!と考えている保護者の方にもご説明をさせてもらったりもしました。

保護者の方には、もし子どもに何かをさせたい!とか身につけて欲しい!と考えるなら、自分から意欲を持ってやろうとしているのか、あるいは興味があるのかを意識して頂けるようにすると、自信になりますし、無理やりさせるよりも有効ですよ!と伝えるようにしていました。

 

個人的には

ここからは、個人的な鳥山作品との出会いについて書いてみたいと思います☺

 

一番最初の出会いは、小学校の頃、毎週買って楽しみに読んでいた、週刊少年ジャンプでの連載のDr.スランプです!

当初はタイトルにもあるように、則巻千兵衛という発明家を主人公に、様々な発明をして物語が繰り広げられる設定だったのが、いつの間にか自身が発明したアラレちゃんに主人公を完全に乗っ取られました笑

千兵衛さんの突拍子もない発明とギャグが楽しみで読んでいた記憶があります。

当時、走る時はみんな「キーン!!」と言って走っていました笑

絵に関しては、乗り物や機械など、とても細かい描写をする漫画だなあと感じていました。

Dr.スランプは、最近の漫画原作からアニメ化する道筋を作った最初の作品でもあります。

アラレちゃんの成功から、ジャンプ作品から次々とアニメ化がされていきました。

1986年テレビアニメのアラレちゃんが終わり、同じ枠でドラゴンボールにバトンが渡されます。

 

ドラゴンボールに関しては、私は高校生の頃にまたジャンプを読み始め、毎週夢中で読んでいました。

ドラゴンボールも、毎回ワクワクしながら読んでいたのですが、当時の印象はページ数が少なく、絵も極力省力化しているように感じられ、後々聞くと、かなり苦しみながら描かれていた時期もあったようです。

爆発的な人気になったということで、連載を辞めたいタイミングで辞めることが出来なかったという話は有名ですね。

 

ちなみに私がドラゴンボールで好きなキャラクターは、ピッコロ大魔王です!

 

初代のピッコロは、とても強くて怖い印象が強かったです。当時私は、こんな強い相手をどうやって倒すんだろう?!って思いながら、ドキドキしながら読んでいた記憶があります。

初代が生み出した2代目は、とてもかっこよくて、いつしか正義感も生まれて、キャラクターとしては別もののようですね。

その変遷していく姿も好きです。

必殺技の魔貫光殺砲!もかっこいい!!

 

鳥山先生のネーミングセンスは、異常ですよね。もちろん、いい意味で。

 

一時期はとても苦しんだと言われる、ドラゴンボールですが、アシスタントさんとの重要な出会いがあり、また作品制作の意欲が出てくることになります。

元々は、鳥山先生は、ご自分でもおっしゃっていましたが、ほぼアシスタントを使わない漫画家さんということで有名でした。

そのような拘りも作品制作をする上で、苦しみとなった可能性があると思いますが、鳥山先生と寸分違わず、真似て描けるファンの方をアシスタントに迎えることになります。

このことはとても重要な転機だったと考えれらます。

普通のアシスタントを使うことになっていたなら、その方の独自性や作家性が邪魔をして、鳥山先生の意図と違う作画をしたりして、ぶつかる可能性もあったのではないでしょうか。

ところが、元々ファンの方でひたすら鳥山先生をリスペクトしている方をアシスタントにすることで、作画を担当する自分の分身を得たとも考えられます。

運命的な出会いだったのではないでしょうか。

鳥山先生自身、まだまだアイデアが尽きないと言われていて、新たなサンドランドという作品も始まり、制作意欲は衰えていなかったようです。

 

そのことを考えると、志半ばという感じに思われて、一ファンとしてもとても辛い想いなのですが、同時にもう十分に社会に貢献され、頑張ってこられたという見方も出来るのかも。。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

鳥山明先生の偉大な功績から、今後も彼の作品が世界中の多くの人々に愛されていることを讃え、精神を受け継ぐことは、残された私たちの義務なのかもしれません。

彼の描くキャラクターやストーリーは、子どもたちの生きる希望になり、私たちの想像力を刺激し、感動させ、勇気を与え、時には教えてくれるものでした。

 

鳥山先生の才能と情熱は、彼が生み出した作品を通じて永遠に生き続けるのでしょう。

 

この記事が、少しでも鳥山先生の意志と遺産としての作品を称え、追悼の意を表すものになっていたら幸いです。

 


 

最後まで【保育のねらい(生きる意欲)】一保育者として、ドラゴンボール作者鳥山明先生に感謝せずにはいられない!をお読みいただき、誠にありがとうございました。ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、今後のモチベーションになり嬉しい限りです☺

 

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