こんにちは☺ 子どものみかたブログです!
今回は、保育現場の働き方改革についてのお話です☺
2023年9月19日のこども家庭庁会見で、大臣は『こども家庭庁として旗振り役となって、働き方改革を進めます!』と話されていました。
不適切な保育が常態化していることが問題となっていて、その原因の一つとして、保育現場の負担の重さが挙げられています。
〈国の保育現場の負担軽減策〉
私自身は、複数の保育現場を経験したのですが、どこの保育現場でも、平均毎日2時間程度の残業があり、休憩も取れない日があり、残業代も月最高5時間分までなど、支払われないことがほとんどでした。
また、有給休暇も、忌引きなど以外は基本的には自由には取れず、使いきれないことも多く、指定された日に何とか消費していくというのが実態でした。
本来、有給休暇は労働者の権利で、自由に理由に関わらず取れるはずの権利なのですが、、
国の負担軽減策が、根本的な解決になっていない可能性が高く、
そこで、保育現場で働く皆さんに、アンケートを取り、その結果をこども家庭庁の意見窓口に上げることにいたしました☺
保育現場の支援者の皆様へのアンケート
xを利用した、アンケート調査を行った内容ですが、
結果は、
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保育現場が先85.2%
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子ども家庭庁が先6.2%
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どちらでも構わない8.6%
アンケートにご協力頂きました、全国の81名の子どもの支援者の皆様。
本当にありがとうございました!!
※このような現状でも、国は保育所の空きなどを利用して、こども誰でも通園制度を来年度から本格的に実施する予定ですが、子どもの安全面や保育士の労働者としての権利や健康などは、守られるのでしょうか。
〈こども誰でも通園制度検討会の違和感〉
2023年こども家庭庁意見窓口に、今回のアンケート結果を上げさせていただきました。
まとめ
もちろん、公務員と言っても、労働者ですので、労働者の権利は守られないといけないですが、だとしたら、この国全体の働き方改革を進める必要があるのではないでしょうか?
保育所では、延長保育を利用し、長時間の保育を強いられている子どもも、まだ少なからず居ます。
ただ、
この現状は、保育士が女性中心であることや、仕事の対象が子どもであることが、かなり影響しているのではないかと思われます。
このような差別意識は、どこからやってくるのでしょうか?
一定の年齢以上の方の価値観なのかも?!
でも、それを放置して推奨しているような考え方を持つ方々は、社会全体の利益のためにも、すぐにでも交代して頂かないといけないと私は思ったりするのですが、そう考えている方は、利害関係からか、あまり多くないから、長年続いているのかもしれません。
保育現場を変えていくには、お金以外の、人として、本当に大切にしないといけない新しい価値観を伝えられる大人が必要なのかもしれませんね。
〈子ども主体の理想的な保育は実際、どのくらい実施されている?!〉
最後まで【保育ニュース】子どもの支援者へのアンケート 保育現場の働き方改革は、必要ないか?!をお読みいただき、誠にありがとうございました☺
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〈子どもが困らない世界を広げたい! ここま〉
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