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【子どもの未来】イチローさんの女子高校球児指導方法に周りがざわつく理由

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女子野球 子どもは未来

こんにちは☺ 子どもの味方になりたい!子どものみかたブログです。

 

今回は、元メジャーリーガーのイチローさんが、女子高校球児へ行ったアドバイスの方法について考えてみたいと思います☺

 

イチローさんは、メジャーリーグのシアトルマリナーズを退団されましたが、未だにアマチュアの野球チームで現役選手としてプレーをされています。

あちこちで野球の指導もされているようですが、まだご自身も、これからもアマチュア選手としてプレーされる気持ちは強いのではないでしょうか。

 

それではまずはメジャーを引退後に取り組まれている、女子高校野球について、見ていきたいと思います。

 

女子高校野球選抜大会とは?!

マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(50)が率いる草野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチが11月21日、東京ドームで行われ、KOBE CHIBENが快勝し、通算成績を3勝0敗としました。

昨年に引き続き2年連続で東京ドーム開催となったエキシビションマッチは「女子高校野球選抜強化プログラム」の一環で通算3回目です。

 

イチローさんは、女子高校野球の向上と盛り上げのため、このような企画に自ら取り組み、参加されていると思われ、野球への感謝や貢献したい想いが強く、野球への情熱はまだまだ冷めていないようですね!

 

試合後の女子選手への助言

試合後、参加された女子高校野球選抜選手とイチローさん、松坂大輔さんへのインタビューが行われました。

 

それぞれが、試合の感想などを語ったのですが、

そこでイチローさんは、ご自身のプレーを振り返り、いろいろと反省を述べられていました。

その中でも『練習はしていたのですが、打ってから走るが出来ていなかった。それを痛感した。』と話され、『また鍛えたいと思います!』と意欲満々です。

元々そういう性質で、出来なかった部分を客観的に振り返り、それを克服してここまで偉大な選手になってこられたのでしょうね。

 

そして、女子選手のインタビューになり、

打てると思っていなかったんで、めっちゃ嬉しかったです!』

と率直に感想を話すと、

『打てると思って打席に入ってください!この先も野球やりますから、そんな気持ちじゃダメです!!』

とハッキリダメ出しをされます。

 

私はその時に、うん?!これはまずくない?!と思ったのですが、

言われた女子選手は焦って言い直し、他の選手もその時固まっていたのではないでしょうか。

 

今の若い子どもへの指導では、強要や強制はご法度になっています。おそらく。

ですので、女子選手の方々は、正直驚かれたのではないでしょうか。

この場合、指導者が選手に前向きにバッターボックスに入って欲しいともし考えたとしたら、

『前向きに、打てると自分を信じて挑んだ方が、結果は出るし、力も発揮出来るよ!』

というような言い方や、

『こういう考え方もあるから、もしよかったら参考にしてみて』

という風に言うのではないでしょうか。

 

おそらく、イチローさんのような言い方を日々の練習などで繰り返し指導者がしてしまいますと、

パワハラだ!とか強制だ!と反発をする高校生も居るかもしれません。

その場では言い返せなくても、傷ついたり、そのような一言で落ち込み、ひょっとしたら辞めてしまう子どもまで居るかもしれません。

 

これはなにも今の子どもがメンタルが弱いということを意味しているのではありません。

一流の選手を目指すのに、一定の打たれ強さのようなメンタルの強さが、必要ではなくなったのです!

 

 

若いうちに活躍する今の若い子どもたち

女子高校野球も、ここ10年ほどでレベルが各段に上がりました。

 

逆に少子化はかなり進んだはずなのに、なぜなのでしょうか?!

 

このことを冷静に考える必要があります。

 

野球に限らず、どの分野でも10代や20歳そこそこで国内でトップレベルだったり、世界に出ていく子どもたちも出てきました。

 

先ほども話ししましたが、かなりの少子化なのにです。

 

それは、以前と比べて、情報量の多さやトレーニングや練習方法、道具や環境の進化もあるでしょう。

しかし、それだけではなく、

 

指導方法そのものが変わったのです!

 

例えば、

 

昭和の時代は、一定のレベルにあった方がコーチや監督など、教える立場になった場合、

その方の成功体験から、こうしなさい!こうしたら必ずうまくなる!レベルが上がる!と、いわば強制する指導が主体でした。

 

言葉つかいも、~しなさい!とか、やれ!もあったかもしれません。

練習量も根拠のない量を課せられたり、そんな指導方法が辛く、身体や心を壊してしまう子どもも少なからず居ました。

 

それで、自ら去ったり、辞めざるを得なくなったり。

 

本来、普通に練習していたら、素質があって、物凄く伸びしろがあった可能性のある子どもまで、壊してしまったり、離脱していったと思われます。

 

なので、そのような厳しい指導方法のもとでは、元々素質として、打たれ強いメンタルや身体を持った子どもしか、生き残れませんでした。

 

厳しい指導をするということは、子どもを萎縮させ、失敗を恐れるようになり、持っている力をストレートに発揮することにもマイナスになります。

 

それが、言い方含め、指導方法が子ども主体になり、辞めたり途中で諦める子どもが減り、萎縮することもなく、ストレートに力を発揮する子どもたちが増え、その中でも潜在能力を十分に覚醒させる子どもが出てきたと考えられます。

 

 

指導者の想い

ですが、昔の(だいたい50歳くらいから上でしょうか)指導者(自身も厳しい指導に耐えられるメンタルや身体を元々持っていた可能性が高い)の中には、

 

今の子どもは打たれ弱いとか

きつく言うとすぐに落ち込むとか

すぐにパワハラだとか言って騒ぐとか

厳しく指導が出来ない!と嘆いたりしていますが、

 

実際の成果を見ないといけません。

 

ここまで各分野で、10代そこそこで活躍する子どもたちが現れるというのは、昔のような上からの厳しい指導方法だけでは、おそらく不可能だったでしょう。

 

ですので、単に上からの厳しい指導方法ではなく、子ども主体の指導方法を選ぶということは、明確な根拠があるということになります。

 

単に時代のせいではないのです。

 

 

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【保育のねらい(厳しさと優しさ)】厳しい保育は有効?!厳しく指導されたおかげ派と違う指導の方が良かった派
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野球の指導者にもライセンスは必要か

そこで、イチローさんの話に戻りますが、

イチローさんは、先ほども申しましたが、

 

まだ現役の選手として、向上したい想いが強い方です。

 

ですので、その想いが勢い余って、選手への助言にまで入り込んでしまったように思えます。

自分と同じように前向きに挑んだら、必ず結果が良くなるよ!と伝えたかったのでしょう😓

 

なので、本格的に指導者として指導される場合は、少しキャラクターを指導者向きに変える必要はあるのかもしれませんね。

 

そこで、野球の場合ですが、指導者の資質があるのかないのか、実際に指導しないと判断がつきませんので、

サッカーと同じように、コーチのライセンス制度を導入すれば良いのかも?!と思いました。

 

サッカーの指導者ライセンスとは、

指導者がライセンスを取得することによって、指導者として必要な知識・能力等を身に付けてレベルアップをし続けること、選手や子ども達にとって安心・安全な環境を提供すること、そして、より多くの選手や子ども達にサッカーを楽しんでもらうことを目的としています。

また、

サッカーコーチのC級ライセンスは、JFA(日本サッカー協会)が実施する指導者向けの資格試験で、初級指導者としての知識や技術を身につけることが目的です。 C級ライセンスを取得することで、クラブチームや学校のサッカー部などで指導ができるようになります。

 

プロ野球も、実際にコーチや監督になられて初めて資質がわかるというのは、選手にリスクがあるように感じたりしますが、いかがでしょうか。

 

 

まとめ

イチローさんの言葉から、指導者としてどのようなことが必要なのかを考えましたが、いかがだったでしょうか。

 

子どもへの人権意識も、昔はそれほど高くはなかったと思われます。

それが、今では子どもの成長発達のためには、子ども主体の教育や自己肯定感などが大切と言われるようになりました。

 

これらは、子どもが潜在能力を十分に発揮するための大きな変化です!

 

各指導者の方には、一昔前ではあり得なかった、若くして様々な分野で活躍しています、今の子どもたちに目を向け、それを成功体験と考えて、指導者として、子どもたちの持っている力をより良く発揮出来るように導いて頂けたらと思います。

 

これまで、大人の厳しい指導により、心身が壊れ、離脱したり、夢をあきらめざるを得なかった、多くの子どもたちの想いもこめて。

 


 

最後まで【子どもの未来】イチローさんの女子高校球児指導方法に周りがざわつく理由をお読みいただき、誠にありがとうございました☺

もし、ご意見ご感想などございましたら、下記のコメント欄から頂けると、今後のモチベーションになり、とても嬉しいです!!

 

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