保育士のために

【保育のねらい(3月)】3月に必要な保育ってどんなの?!

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卒園式 保育士のために

こんにちは☺ 子どものみかたになりたい!子どものみかたブログです!!

 

2月が本当に逃げるように、あっという間に終わってしまいましたが、、😨

 

今度は3月に行うと有効な保育!を考えたいと思います🙌

 

3月というと、行事では真っ先にひな祭りを思い浮かべますね。

 

あとは、年度末で卒園式も新年度や入園式準備ありますし、進級、進学を迎えて、保育士としては1年で1番あわただしい時期になりますね。。

 

家庭養育ご協力日を設けている園もあるかと思いますが、あまりにもタダ働きが長くなる時期ですので、残業代が出ないなら、国の方で園の休園日を数日間決めて欲しいですね。

 

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それはさておき、

 

気を取り直して、とても慌ただしい3月の保育について考えてみたいと思います☺

 

3月の保育

先ほども話しましたが、保育士にとって3月は今の保育体制では、とても忙しい時期です。

ですので、あまりにも凝った行事や取り組みをしてしまいますと、保育士が疲弊してしまい、身体を壊したり、退職を余儀なくされたりしてしまいますので、出来るだけ準備は簡素で、有意義な保育を目指すといいと思います☺

 

3月に行う有意義な保育活動をいくつか紹介します!

年度替わりを意識して、新しい季節や新しい学年に向けての準備や変化を取り入れることが大切です。

1.春の訪れを感じる自然観察  3月は春の到来を感じる季節です。子供たちと一緒に公園や近くの自然公園に行って、春の兆しを観察しましょう。花や木々の新芽、鳥のさえずりなど、自然の変化を楽しんで学びます。春を探して見つけることが出来たらチェック!していく、ネイチャーゲームも有効です。
2.新学年への準備  3月は新学年が始まる前の準備期間でもあります。新しい学年やクラスに向けて、子どもたちと一緒に目標を立てたり、準備をしましょう。年中さんや年長さんは、進級進学に向けての期待を話すのも有効です。
3.年度末の振り返りと感謝の気持ちを伝える  年度末には、子どもたちと一緒にこの1年間の成長や経験を振り返り、年長さんは感謝の気持ちを伝えたい対象を考える時間を持ちましょう。ビデオや作品などで、子どもたちが自分の成長を振り返り、友情や学びを共有することは、新しい年度に向けての良い始まりとなります。
4.季節の工作や料理  春をテーマにした工作や料理活動を通して、季節の変化を楽しむことができます。花や動物の手作り工作や、春野菜を使った料理など、子どもたちの興味や好奇心を引き出すアクティビティを計画しましょう。
5.外での遊びと運動  3月は暖かく、天気の良い日が増えてきますので、屋外での遊びや運動を積極的に取り入れましょう。球技や走り競争など、体を動かす活動は子どもたちの健康や体力の向上に役立ちます。

 

これらの活動は、子どもたちが新しい季節や新しい学年に向けてワクワクする気持ちを育て、保育活動をより有意義なものにするでしょう。

 

ひな祭り

3月の行事でまず思い浮かぶのが、ひな祭りですね!

 

まずひな祭りとは何かを確認しておきましょう!

 旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節にあたるため「桃の節句」ともよばれます。 古代中国でおこなわれていた災厄を払うための行事が日本に伝わり、貴族の子女の遊びであったひいな遊びと結びついて、現在のひな祭りの形ができあがりました。人の代わりに人形に厄災をはらってもらい、川へ流す「流しびな」や、平安時代に宮中の女の子が遊んでいた人形「ひいな」などが由来となっています。「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つと信じられていたことに由来しています。ひな人形や菱餅を飾り、ひなあられやちらし寿司などを食べるのが一般的です。

「寿司」は「寿」を「司る」という漢字を用います。 そこから、おめでたい時には頻繁に食されるようになりました。 中でも、ちらし寿司は見た目も華やかで豪華で、 女の子の健やかな成長を願うひな祭りにはぴったり!ということで、ひな祭りにちらし寿司を食べるのが一般的となったようです。

雛人形は『子どもをけがや病気から守り、将来幸せな家庭を築けるようにという祈りを込めて飾られるもの』という説明をするということも、大人が子どもを大切にしたい想いを伝える機会になります。ひな祭りの絵本や紙芝居を使うのもいいですね。

ちらし寿司や菱餅の素材を作っておき、飾り付けを子どもたちにしてもらい、完成させるという取り組みも楽しいです!

 

ジェンダーに関する注意点もひな祭りの園行事において、とても重要です。
1.ジェンダー平等の促進  ひな祭りは伝統的に女性の祝いの一つとされていますが、男女の平等を尊重し、ジェンダーに関する先入観や思い込みを回避することが重要です。男女それぞれの役割や関心について話し合い、子どもたちが自由に選択できるような環境を提供しましょう。
2.性別役割の多様性の理解 ひな祭りを通じて、性別に関するステレオタイプや役割分担の多様性を理解する機会を提供しましょう。男性や女性が様々な役割を果たし、男の子が女の子を下に見たり、女の子が男の子を下に見たり、性的マイノリティの人を下に見たりしないで、それぞれが尊重されることを伝えることが重要です。
3.ジェンダーに対するポジティブなメッセージの強調  ひな祭りの行事や活動を通じて、子どもたちにジェンダーに対するポジティブなメッセージを伝えましょう。性的マイノリティも含めて、性別に関わらず、全ての子どもたちが自分らしくあり、自己肯定感を持つことが大切であることを強調します。

 

これらの注意点を考慮しながら、ひな祭りの園行事を計画し、ジェンダー平等な環境を促進しましょう。

 

卒園式について

卒園式も、あまりにも華やかで凝った演出にしますと、保育士の負担がとても重くなってしまいます。

また、子どもたちが長時間待たされるということも、負担が大きくなります。

大人目線の行事にするよりも、主役である子どもたちの発達やニーズにも応じた内容にすることも大切です!

 

卒園式の衣装を選ぶための試着会や、卒園アルバムの制作、卒園記念品の手作りなどを子どもと一緒に行います。子どもたちは卒園を前にして自ら感謝の気持ちや成長を振り返り、次のステップへの準備を進めることができます。

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3月の記念日

3月にある記念日を挙げてみます☺

 

ひな祭り 3日
消防記念日 7日
財布の日 12日
サンドイッチデー 13日
ホワイトデー 14日
靴の記念日 15日
さくらの日 27日
春分の日 20日

 

それぞれの記念日で保育の取り組みが出来そうですね☺

 

3月であまり余裕はないですが、、😓

 

あえて取り上げると、消防記念日春分の日でしょうか。

 

消防の日は、火事の怖さや防災意識を伝えることと、乗り物好きの子どもが盛り上がる日にしたいですね。

 

春分の日は、 昼夜の長さが等しく、「自然のあらゆる生命が若々しく盛り上がる時」であるため「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。

そういう絵本やお話を伝えることで、生き物や自然を大切にする気持ちを育むことが出来ます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

3月は多忙で、あまり余裕がないですが、身体を壊さない範囲で子どもたちに有益な保育を準備したいですね。

 

これらの保育活動を通して、子どもたちが卒園や進級での年度末の変化を不安なく、ポジティブに受け止め、新しいステージへの準備をする手助けをしましょう。

 

3月は保育士にとって、卒園式や年度替わりでとても忙しい時期ですが、私がこの時期に大事にしたいのは、実は引継ぎです。年長さんの学校への引継ぎ、進級で新しく替わる先生への引継ぎです。引継ぎが上手くいかないことで、子どもが混乱することになったり、思わぬ事故の元になることもあります。特に学校への引継ぎが不十分ですと、子どもの人生に関わってしまうこともあります。国は引継ぎや幼児教育の継続性を大事にしたいようですが、実際の保育体制や学校の体制が伴っていません。このことも、とても大きな課題と感じていて、さらなる保育士の確保のために待遇改善の必要性もあり、早急に適切な保育士配置基準の改正が必要ではないでしょうか。

 

〈今すぐ保育士配置基準改正が必要な理由 動画リンク

 


 

最後まで【保育のねらい(3月)】3月に必要な保育ってどんなの?!をお読みいただき、誠にありがとうございました!

もしよろしければ、コメントなど頂けますと、モチベーションが上がり、嬉しい限りです☺

 

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