子どもは未来

【子どもの未来】高校野球(部活)の本来の目的とは?!

広告
子どもは未来

こんにちは☺ いつも子どものみかたブログをお読みいただき、ありがとうございます!

 

夏は高校野球が盛り上がる季節ですよねー!

 

地元の高校は?、プロに行ける選手は?ひたむきな高校生に心打たれる!とかね。

 

でも、またここで水を差すようなことを言うのですが、、

 

すみません!

 

先に謝っておくと、、

 

やっぱり、高校野球の大会の設定自体が異常じゃないかなって思ってて、、

 

高校生の健全育成とは到底思えない。

 

異常な高校野球大会の設定

今年の大会でも、熱中症の疑いのある選手が続出しました。

 

〈参考:甲子園、50人以上の選手が熱中症を訴え〉

甲子園、選手50人以上が「熱中症」訴え…最悪の事態が起きたら? “出場経験あり”弁護士に聞く「責任の所在」(弁護士JPニュース) – Yahoo!ニュース

こうした対策をとっているが、酷暑の下での激しいプレー。大会本部によると、大会10日目の8月16日までに、出場選手52人からめまいやだるさ、気持ち悪さなど、軽度の熱中症と…

Yahoo!ニュース

 

 

本当に取り返しのつかない事態になったら、どうするんだろう。

 

また、

【以前居たある投手の場合】

1回戦149球完投

 

4日後の2回戦、196球15回投げ切り、

 

2日後の3回戦、130球完投 なんと中1日!

 

これはもはや教育や子どもの健全育成とは言えない、、

 

素質や才能のある子どもの人生を変えてしまいかねない、大人によるむちゃぶりだ。

 

高校生と周囲の思惑

大人はまだ心身ともに未熟である、高校生を守る立場であって、

心や体に傷を負う可能性のあることは避けなければいけない。

 

体や才能に恵まれ、それを鍛えるにしても、

本人の心身が破たんしない、将来に影響のない範囲が大前提で、

 

それを

高校野球は一生に一度だからとか、注目を浴びれるからとか、、

他にも、

監督としての実績をあげるためとか、学校名を認知させるためとか、

また、

視聴率を取るとか新聞の売り上げが上がるとか、アクセス数の向上など、本人とは全く関係がない人達の思惑も強かったり、、

 

野球部のトレーナーや専門医は近くに居るのか、またどういう根拠でgoを出したのか?!

高野連の基準の根拠はあるのか?!

 

監督が『本来、投げたがりなので』って言っていたり、とても高校生の心身の健康を守る立場の教育者の言葉とは思えない、、

本人が投げたがったとしても、長い目で考え、将来への影響も考えて、ある程度自制させるのも教育者の役割りだろうと。

 

そもそも、教育者という認識がないのかな?!

 

今、本人が『壊れてもいいから投げたい!』と言っても、実際に壊れてしまった後に、大人になって後悔しないとは限らない、そこまで教育者なら考えて欲しい。

 

〈参考:今の高校生はなぜ刹那的になるのか?!〉

【保育のねらい(意欲)】今の高校生はなぜ考えることを放棄したり刹那的になるのか?
高校生の現状から幼児期の保育を考えてみました。保育内容の前に体制的に難しいのかもしれません。

 

怪我をしない基準とは?!

また、プロの大会のWBCの球数制限ルールはどうなっているかというと、、

 

○50球以上投げた場合、登板間隔を中4日空ける。

○30球以上投げた場合、登板間隔を中1日空ける。

○球数に関わらず連投した場合は、登板間隔を中1日空ける。

○球数制限
ファーストラウンド 65球
セカンドラウンド  80球
準決勝・決勝    95球

となっている。

この違いを、高校生に大人はどう説明するのか。

このルールは、かなりMLBの意向が反映されているとはいえ、

それは当然、怪我のリスクを避けるためであることが大きいのであって、、

この基準をはるかに超える、怪我のリスクの高い条件を心身ともに成長途上にある高校生に課しているのはどうなのかなって。

※高校野球の球数制限、、1週間に投げられる総数が500球以内。 このルールは、投手の身体的負担を軽減するために導入されたものですが、今後肩や肘に影響が出ないという根拠はあるのでしょうか?!

 

大人の役割り

高校野球は人生のピークだから、壊れてもいい!、テレビや新聞に載るんだからかまわない!、

当面のお金になるからいい!だろうでは、高校生を守れない。

 

卒業後、野球関連の仕事をする、しない関係なく、

将来含めた、子どもの利益を最優先して健全な育成をするのが、

部活や大人の役割りって思うし、

私も含めて、高校野球ファンや報道機関は、

卒業後の人生の方が長く、大事である成長途上の高校生を、

あまり持ち上げすぎないように、熱くなりすぎないように見守りたいもんだなあと。

 

報道機関は、持ち上げるだけ持ち上げた結果、故障してしまったり、想像したように成長しなかった場合、責任はとれないでしょう?!

 

そんな高校生の心身のケアは大人の責務でしょうし、そのようにならないためにも、長期的な視点で子どもの福祉を考えられる指導者であって欲しいと思います。

 

また、違った視点では、高校野球と言ってもたくさんある部活の中の一つです!

野球は人気がありますが、野球やサッカーばかりに脚光を浴びせるのは、どうなのかな?!って思ったりもします。

報道機関が大きく取り上げることで、心身ともにこれからの高校生ですので、実力以上に下駄をはかされた状態になります。それで自分を見失ってしまう子どもも実際に居るのではないでしょうか。

他の部活にも向上心を持って、一生懸命取り組んでいる高校生はたくさん居ますので、公平性を保つために、せめて地上波での中継はやめた方がいいように思うのですが、、

 

今の時代、ネットが普及していますので、ファンや関係者が見たいのなら、その部活の大会をネット中継で見られるようにするのが、高校生全体の健全育成に叶うんじゃないかと思ったりしますが、いかがでしょうか。

 

〈参考:厳しい指導のおかげ派と違う指導の方が良かった派〉

【保育のねらい(厳しさと優しさ)】厳しい保育は有効?!厳しく指導されたおかげ派と違う指導の方が良かった派

厳しく指導された方が、子どもはよく育つのかを私なりに検証してみました。少子化の時代なのに、以前よりも若者が活躍する姿を見て、何が変わったのかを考えました。

子どものみかた

 

 

〈参考:キックオフから学ぶ保育現場のチームワークの秘訣とは?!〉

【保育のねらい(チームワーク)】キックオフから学ぶ!保育現場のチームワークの秘訣!

サッカーの試合から保育現場のチームワークを考えてみました。

子どものみかた

 

 

 


 

最後まで【子どもの未来】高校野球(部活)の本来の目的とは?!をお読みいただき、誠にありがとうございました!

もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、嬉しい限りです☺

 

広告
共有ありがとうございます!
遊をフォローする
広告

ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。

タイトルとURLをコピーしました