子どものみかたのブログ

【子どもの福祉】いじめの少ない地域とその理由といじめをなくす保育とは?!

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こんにちは☺

 

今回は、子どもにとって切実な、いじめについて考えたいと思います!

 

いじめは各地で対策がされていますが、地域間の格差が大きいようです。

 

いじめ認知率が高くても、調査が行き届いていると言えますし、認知率が低くても、調査が行き届いていない可能性があったりします😓

〈文春オンライン いじめ認知率〉

都道府県別の「いじめ認知率」3位は大分県、2位は新潟県…では、1位は?《文科省の最新調査》 | 文春オンライン
文部科学省は、2021年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を発表した。それによると、小中学校、高校、特別支援学校の「いじめ」の認知件数は61万5351件で、前年度を上…

 

この辺りの統一性の無さが、今後の課題になってくるのでしょう😓

 

では、いじめの発生件数が少ない地域というのはあるのでしょうか、またその理由は何でしょうか?

 

いじめの少ない街

いじめは、被害者児童の気持ちに寄り添い、丁寧に聞き取りをして、長期的に解消していく必要があります!

 

先ほども書きましたが、いじめ認知率やいじめ解消率、重大事故発生件数などを総合的に見ないと評価するのが難しい問題だと思います。

 

神奈川県、長野県、福井県、徳島県が1000人当たりの重大事態発生件数が少ない県となっています☺

 

重大事態というのは、いじめ防止対策推進法に規定されているもの。「第1号重大事態」は、生命、心身または財産に重大な被害があると認められるもの。自殺や自殺未遂、自傷行為、金品を奪われるものがこれに当たる。「第2号重大事態」は、相当期間欠席しているもので、不登校がこれに当たる。

 

おそらく、重大事態発生件数が少ない=実際にいじめが少ないとは言い切れない部分はあると思われますので、注意が必要だと思います😓

 

学校の取り組み

いじめが少ない地域の学校では、対策が徹底されていたりします☺

 

では、どのような対策が取られているのでしょうか?

 

学校のいじめ対策

いじめが少ない地域の学校では、以下のような具体的な対策が取られています☺

1. 取り組みの徹底と定着化

いじめを防止するためには、学校全体で取り組みが徹底され、定着化されることが必要です。具体的には、いじめ防止に関する方針や基本的な考え方を明確にし、全校的に理解を深めます。その上で、担任や校長、教頭などの指導者が一丸となって取り組みを推進することが大切です。

2. 児童生徒の意見を聞くこと

いじめには様々な原因がありますが、中でも「人間関係の悩み」が大きな原因となっています。そこで、児童生徒の意見を聞くことが重要視されています。定期的にアンケートを取ったり、担任や相談員が積極的に話し合いの場を提供することで、児童生徒の悩みや不安を把握し、早期に対応できるようになっています。

3. 相談体制の整備

いじめを防止するためには、児童生徒が相談しやすい環境を整えることが必要です。具体的には、相談員や心理士を配置し、相談窓口の設置や相談時間の拡充などを行います。また、いじめの報告や相談に対する対応方法を明確にし、児童生徒が安心して相談できる環境を整えます。

4. グループワークの導入

いじめの原因として、グループ内での力関係が挙げられます。そのため、グループワークを通じて、自己肯定感や相手への思いやり、協調性などを育てることが重視されています。また、グループワークによって、児童生徒同士のコミュニケーションを促進することで、友好的な関係を築くことができます。

5. モニタリングシステムの導入

いじめの発生を事前に防ぐために、モニタリングシステムの導入が行われています。具体的には、学校内での監視カメラやSNSの監視、ネットワークモニタリングなどが行われ、異常が検知された場合は迅速に対応することができます。また、児童生徒同士での監視システムも導入されています。例えば、学級委員会や防犯委員会などを通じて、児童生徒同士が互いに監視し合うことで、いじめを防止する取り組みが行われています。

以上のように、いじめが少ない地域の学校では、取り組みが徹底され、児童生徒の意見を聞き、相談体制を整備し、グループワークを導入し、モニタリングシステムを導入するなど、多面的な対策が取られています。

 

監視カメラが実効性があるのか、児童が納得するのかは少し問題があると思いますが、短期的には有効に働くのかもしれません。児童が納得していて、長期的には無くす方向を示した上でなら、いいかもしれません。

 

学校に居る大人が、いじめはダメだ!という意思を常に前面に出して、子どもは何かあったらすぐに相談できるような、近い存在でいることが大切なのかもしれません。

 

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保育で出来ること

いじめが重大な問題にならないようすにするためには、自分から学校に居る大人に相談出来るということが前提になりそうです😨

 

その前に、信頼して相談できる大人が居ることは大前提ですが、、

 

そのために、気持ちを言語化して、他人を頼ることが出来る状態であることが必要です☺

〈手伝ってと言える前に必要なこと〉

【保育のねらい(基本的信頼)】『手伝って!』と言えるようになる前に必要なこととは?
自ら人を頼ることが出来るための条件について考えてみました。保育を長年していて、人を頼るって一口にいっても、意外と難しいんじゃないかっていうのがあり、それはなぜなのか、何が必要なのかを考えました。

 

 

『悩んでいたり、困っていてどうしようもなくても、自分だけで解決しよう!』とか、大人に相談しても仕方がないと感じていると、いじめは重大なリスクになってしまいます😨

 

そうすると、就学前には、人への信頼が育っている必要がありそうですね☺

 

人への信頼は、その前に自分への信頼が前提になります!

 

自分が大切にされることで、その相手を信頼し、『世の中の人』を信頼に値すると感じることが出来るようになります☺

 

就学前は、保育士を信頼し、困ったら助けてもらえると感じている関係性であることが、とても重要だと思います☺

 

困ったら大人を頼ることが出来ていると、もし万が一いじめに遭っても、リスクは小さく出来ると思います☺

 

いじめる理由から保育を考える

文科省の調査によると、いじめる側の理由としては、以下のようなものが挙げられています☺

 

1. 自分自身が不安定であるため、自己肯定感を高めるためにいじめをする。
2. 自分より弱い者に対して、自分自身を優位に立てるためにいじめをする。
3. グループに属するために、そのグループのルールに従っていじめをする。
4. 家庭環境が悪く、家庭内でのストレスを学校に持ち込んでいじめをする。
5. 暴力やいじめを行うことによって、自分自身にとって何らかのメリットがあると考えている。

 

これらの理由から、いじめを行う児童や生徒には、自己肯定感が低い、親や家庭環境に問題がある、社会的な孤立感があるなどの要因があることが分かっています。

したがって、いじめを根本的に解決するには、個々の児童や生徒に対してのカウンセリングや支援の対処療法だけでなく、家庭や学校、地域社会全体で協力して、いじめを防止する取り組みが必要とされています。

 

理由の中でも、自己肯定感の低さは、就学前の保育のねらいとして、貢献出来そうです☺

 

自己肯定感を育むには…個人の特性を尊重し、肯定的な関わりを行うことが大切です☺ 子ども自身が自分自身を受け入れ、自己肯定感を持つためには、自分自身が大人から認められていると感じることが必要です☺

 

自己肯定感の低さは、いじめをするマインドのとても大きな原因になっているように思えます😨 3以外は、全てそれが関連しているように思えますね。

 

3の理由も、もし自己が確立して、主体性が明確に育っていたら、自己判断が出来るようになるかもしれません。

 

そう考えますと、いじめを発見した際、周囲の友達が抑止力になるためにも、個々の自己肯定感が育っていて、主体性を十分に発揮出来るようになっていることが、とても大切だと言えるかもしれません☺

 

 

ここまで、【子どもの福祉】いじめの少ない地域とその理由といじめをなくす保育とは?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございます☺

もしご意見、ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺

 

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