保育士のために

【保育のねらい(登園拒否)】登園拒否は、登校拒否よりも深刻ではない?!

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登園 保育士のために

こんにちは☺

 

いつも子どものみかたブログをお読みいただきまして、ありがとうございます!!

 

今回は、『登園拒否』について考えてみたいと思います☺

 

登園拒否って、保育士の皆さんはどのように対応されていますでしょうか?!

 

学校の登校拒否の対応は、以前と比べ、かなり変わってきているようですね☺

 

フリースクールやオンラインスクールが充実してきた背景はありそうですが、、😓

 

では、まずは登園拒否の原因について考えてみたいと思います☺

 

幼児が登園拒否をする理由

私がこれまで、保護者の方からご相談を頂いた内容を中心にあげますと、、

 

苦手な食べ物や飲み物(牛乳など)がある
難しい取り組みや行事の練習がある
苦手な友達がいる
寝不足
怖い先生が居る

 

もっと他にもあるかもしれません😓

 

他に理由がある場合は、コメントで頂けますと、とても嬉しいです!

 

それでは、理由は様々で、多岐に渡ると思いますが、一つ一つ見ていきましょう☺

 

苦手な食べ物や飲み物(牛乳など)がある

園によっては、完食を目指して指導されていることもあると思いますが、個々の食に関する発達や能力、特徴を理解出来ていないと、登園が難しくなるまで、深刻になる場合もあります😓

 

また、発達の偏りなどから、偏食が強めの子どもも居ます。

 

そのような子どもに対して『少しでもいいから、頑張ろう!』『食べられたね!凄いね!』などと安易に言ってしまうと、食べることがいいことなんだ!食べなければいけないんだ!と、強いプレッシャーになってしまうこともあります😓

偏食などの味覚の過敏さについては、これまでのご家庭での成育歴や、他の感覚的な過敏さ(臭覚や聴覚など)があるのか無いのかなどで、ある程度予測がつきますので、完食をさせるにしても、量や内容など、どのような形でさせるのか、その子どもの力に合わせるということが、とても大切だと思います☺

 

〈幼児期の完食の指導について〉

【保育のねらい(食育)】乳幼児期の完食の指導は必要か?
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難しい取り組みや行事の練習がある

これは、時期的に行事前になると、毎年登園拒否が強く現れるということもあったりします😓

 

食事と同じですが、個々の力に合った取り組みや、行事の内容になっているのかを考えること、それが保育者としての専門性を発揮する重要な部分だと思います🙌

 

幼児期は個人差も大きい時期ですので、保護者の方も、あまり他の子どもと同じことを要求しすぎることのないようにして頂けたらと思います☺

 

ちょっと余談ですが、行事に関しましても、見た目に華やかで、完璧な出来栄えのものは、幼児の場合は、無理して頑張りすぎている可能性があり、返ってお子さんのためにはならないこともあり得ますので、保護者の方にも、発達の力について、少し理解してただけたらと思います☺

 

〈1歳児に発表会は必要なのか?!〉

【保育のねらいとは?】保育のねらいから1歳児に発表会は必要?!
保育のねらいの立て方について考えました。大人発信ではないことが大切だと思います。

 

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苦手な友達がいる

苦手な友達のタイプというのは、例えば『声が大きい』『強引に誘う』『手が出る』『邪魔される』などなどがあげられます😓

 

しかし、友達も幼児期であり、まだまだこれからの存在ですので、それぞれに課題があり、一概に悪いとは言えないところがあります。

 

子どもからの訴えがあった場合は、保育者としてはその気になる友達との間を取り持つなど、より気にかけて保育する必要があると思います😓

 

このようなことでも、保育士配置基準が問題になり、手が足りず、なかなかクリアー出来ないこともあるのが難点ですね😨

 

〈今すぐ保育士配置基準を改正しないといけない理由とは?!〉

【保育のニュース】すぐにでも保育所の保育士配置基準を改正しないといけない理由とは?
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寝不足

寝不足で不機嫌になったりして、園に行けないというのは、実際にありますが、園ではどうしようもないですね😨

 

ご家庭と相談して、子どもの生活リズムを整えられる方法を一緒に考えるしかないと思います😓

 

その日の疲れ具合や午睡との関係もあるでしょうし、夜にあまり興奮することはしないとか、夕方以降はカフェインを取らないなど、ご家庭の事情に合わせて色んな対応を考える必要があるかもしれません。

 

怖い先生が居る

怖い先生が居るというのは、残念ながら割とあるあるな理由です😓

 

それは子どものタイプにもよるのですが、人の感情の部分を強くキャッチしてしまう繊細な子どもが居ます。

 

そのような子どもにとって、感情で子どもをコントロールしようとする保育者は、とても苦手ということになります。

 

ですので、危険があるような事以外は、出来るだけ冷静に、怒る替わりに例えば、意欲や自信、興味、関心を持たせることで、子どもを動かせるようにしたいですね☺

 

自分の感情を上手くコントロール出来ることは、保育者の条件なのかもしれません☺

 

子どもともそうですが、同僚の保育者といい関係性を築き、チームで保育をする上でも、とても重要ではないでしょうか☺

 

〈チームとして保育をするということ〉

【保育のねらい(組織-人間関係)】組織の一員としての保育士とは?
保育所の組織について、考えました。保育士は組織の一員としては、どうあるべきなのでしょうか。

 

登園拒否は、登校拒否よりも深刻ではない?!

実際に、登園拒否は登校拒否よりも、軽くみられがちです。

 

それはなぜかというと、、

 

おそらくですが、

言葉で理由を説明するのが難しい
まだ乳幼児は未熟なので、大人が重大な問題と感じることが難しい
園では、最初に慣らし保育があり、ほとんどの子どもが数回通うことで、問題なく通園出来るようになる経験を保育者自身がしている
学校は、教育をする場所であり、保育所などよりも重要と考えている

これらの理由を私なりに考えてみました😓

 

でも私は、学校へ繋ぐためにも、成長発達の基礎を築く、乳幼児だからこそ、大人は登園拒否をもっと重要視して考えた方がいいと考えています!

 

子どもは、生まれた後、特定の信頼できる大人を頼ることで、成長発達してきます!

 

それが、生まれてまだ数年で、問答無用で無理をさせられることのリスクは、かなり大きいのではないでしょうか?!

 

本人の中では、とても大きな不安や緊張を抱えているかもしれません。それを軽く扱われてしまう絶望感を考えると、自己肯定感など、今後の成長発達に与える影響が心配されます😓

 

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登園拒否の理由を調べる方法

子どもが登園拒否をする理由を理解する方法は、言葉で説明できる時期なら、じっくり時間を取って、子どもの発信を丁寧に聞くということになります☺

聞く時のポイントは、大人の側からあれこれ『こうでしょ?!』とか『仕方がない』とか言わずに、最後まで聞く姿勢を崩さないということです☺

 

そうすることで、本音が出てきますし、自分の不安を理解してくれている人が居るんだ!という、安心感や信頼感に繋がっていきます。

 

園に行きたくない!という、いわばネガティブなことも受け入れてもらえることで、自己肯定感にも繋がります☺

 

言葉にすることが難しい時期の場合は、

 

登園から降園までの流れを示し、『どれが苦手?』と聞いてみることです☺

 

イラストや写真があると、より分かりやすいですね☺

 

意外と朝の支度やトイレが嫌!みたいなこともあったりします😓

 

まとめ

いかがだったでしょうか☺

 

今回、登校拒否は、親が仕事を休んで相談に乗ってくれたりするのに、登園拒否は子どもが泣こうが叫ぼうが、園の先生に受け渡すことに違和感があり、考えてみましたが、

 

登園拒否をイチイチ気にしていたら、わがままになる!

 

という声が聞こえてきそうですが、単に聞き入れるだけではなくて、

 

それでは、どのレベルまでなら、子どもが頑張れるのかを考えるのが、保育者の仕事ということになると思います☺

 

やっぱり、保育は、無理なく、個々の発達の段階に応じて頑張ることが出来る環境を用意する!

 

ということに尽きるかなって思いました☺

 

その積み重ねが将来、自信や生きる意欲になっていく、、のではないかなって。

 

もっと、乳幼児期の子どもの人権や人格を社会全体で大切にしないといけない!という、根本の問題があるのかもしれませんね、、😓

 

 

補足:子どもの中には、切り替えが難しかったり、見通しが持てず、不安や緊張がある場合もあります。そのような場合は、見通しが持て、安心出来る場所であることを少しずつ理解していけるようにしていく必要があります。

〈参考:理想の慣らし保育について〉

【保育のねらい(慣らし保育)】慣らし保育の理想の対応方法とは?!
慣らし保育の方法や意義について考えてみました。

 

 

 

最後まで、【保育のねらい(登園拒否)】登園拒否は、登校拒否よりも深刻ではない?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺

もしご意見、ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しいです☺☺

 

 

〈保育所などで困っている子どもの保育方法集 ここま〉

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