こんにちは☺ 子どもの味方を増やしたい!子どものみかたブログです!
いつも応援して頂き、ありがとうございます☺
(3月は自殺対策強化月間になっています。)
そこで、全国の自殺率の違いから、保育を考えてみようと思います!
生きる意欲を失う原因は何で、それを克服し、生きる意欲を保育で育む方法はあるのでしょうか?
自殺率の低い街
2021年に厚生労働省が発表した自殺率の低い街のベスト3は、以下のとおりです☺
これらの街が自殺率が低い理由は、何でしょう。次のようなことが挙げられます☺
以上のように、自然に囲まれて暮らし、地域の人たちが協力し合い、健康に関する施設が充実していることが、自殺率が低い理由の一つだと言えます☺
0にすることは難しいのかもしれませんが、自死を遠ざけるヒントにはなるのではないでしょうか☺
では、反対に、生きる意欲を失う原因は何なのでしょうか?
生きる意欲を失う原因
厚労省の発表によると、自殺する原因は以下のように分類されています。
1. 人間関係の問題
自殺する原因として最も多いのが人間関係の問題です。例えば、家族や友人との関係が悪化したり、恋人や配偶者との別れ、職場でのトラブルなどが挙げられます。
2. 精神的な疾患
うつ病や不安障害などの精神的な疾患が自殺の原因となることがあります。これらの疾患によって、患者は自分自身や周りの人々に対して否定的な感情を抱くことがあります。
3. 経済的な問題
貧困や失業、借金などの経済的な問題が自殺の原因となることがあります。これらの問題によって、人々は生活に困窮し、将来に対する不安や絶望感を抱くことがあります。
4. 身体的な疾患
身体的な疾患が自殺の原因となることがあります。例えば、病気による苦痛や障害、治療が長引くことによるストレス、重病や末期疾患による絶望感などが挙げられます。
5. 不適切な対処方法
自殺を考える人々は、自分自身や周りの人々からの支援を受けることができず、自分自身で問題に対処することができない状況に陥っていることが多いとされています。そのため、自分自身で対処方法を見つけられず、自殺を選択することがあるとされています。
わかりやすくいうと、生きる意欲を失う原因は、
ということが考えられます😓
これらを幼児期の保育で解決する方法は、ありますでしょうか?もしあったとしたら、どのような保育になるのでしょうか☺
保育で出来ること
自殺率の低い街からヒントを得た保育を考えると、以下のような取り組みが考えられます☺
1. 自然体験を積極的に取り入れる
保育園や幼稚園で、子どもたちが自然に触れ合う機会を増やすことが大切です。例えば、園庭に植物を植えて、子どもたちが育てた野菜を収穫して食べたり、近くの公園や山へ遠足に行くなど、自然の中での遊びや学びを取り入れることができます。
2. 地域との交流を促す
保育園や幼稚園がある地域の人たちとの交流を積極的に行うことで、地域とのつながりを深めることができます。例えば、地域のお祭りに参加したり、お店に遊びに行ったり、地域の施設を見学するなど、地域の人たちと交流する機会を増やすことが大切です。
3. 子どもたちの健康管理に力を入れる
子どもたちの健康管理にも力を入れることが大切です。例えば、保育園や幼稚園で適切な食事を提供し、運動不足にならないように運動を取り入れたり、定期的な健康診断を行ったりすることができます。また、保護者との連携を密にして、子どもたちの健康管理に取り組むことも大切です。
以上のような取り組みを通じて、自然に触れ合い、地域とのつながりを深め、健康管理に力を入れることで、子どもたちが心身ともに健やかに成長することが期待されます☺
生きる意欲を失う原因を克服する保育を考えると、
次に、人間関係の問題、精神的な疾患、経済的な問題、身体的な疾患、不適切な対処方法を克服するためには、保育において以下のような取り組みが考えられます☺
1. 社交性を育む
保育園や幼稚園では、多様な年齢・性別・出身地域などの子どもたちが集まり、一緒に遊ぶことで社交性を育みます。子どもたちは自然にコミュニケーションをとり、友情を育んでいくことができます。協働や協力をねらいにした保育を重視します。
2. 感情の表現・共有を促す
子どもたちは、感情を表現することが苦手な場合があります。保育園や幼稚園では、感情を表現する場を設け、子どもたちが自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを理解したりすることを促します。感情の表現・共有ができるようになると、自分自身や周りの人々との関係が良好になり、ストレスを軽減することができます。個々の子どもの主体性を大切にして保育をします。
3. 自己肯定感を高める
子どもたちは、保育園や幼稚園で自分自身の能力を評価され、「あなたには、~のような素敵なところがあります」というような、肯定的なフィードバックを受けることで自己肯定感が高まります。自己肯定感が高い子どもたちは、自分自身や周りの人々に対してポジティブな感情を抱くことができ、自信を持って日々の生活に取り組むことができます。ストレングスマップを作製し、子どもたちの長所を理解して保育をします。
4. 心身の健康を保つ
保育園や幼稚園では、運動や食事、睡眠などの健康管理に力を入れます。健康的な食事や十分な睡眠をとることで、身体的な疾患を予防することができます。また、運動をすることでストレスを解消し、精神的な健康を保つことができます。個々の子どもの能力に応じて、楽しく運動が出来る環境を設定します。
5. 支援の提供
保育園や幼稚園では、子どもたちが抱える悩みや問題に対して、保育士やカウンセラーが支援を提供します。子どもたちが自分自身で問題を解決することができない場合は、適切な支援を受けることで解決することができます。保育園や幼稚園では、子どもたちが健やかに成長するために必要な支援を提供することが求められます。また、周囲に気付いてもらえない場合、自分から自分の抱えている悩みや問題について、他者にわかってもらえるようにするという力も必要です。誰しも欠点があり、間違いや失敗することもあることを子どもたちに伝え、自然に人を頼ったり協力する雰囲気を作ります。
〈手伝ってと言えるようになる前に必要なこと〉
以上のような取り組みによって、保育園や幼稚園で子どもたちが健やかに成長することができ、リスクを軽減することが期待できるかも☺
保育者は、子どもたちが抱える問題に敏感になり、子どもたちが必要とする支援を提供することが重要です☺
〈子どもが幸せになるための保育〉
〈子どもが困らない世界 困っている子どもの保育集〉
ここまで【保育のねらい(生きる力)】自殺率の低い地域ってどこ?!その理由を保育に活かすことは出来る?!をお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺
もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと、とても嬉しいです☺
また、共感いただけましたら、SNSなどで共有して頂けましたら、さらにモチベーションになります☺
ご意見・ご感想など 子どものみかたブログ読者の方から頂きましたご意見などです。