こんにちは☺
ふと、今の高校生の様子ってどんなだろう、、と少しだけ調べてみたら、、
高校生の現状
文科省のHPの高校生の子どもの発達のところで、
青年中期(高等学校)
とあって、重視すべき課題として、
- 人間としての在り方生き方を踏まえ、自らの個性・適性を伸ばしつつ、生き方について考え、主体的な選択と進路の決定
- 他者の善意や支えへの感謝の気持ちとそれにこたえること
- 社会の一員としての自覚を持った行動
などと書かれていました。
後半若干、上から目線だなあと思いましたが、、😓
最初の評価に対するねらいは、今の学校のクラス編成や校則、教育内容などの環境では、とても難しいのではないでしょうか。
そして現状の保育所で出来そうかな?と振り返ってみると、
それもまたなかなか難しいのではないでしょうか。
以前のブログでも書かせていただきましたが、
幼児期は社会性や情緒の成長の基礎になるはずですので、
考えることを放棄する、刹那的であるということは、
そうならないためには何が必要だったのでしょうか?!
一言で言うと、今の高校生は希望が持てない!ということなのかもしれません。
希望の意味をあらためて調べてみると笑
簡単に言うと、将来へのポジティブな予測を持つということになりますでしょうか。
それは自分なりに頑張ったら叶う、自分が望んだら周囲が応えてくれるというような経験の積み重ねから、内面に形成されていくものなのかもしれません。
保育所の現状
それを今の保育所で叶えようとしたら、どうなるでしょうか?
国の定める、保育士配置最低基準を確認いたしますと、
となっています。
京都市など、独自に自治体基準が設けられている地域もありますが、
個々の子どもの主体性が大事にされ、頑張れば叶う!とか、期待すれば応えてくれる!という経験を積み重ねることは、とても難しいように思います。
家庭の現状
また、一方家庭ではどうかというと、
子育て世帯の22,2パーセントが年収400万円以下となっています。
そして400万円から500万円が14,6パーセントとなっています。
4割弱の世帯が500万円以下で過ごしていて、共働き率は60パーセントを超えています。
300万円以下が11,1パーセントいらっしゃることも見逃せないと思います。
生活することに精一杯な環境の子どもたちは、はたして将来に希望を持てるのでしょうか?
また、生活することに必死で、両親が子どもに向き合える時間も気持ちの余裕も持ちにくいと思われます。
家庭でも頑張れば叶う!とか期待すれば応えてくれる!という経験を積み重ねることが、難しいのではないかと思ってしまいます😓
そのような学校や保育所、家庭環境で育った子どもたちに、
高校生の気持ち
現状の子どもが育つ環境をみると、高校生が考えることを放棄したり、刹那的になるのはわからないでもないと思います。
私自身を振り返ってみても、社会に出る不安を実感してくる不安定さもあると思いますが。。
そういう社会状況って、今は簡単に情報も入ってくるでしょうし、感じやすいのかも?!
あと最後に、仲間内で固まり、それ以外に関心や意識が向かないとも書かれていますが、私は1人でも仲間が居るということが生きていく上でとても大切だと思っていて、自分の好きなことや興味のあることで簡単に繋がれるようになったことはとてもいい時代だと思っています。
それだけ、生きがいを誰かと共有する機会が、昔よりも増えたということなのかもしれません。
そんなねらいも保育所や学校にはさらに求められているのかもしれませんね☺
最後まで【保育のねらい(意欲)】今の高校生はなぜ考えることを放棄したり刹那的になるのか?、をお読みいただきまして誠にありがとうございました☺
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