これから保育現場で活躍される、新人保育士の皆さんには
本当に、
それにこれまでの保育士のように保育が全て!のような生き方ではなく、
家族や友人、趣味などの私生活も大切にしてほしいです!
私生活の充実がまた保育に還元されると思っています。
それが可能な職場を選んでほしいと思っています。
長く保育士を続けられる条件
私自身の経験から、長く保育士が続けられるそのための条件は、
これらが大切だと思います。
でも、
残念ですが、全てをクリアーしている保育現場はあまりないかもしれません😓
他の業界と比べると、それはとても異常なことなんです。
例えば
一般企業の残業時間は民間調べでは月20,8時間となっています。
そして保育所の残業時間は月4時間となっています。
あれ、とても少ないよね!?
これは純粋な残業時間ですので、残業代が支払われた時間です。
逆に言うと、月に4時間程度しか支払われていません。
残業代が支払われないサービス残業になると酷い園は月30から40時間になるところもあります。
保育業界に一度入ってしまうと、それらが当然であるかのように日々進んでしまいます。
保育施設の運営者も責任者である園長も、いまだにサービス残業を問題として感じていないことも珍しくありません😨
保育現場の悪しき習慣
これまでの保育現場は長年、個々の保育士の自己犠牲によって支えられていました。
これらは保育士だからと言って我慢しないといけないことでは当然ないです😓
他の業界を見ても、このような業界はあまりみられないのではないかと思います。
給料的には、
全体平均と100万円以上の差があります。この収入では家族を持ち、生活をしていくのはかなり厳しいのではないかと思います。保育士で家族を持ちたいのであれば、共働きが前提になると思います。
これは国にお願いをして、保育所の委託費での人件費の割合を上げていただくしかない!かなと思います。
社会情勢に合わせて、少しずつ上がってはいますが、、
また、国の方針として、過労病や過労死が問題視され、働き方改革により一日2時間以上の残業を規制するようになりました。
それなのに、保育現場だけは別世界のようです。
でも、これまでこのような働き方が意識が高く、優秀な保育士と評価されたり、子どものためなら自分の生活や健康を犠牲にして当然だという価値観になっていました。
本当に悪しき習慣です。
私も体調を崩すまで働いてきましたので、正直後悔もしていますし、次に続く保育士のためにならなかったという反省もあります。
保育現場選びに必要なこと
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ネガティブな話ばかりになって、大変申し訳ござません汗
保育現場の求人を選ぶ際に注意していただきたいことは、
残業なし!休憩あり!有給休暇あり!と当然のように記載して、
実際に現場で働くと長時間残業、休憩なし!が当たり前だったりします。
そのような嘘の求人の記載をする園が子どもに何を教えられるのかなと思ったりします、、
ですので、これから保育現場で働く方は、
まず
ことをお勧めいたします。
例えば、
『休憩は必ずほしい!』と思っていたら、
などと、率直に聞いて確認をしてください。
そういう質問をする応募者をその時点で不採用にする保育現場も正直あるかもしれません。
でも、
我慢を強いられますので、長続きしないと思います。
でもこれらの問題を問題意識として強く感じ、改革をしたい新しい保育の運営者が少しずつ現れてきています。
なので、今後は少しずつかもしれませんが改善されていくと思います。
将来の保育のニーズと反省
あとは、
子どもが少なくなりつつもこれまでは共働きの増加によって、保育所のニーズが増えてきたのですが、
それも頭打ちになり、それ以上に子どもが減りつつあります。
ですので、保育所自体のニーズは減少傾向になるかもしれません。
しかし、私は保育所最低基準は近い将来改善されると思っています。
というのは、学校は試験的に25人学級が導入されています。そしてその効果も確かめられたようです。
ですので、保育所の保育士配置の基準も、
例えば
の基準は近い将来改善されると思っています。
そうしないと、これは意外と思われるかもしれませんが、
のです。
これは長年基準が改善されていないことも含めて、多くの現場の保育者が訴えているところです。
さすがに小学生よりも酷い基準であるというのは問題視されるようになると考えています。
そうなると、保育士のニーズは増えるんだろうと思います。
人件費一部補助 文京区
広島市 令和7年度から3歳児を15人に1人の保育士に検討
国の大型施設対象4,5歳児 保育士増員 補助金政策
全国知事会 保育士配置基準改正の要望
あまりにスモールステップ過ぎですが、、😓
方向は間違っていないのかなと。
異次元の予算なり子ども真ん中社会なりで、子ども家庭庁の看板を掲げるくらいですので、いつかブーストがかかるのでは?!という、淡い期待を持っているのですが、、😓
それが少子化の進み具合と、少子化対策で子どもの減少が反転する可能性と、保育士の配置基準の改正と相まって、どのくらいの保育士のニーズになるのかは正直私にはわからないのですが、
保育所以外の保育現場も含めて、全く保育士のニーズが無くなったり、保育士として働くことがかなり狭き門になることはないのではないかと思っています。
また最近、独立した保育士の方がベビーシッターとして活躍されるケースもとても増えてきました。
私の勝手な希望的推測で絶対とは言えませんが、、
でも、上の年代の運営者や園長、保育者が年齢的にも次々に引退されたり、退職されていく時期が来つつあると思われますので、次の世代の新しい考え方を持つ方に引き継がれる可能性は高いと思っています。
過去の保育を全て否定するものではないのですが、新しく保育業界に入ってこられる方々には、長年保育をしてきた身としましては、大変申し訳ない気持ちがあります。
今後の期待
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でも、先ほども申しました通り、保育にも希望はあると思っています。
何事にも代えることのできない魅力があります!
子どもは未来そのものです!
そして、たくさんの喜びを子どもたちからもらえる仕事でもあります☆
保育現場もいろんな意味で変わらなくてはいけない時期に来ています。
運営者や園長、ベテランの保育士の中には、これまでのやり方を手放せないタイプの方も居ます。保育の根拠に基づかない、上からの力関係を利用しての保育もいまだに残っている保育所があったりします。
それでも、私はこれからの新しい保育士の方は学校や資格試験勉強で学んだ、子どもに寄り添った保育をしよう!という意欲がとても強いと感じています。
これからの新しい保育士が中心となって、
保育を盛り上げ、働きやすく活き活きと保育士として、人として生きていくことが出来る保育現場を築いていってほしい!と思います。
これからもずっと応援しています!!
ここまで【新人保育士のために】保育の現実と今後の期待とは?をお読みいただき、誠にありがとうございました!
もしご質問やご要望などございましたら、コメントからお気軽にご連絡頂けたらと思っています。
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